わたしはかもめ2002年鴎の便り(7月)

便

7月28日

西武0−4千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテは、1回、福浦のソロで先制し、6回にも福浦の適時打で1点を追加。7回には2つの敵失、9回には酒井の適時打で各々1点を追加した。

123456789R
千葉ロッテ1000011014
西武0000000000
ミンチー
「ピンチでも思った所にボールが投げられた。左打者にはカットボール、右打者にはツーシームが効いていたね。」

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福浦意地の1発

前日の試合で後頭部に死球を受け退場した福浦が意地を見せた。患部にできた大きなコブが痛々しかったが、先発を志願。初回の第1打席で、恐怖心を振り払い、西口からライトに運ぶ先制の5号ソロを放った。6回にも左中間へタイムリー二塁打を放ち、2安打2打点の活躍。

福浦
「とりあえず、最初の打席では、初球から振っていこうと思っていました。怖さは感じなかった。怖さ?あったら野球はできません。」

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死球なんの…ロッテの福浦が先制アーチ[サンスポ]

前日(27日)、右側頭部に死球を受け、この日の出場が危ぶまれた福浦が先制アーチとタイムリー二塁打を放った。「内角球に対して恐怖感があったら野球をやっていられなくなるので初球から思いきって行こうと思った。ホームランはたまたまです」。謙遜するヒーローに、山本監督は「ガッツがある。よくやってくれた」と最敬礼。

初芝
「自分らしいバッティングを心掛けてきた結果がこういう数字になった。これからも頑張りたい。」(プロ野球史上39人目の300二塁打)

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福浦5号に貴重な追加点、借り倍返し[スポニチ]

福浦がバットで“借り”を返した。初回に先制の右越え5号ソロに続き、6回にも左中間適時二塁打で貴重な追加点を奪った。「打席で怖さはなかった。あったらこれから野球をやっていけないでしょ」。27日は張誌家から頭部に死球に受け、そのまま病院へ直行。だが「異常なし」と診断され宿舎に戻ると、山本監督に出場を志願した。「よく試合に出てやってくれた。ガッツがあるよ」と指揮官は同一カード3連敗を阻止した男を褒めちぎった。

初芝
「あと1本が長かったが、やっと出たね。今まで自分らしい打撃を追求してきた結果。」(初回に通算300二塁打を達成)
ミンチー
「ピンチでは思ったところにボールがいった。投手が内角を攻めるのも、当てられた打者が怒るのも当然だ。」(7勝目。2回にはカブレラに死球を与え、睨み合う場面も)

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初芝が通算300の二塁打

初回、西口から二塁打を放って達成。プロ野球39人目。初二塁打は、1989年6月4日のオリックス10回戦(西京極)で記録している。

初芝
「やっと出ましたね。自分らしい打撃を心がけた結果が、この数字になったと思います。一説には、足が遅いからスリーベースが全てツーベースになっているからだとも言われていますが(笑)。」

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シコースキー来日初セーブ

8回途中からマウンドに上がったシコースキーは、1回2/3を投げ、無失点でセーブが記録された。今シーズン、小林雅以外の投手のセーブも1つ目となる。

シコースキー
「初セーブ?知らなかったよ。垣内の大きいのを打たれてドキッとしたけど、チームに貢献出来てよかった。」

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