わたしはかもめ2002年鴎の便り(8月)

便

8月21日

千葉ロッテ7−5大阪近鉄(仙台)

ロッテが1発攻勢で逆転勝ちした。1回に3点を先制されたが、その裏、福浦の2ランで2点差。4回に渡辺正に2ランが出て逆転。5回にはメイの2ランで差を広げた。

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大阪近鉄3000000025
千葉ロッテ20022010x7

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加藤が自己タイ13K

8回3失点の加藤は自己最多タイの13奪三振で7勝目。中7日での登板。1回、鷹野と中村の本塁打で3失点と最悪の立ち上がりだったが、見事に立ち直った。

加藤
「三振は1球ずつ手丁寧に投げた結果。」

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3位ダイエーに5差接近…加藤が13奪三振で7勝目[サンスポ]

日大1年生のとき朝食当番なのに寝坊。ご飯を炊くのを忘れて丸坊主頭にされた。プロに入ってからも、時々、ルーズな一面が顔を出し、集合時間に遅刻して大目玉を食らっている。そんな呑気な加藤が、珍しく殊勝な気持ちになった。1回、いきなり鷹野に5号ソロを打たれ、さらに中村にも29号2ランを左中間席に被弾。その裏、福浦が2ランを打って盛り返したとき「自分の状態の悪さで、チームの流れを変えられない」と、ベンチから飛び出て、ブルペン同様の力の入った投球練習を開始した。

理由があった。「中7日だったので腕が軽いんですよ。今日は腕がよく振れていると思って投げたら2ホーマー。打たれた後で“オレは錯覚している”と気付いたんです」。ベンチ前で10数球、全力で投げた加藤は、2回に入ると別人になった。ストレートが伸び、カーブは切れ、コントロールもよくなった。2回の3者連続三振から6回までパーフェクト。そして8回まで“いてまえ打線”を手玉に取って、自己最多タイの13奪三振を記録して7勝目だ。

これには山本監督も「ヒヤヒヤさせないで最初っからやってくれよ、ホントに…。2ケタ?状態のいい時に戻ってきたので行けるでしょう」と、昨年は9勝止まりだった変身左腕の2ケタ勝利に太鼓判を押した。開幕11連敗で話題を呼んだチームも、気が付けばAクラス浮上も射程内(3位ダイエーに5差接近)。地味なロッテを侮るな!

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加藤、2年目で200奪三振[スポニチ]

中7日でマウンドに上がった加藤が8回を3失点に抑えて7勝目を挙げた。初回に3失点も、先発全員から三振を奪い自己最多タイの13奪三振。4回に中村から奪った6個目の三振が、2年目にして通算200奪三振となり「初回は肩が軽いから腕が振れてると勘違いしていた。点を取ってもらって開き直って投げることができた」。2回から6回はパーフェクトに抑えた左腕に、山本監督は「いい時の感じが戻ってきた」とご満悦だった。

◇小林20連続SP

守護神・小林雅が連続試合セーブポイントを20に伸ばし、近鉄・赤堀が保持するリーグ記録に王手をかけた。4点リードの9回1死一、二塁からマウンドに上がり、打者3人に対して1安打無失点。最後は代打・益田を138キロの高速スライダーで三振に仕留めた。リーグトップに並ぶ24セーブ目もマークし「準備だけはしておいた。次も打たれないように頑張ります」と自信を漲らせていた。

渡辺正
「僕が1軍にいていいのかなと思っていた。チームに貢献できていいアピールができました。」(4回の逆転2号2ランとプロ初盗塁をマーク)

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小林雅、連続20SP

4点リードながら9回1死一、二塁とセーブのつく状況から登板し、連続試合セーブポイントを20に伸ばした。近鉄の赤堀が持つ21試合連続セーブポイントのパ・リーグ記録まであと1と肉薄した。5月21日の日本ハム戦から3ヶ月かけて積み上げた数字だ。

小林雅
「突然の出番だったが、準備はしていた。今後も打たれないよう頑張るだけ。」

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