ロッテが8月3日以来の2ケタ10安打、12得点で連敗を7で止めた。1回に福浦の2ランとボーリックのソロで3点を先制すると、3回にもメイと堀の長短打で3点、5回にも2点、6回には3連続押し出しや初芝の犠飛で4点を追加した。ミンチーは7回を1失点に抑え、3年連続の2ケタ勝利。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ダイエー | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 3 | 0 | 3 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | x | 12 |
8月3日以来の2ケタ得点で8連敗を免れた。福浦が初回に先制の2ラン、5回にタイムリー二塁打と、2安打3打点の活躍。
立ち上がり制球が定まらず、1回だけで31球の苦しいピッチング。しかし、その裏、2本のホームランで3点の援護を得たミンチーは、2回以降は、ほぼ完璧なピッチングだった。ミンチーはこれで10勝目。来日5年目にして4度目の2ケタ勝利だ。
ミンチーの粘投が連敗を7でストップさせた。初回こそ3四球を与える不安な立ち上がりだったが、7回を4安打1失点に抑え、ロッテの助っ人では荘、ヒルマンに続いて3人目となる2年連続2ケタの10勝目を挙げた。リーグ最多の13敗を喫している右腕は「なかなか勝てなかったけどこれからもっと(勝ちを)上積みしたい」。山本監督も「バッテリーがよく粘ってくれた。いい形になったよ」と声を弾ませた。
4番に復帰して3試合目のボーリックが1回、5月21日の日本ハム戦以来の6号ソロを右翼席に打ち込んだ。36歳になった今季は極端な不振。6月4日に出場選手登録を外れ、3ヶ月近くも2軍で過ごした。「自分自身もこの1本で乗っていきたい」。遅まきながらの逆襲を誓った。
ロッテは1日、マリンスタジアムで編成会議を開き、ドラフト指名候補に大阪桐蔭高の西岡剛内野手、千葉・敬愛学園高の浅間敬太投手らをリストアップした。広野編成部長は「野手が欲しいが、大学も社会人も即戦力は多くない」と話しており、高校生中心の指名となる模様。