ロッテが接戦を制し、連敗を5で止めた。7回に初芝が先制ソロ。同点の9回1死一、二塁から立川の適時打で勝ち越し、最後は小林雅が締めた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
6連敗を免れた山本監督は「5連勝のあとに6連敗する訳にはいかないからね」と、ホッとしていた。この夜の勝因として、真っ先に挙げたのが先発した渡辺俊。約3ヶ月ぶりに登録されたばかりで6回途中までを0点に抑えた。「先発要員として、入ってこられることは十分に分かった」と満足そうに話した。
ロッテが接戦を制して連敗は5でストップ。10日の日本ハム戦(千葉マリン)以来の白星に、山本監督は「5回勝った後に6回負ける訳にはいかない。ホッとしたよ」。9回に勝ち越し打を放った立川が「投手陣が頑張っていたので何とかしたかった」と言うように、約3ヶ月ぶりに1軍昇格したばかりの渡辺俊が6回途中まで無失点の好投。指揮官も「俊介があれだけの投球をしてくれていたし、とにかく選手がようやってくれた」と笑顔だった。
1点リードの9回、オバンドー、クローマー、林を三者凡退。23セーブ目をあげた。これで連続試合セーブポイントは両リーグ通じて単独3位の19に到達。近鉄・赤堀のリーグ記録21、横浜時代に佐々木(現マリナーズ)が挙げたプロ野球記録22は、手の届くところにある。