わたしはかもめ2002年鴎の便り(8月)

便

8月9日

千葉ロッテ3x−2日本ハム(千葉マリン)

ロッテが2−2の延長10回、2死二、三塁から芝草の暴投でサヨナラ勝ちし、4連勝。この回、連続四球で一、二塁。代わった芝草のボークで二、三塁と動き、諸積への3球目が暴投となった。

12345678910R
日本ハム01000000102
千葉ロッテ0001100001x3x

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4連勝…ボークと暴投で“珍勝利”飛び込む[サンスポ]

「こんなこと初めて」と山本監督は笑いが止まらない。延長10回、1死一、二塁で代わった芝草が大塚の5球目にボーク。さらに大塚三振の後、諸積の4球目に暴投を演じた。小躍りしながら福浦がサヨナラのホームを踏んで4連勝。「こういうことがないと連勝はできない」。指揮官は笑いを堪えるのに必死。

◇小林雅の連続試合セーブ17で途切れる

守護神・小林雅は1点リードの9回に登板したが、スクイズで1点を取られ、連続試合セーブが17で途切れた。それでも、チームの勝利に「連続試合は興味なかったので、記録が途切れたことはいいんですけど、(スクイズされたのは)ボクの失敗」とサバサバしていた。

諸積
「ヒットを打って決めたかったけど、思っていただけで終わってしまった。」(延長10回の打席でサヨナラ暴投)

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ラッキー4連勝[スポニチ]

意外な幕切れだった。10回だ。2四球とボークで2死二、三塁とし、芝草の暴投でサヨナラ勝ち。山本監督は複雑な表情を浮かべながらも「メイもよく粘ってくれたし、こういう試合もたまにはいい」と4連勝の喜びは隠し切れない。1点リードの9回に同点に追いつかれ、連続試合セーブが17でストップした小林雅は「記録については興味がないので…。風を読めなくて失敗しました」と投球自体に納得がいかない様子だった。

諸積
「ヒットを打って決めてやりたかったんだけど、思っているだけで終わった。チームの流れはいいけど、僕の流れは止まっているので頑張る。」(自らの打席でサヨナラ暴投。ヒーローインタビューに呼ばれるも、お立ち台に上がらずにインタビュー)

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4位ハムに1差

サヨナラ勝ちで連勝を4とし、4位日本ハムに1差と迫った。延長10回2死二、三塁。諸積の3球目が暴投となり、ゲームセット。この回も無安打で得点を挙げた。

諸積
「ヒットを打って決めようと思ったのに終わっていました。」
山本監督
「こういう勝ち方もしないと連勝はできんよ。」

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小林雅ストップ

小林雅の連続試合セーブが17で止まった。1点リードの9回に登場も、1死一、三塁から田中賢にスクイズを決められた。だが、10回のピンチも抑え、勝ち投手になり、試合後は選手のみんなに感謝していた。

小林雅
「記録は関係ない。風が読めなかった。」

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