わたしはかもめ2002年鴎の便り(7月)

便

7月26日

西武3−2千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテは、6回に堀の適時打で逆転するが、西武が、7回、1死二塁から松井が21号2ランを放ち逆転。2番手・星野が1999年5月29日以来の勝ち星。西武は3連勝で今季最多の貯金24。2位近鉄とのゲーム差を7に広げた。ロッテは9安打を放ったが11残塁で2点にとどまり、連敗で借金14。

123456789R
千葉ロッテ0000020002
西武10000020x3

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小林宏逆転被弾

6回に堀の2点適時打で逆転したが、2番手・小林宏が7回に松井に再逆転の2ランを浴びた。打線も、9回のチャンスに諸積がバント失敗するなどチグハグ。

小林宏
「(松井への当たりは)スライダーが抜けた。調子が良いとか悪いとかマウンドに上がった以上、言っていられない。野手の人に申し訳なくて…。」
山本監督
「(小林)宏之は信頼しているし、それまで強気に攻めていたが…。松井で勝負するかしないか、こっち(ベンチ)も中途半端になってしまった。」

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響いたバントミス

「雑だよ雑」。山本監督は9回の諸積のバント失敗を聞かれてこう答えた。結局、2ストライクから打って出てレフトフライに終わった。続く小坂にライト前へヒットが出た。

平野ヘッドコーチ
「初回や2回でバントを決めても、あの場面でしっかり決めないと…。」
諸積
「空振りしてるようでは…。」

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雑![スポニチ]

西武を上回る9安打を放ちながら拙攻が響いてロッテは1点差負け。特に2度の送りバント失敗が痛かった。0−1で迎えた6回無死一塁では4番・立川にバントさせたが三飛。2−3の9回無死一塁では諸積が1球目をファウル、3球目を空振りの末に最後は左邪飛。好機を広げることができなかった。山本監督は「雑だよな、雑」と手痛いミスを嘆き、松井に浴びた決勝弾を「残念」と悔やんだ。

小林宏
「スライダーが抜けた。調子がいい悪いと言ってる場面じゃない。野手に申し訳ない。」(松井に決勝2ランを浴びて4敗目)

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