わたしはかもめ2002年鴎の便り(7月)

便

7月23日

千葉ロッテ5−2オリックス(千葉マリン)

ロッテは、1点リードされた7回、立川の適時打で追いつき、8回、福浦の2点適時二塁打などで3点を勝ち越す。最後は小林雅が締めてリーグトップの19セーブ目。14連続セーブで今季自身が持つパリーグ記録をさらに更新した。先発・清水直は粘り強い投球で8回を投げ8勝目。ロッテは5試合連続の逆転勝利。5試合連続の2ケタ安打で今季2度目の5連勝。

123456789R
オリックス0010001002
千葉ロッテ01000013x5
小林雅
「(3点差がついて)1発を食らってもいい状況いなったから。調子はまあまあ。変わりなしです。」

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最多タイ5連勝

5試合連続の逆転勝ちで今季最多タイの5連勝。決勝点は右中間を破った堀が一気に三塁を狙い、中継ミスを誘った。盗塁も3とよく走っている。

「打ったのはストレート。サードまで行けると思って行った。勢いを止めないようにしたかったので良かった。」
山本監督
「連勝?それより内容がいい。やろうとしたことをやっている。前半戦の借りを返さないと。やるしかない。」

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5連勝…小林雅が自らのパ記録を14に伸ばす連続試合S[サンスポ]

プロ15年目の堀が左中間を転がる打球を見ながら三塁に滑り込む。この“爆走”がオリックス守備陣の送球ミスを誘い、ベテランは決勝のホームを踏んだ。

この8回の勝ち越し場面をブルペンでじっと見ていたのが守護神・小林雅。勝てばチームは5連勝。「いつも以上に気合が入った」と9回のマウンドに立った。セギノールを3球三振に仕留め、進藤に中前に弾き返されたが、日高を二ゴロ併殺斬り。自らのパ・リーグ記録を14に伸ばす連続試合セーブで歓喜の輪を作った。

小林雅
「体調が悪く、点差があるときは1発食らってもいいや…と思うときもありますが、とにかく集中することだけを考えています。」

守護神の数字はチームの勝ち星に直結する。山本監督が望む「日本記録(元横浜・佐々木の22)を更新して欲しい」が実現すればロッテが後半戦の台風の目になる。

◇清水直が3連勝で8勝目

8回2失点の清水直が3連勝で8勝目を挙げた。「直球が走っていたので、いい感じでフォークボールと組み合わせられた」。先発で4点以上を失ったのは今季3度だけ。安定している右腕は「中継ぎに休んでもらうためにも、いつもいけるところまでいきたいと思っている」とリリーフ陣を思いやった。

◇三塁狙った堀が悪送球誘い一気に生還

同点の8回、中越えの打球で三塁を狙った堀が、中継した進藤の3塁悪送球を誘い一気に生還。「チームの連勝の勢いを止めたくなかった」と興奮気味に話した。ロッテはこの日も3盗塁と、チーム全体が走塁に積極的。すべて逆転勝ちによる5連勝に、山本監督は「内容のいい試合で連勝ができているのがいい」と選手を持ち上げた。

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清水直、最速151キロ8勝目[スポニチ]

清水直が8回2失点の好投で8勝目。チームの5連勝に貢献した。最速151キロを計時した直球で押しまくり、要所で高速スライダー、フォークを生かした。9連戦の8戦目ということもあり、清水直は「自分も経験しているので、中継ぎの大変さは分かる。いけるところまでいこうと思った」と粘りの投球を強調。山本監督も「前半は嫌なムードだったけど(清水)直がよく踏ん張ってくれた」と絶賛。5連勝全てが逆転で、打線は2ケタ安打と絶好調なだけに機嫌がよかった。

小林雅
「7回から肩をつくりはじめて、あとはキャッチボール程度で待機していた。調子はまあまあです。」(14試合連続セーブ)

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