ダイエーは、2回、城島のソロで先制。ロッテは、3回に堀のソロで同点に追いつくが、6回、バルデスが2試合連続の20号でダイエーが勝ち越し。代打・大道、井口の連続適時打でこの回3点を挙げロッテを突き放す。7回にも1点を取ったダイエーが、今季初の7連勝。ロッテは8試合ぶりの2ケタ安打を放つが、満塁のチャンスを3度も逃し、残塁は13と打線が繋がらず、開幕以来の7連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ダイエー | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
残塁の山。3回2死満塁、5回2死満塁で初芝が2打席連続遊ゴロに倒れた。6回の2死満塁ではメイが中飛に倒れるなど13残塁の拙攻。開幕11連敗以来、今季2度目の7連敗。
12安打を放ち、満塁のチャンスも3度あったが、いずれも点に結びつかず3得点の13残塁。「チャンスを作りながらピンチの状態。1本が出ない」と山本監督は大きくタメ息をついた。快調だった後半戦も、これで7連敗の20勝20敗。「明日から出直しだ」と必死に気を取り直していた。
ロッテは8試合ぶりに記録した2ケタ安打もむなしかった。5月6日のオリックス戦(神戸)に並ぶ今季最多タイの13残塁という拙攻の連続。開幕11連敗に次ぐ7連敗を喫した山本監督は「ボーリックとメイでいい形をつくったけど…。チャンスでピンチみたいな顔をしている」と2度の満塁機で凡退した初芝に厳しい言葉を投げ掛けた。4打数無安打で同じくブレーキとなった小坂にも「(凡退の)内容が悪い。淡泊すぎる」と指揮官は嘆いていた。