西武が今季2度目の9連勝でマジックを21に減らした。1点を追う3回、松井の適時打で同点。2死一、三塁からカブレラが勝ち越しの3ラン。続く和田もソロで、計5点をあげた。ロッテは今季5度目の5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
西武 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
西武戦6連敗。この3連戦はわずか2点しか取れず、勢いの差が出た。不振続きだった打線は8安打と復調の兆しを見せたが、3併殺が響いてわずか2点。山本監督は「走者が得点圏にいるときに打てないなら仕方がないが、そこに進める前にやられた」と悔しさを噛み締めていた。
久し振りの得点も実らなかった。2回2死一塁から諸積が先制の左中間三塁打。27イニングぶりに得点を奪ったが、逆転負けで5連敗だ。8安打を放ったが「長打力の差。(カブレラの)44本と(和田の)25本だろ。先制?1点だけじゃあ…」と山本監督。連続試合セーブポイントの日本記録に王手をかけている小林雅の出番もなく、指揮官は「うちのエースなんだから。もっと自信を持っていけばいいのに」と5失点の先発・清水直に苦言を呈していた。