わたしはかもめ2002年鴎の便り(9月)

便

9月11日

オリックス3−8千葉ロッテ(GS神戸)

ロッテは、1回、福浦の2ランで先制。2回にオリックス進藤の適時打で同点に追いつかれるが、3回に福浦とメイの適時打で勝ち越す。4回に初芝のソロの後、5回と8回にも追加点を重ね、8−3で快勝。先発・井上は5回2/3を2失点の内容で、移籍後初先発を4年ぶりの勝利で飾った。

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千葉ロッテ2021200108
オリックス0200001003

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井上が4年ぶり勝ち星に「まだ信じられない」[サンスポ]

昨年限りで阪神を自由契約になり、新天地を求めた井上が今季初先発で初勝利。「まだ信じられない」と平成10年7月以来、4年ぶりの勝ち星に言葉を詰まらせた。5回2/3を7安打2失点。「投球内容もよく覚えていないほどです」。プロ9年目でつかんだ結果に酔いしれていた。

初芝
「内角高めの球に詰まったが、自分らしい弾道のホームランになった。」(14号ソロ)

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井上、愛妻の前で1504日ぶりの1勝[スポニチ]

昨年限りで阪神を自由契約となり、テスト入団した井上が史絵夫人が見守る中、今季初勝利を挙げた。5回2/3を7安打2失点。阪神時代の98年7月30日の広島戦以来、実に1504日ぶりの白星に「信じられないというか、嬉しいです。もう失うものは何もないと思い切り攻めた」と喜びを噛み締めた。試合前は「1回り持ってくれればいい」と話した山本監督だが、期待以上の好投に「当然ローテーションに入ってくるよ。良かったんだから次も投げればいいんだ」と大喜びだった。

福浦
「いいところで回ってきて結果を出すことができて良かった。」(今季12度目の猛打賞)

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小林宏、肩痛で登録外れる

小林宏が11日、右肩痛のため出場選手登録を外れた。12日、横浜市内の病院で精密検査を受ける予定。今季はロッテ投手陣で最多の50試合に登板し、6勝4敗。オールスターゲームにも初めて選ばれた。

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山本監督続投へ

山本監督の来季続投が濃厚となった。11日、重光昭夫オーナー代行が都内「来年も山本監督に続けてもらうつもりです」と明言した。

山本監督は今季が就任4年目。しかし、開幕11連敗など前半戦の不振が大きく響き低迷した。就任時から4位、5位、5位に続き、今季もAクラス入りは絶望的で、チーム、本社内で来季は新監督の声がささやかれたこともあった。

しかし、重光オーナー代行はじめ本社サイドは、エース黒木知はじめ主力が相次いで戦列から離れたことを考慮。また、後半戦に入って白星が先行するなど持ち直したことや、山本監督の若手育成力や球界内にもつ幅広いパイプを高く評価している。今季で契約が切れるが、長期的な視野に立ち山本体制継続の方向性を打ち出した。正式には10月初旬のシーズン終了前後に、重光オーナー代行と重光武雄オーナーの話し合いを経て決まる。山本監督の手腕については、重光オーナーも高く評価している。

また、重光オーナー代行は、今季の低迷はフロントにも責任があるとあらためて指摘。「トレードや補強も考えられたが、フロントの動きが悪すぎた。フロントの刷新ではないが、何らかのテコ入れは必要」と語り、フロント改革に乗り出すことも明らかにした。フロント人事については、これまでに「メジャーやアジアなどへの広い視野を持ち、野球をビジネスとしてとらえている方を選びたい」と、フロント整備に早急に着手する。

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