わたしはかもめ2002年鴎の便り(8月)

便

8月5日

千葉ロッテ6−3福岡ダイエー(千葉マリン)

1点を先制されたロッテは、2回に立川、椎木の連続二塁打で逆転。3回にもメイが34ランを運ぶと、5回途中から好救援した川井から小刻みな継投で逃げ切った。川井は2勝目。小林雅は17試合連続の22セーブ目。

123456789R
福岡ダイエー0100200003
千葉ロッテ02300001x6
小野
「情けないの一言です。」
小林雅
「何点差があっても抑えるだけ。ボクがいてチームがいる。」
山本監督
「立川の打順は下げたんじゃない。(調子が悪く)勝手に下がったんだ。」

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川井、母に贈る2勝

3番手川井が好救援で2勝目。2点リードの5回2死満塁で登場。松中をスライダーで空振り三振に仕留めると、7回まで打者7人を完ぺきに抑えた。7月17日、母美矢子さん(享年54)が亡くなったが、供養の1勝となった。

川井
「母のためにも頑張りたかった。ウイニングボールは実家に届けます。」

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川井が亡き母に捧げる今季2つ目の白星[サンスポ]

「白星が何よりの供養」と先月17日に他界した母・美矢子さん(享年54)の霊前に誓っていた川井が、そのウイニングボールを天国の母に届けることができた。2点差に詰め寄られた5回2死満塁のピンチに登板。松中を空振りの三振に打ち取り、今季2勝目が転がり込んだ。「早速、実家に送ります」と小林雅から手渡されたボールを大事そうにバッグにしまった。

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7番・立川、同点打&ダメ押し弾[スポニチ]

ここまで4勝12敗と大きく負け越していたダイエーを力で押し切った。「立川の安打ですぐ1点返してチームが乗ったね。サブローの守備も素晴らしいし、川井も素晴らしい。椎木も大きいし…」と山本監督は殊勲者の名前を次々にまくしたてた。1点を追う2回に左中間へ同点二塁打、8回にはダメ押しの中越え6号ソロを放った立川は「なかなか追加点が取れなかったから何とかしたかった」。7月27日まで23試合連続で4番に座り、この日は7番に下がったが、指揮官の期待に見事応えた。

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ボーリック退団へ

ボーリックの今季限りでの退団が5日、決定的となった。6月4日に左ひざ痛で1軍登録を抹消されリハビリ中だが、新たに右肩痛も発覚。後半戦の1軍再昇格も微妙で、年齢的な問題もあり再契約は難しくなった。ロッテ浦和球場での2軍練習を早退したボーリックは、千葉マリン球場を訪れ山本監督、川北球団代表と会談。遠征用ユニホーム、スーツケースなどを持って球場を引き揚げた。

川北代表
「(シーズン途中での解雇・帰国について)ありません。監督の言うことを聞いてけがを治せと言っただけです。」

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