ロッテが打ち勝った。1点を追う5回に初芝の3ランなどで4点を奪い逆転。5回から登板の川井が4勝目を挙げ、9回を締めた小林雅は連続試合セーブポイントを29に伸ばした。ロッテは3連勝、日本ハムは3連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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日本ハム | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 |
千葉ロッテ | 1 | 1 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
小林雅が1点差の9回に登板、連続SP記録を29試合に伸ばし、昨年自ら作った1シーズン33セーブの球団記録にも並んだ。「(MAXが)153キロですか?たまたまですよ。いつものように投げただけです」と素っ気ない守護神に山本監督は「大したもんだよね。こっちは小林につなげることだけを考えている」と最敬礼だ。
守護神・小林雅が9回を3人で締め、自身の連続試合セーブポイント記録を29に更新した。1点リードの場面で登場し、最後の打者・奈良原の4球目には自己最速タイの153キロをマーク。「点差が詰まっていたのでいつもと同じでした」。昨年に並ぶ球団記録の33セーブ目を挙げた右腕に山本監督は「完璧だね。問題ないよ。とにかく雅につなぎたかった」と脱帽していた。
今シーズン初となるサブローとプロ入り初となる今江が2人並んでお立ち台に上がった。サブローは先頭打者ホームランを含む4安打1四球。今江は2本の二塁打で2試合連続の打点を記録した。
ロッテは礒恒之投手(26)、小林亮寛投手(23)、信原拓人内野手(26)、早川健一郎外野手(28)に戦力外通告を行った。礒、小林、早川の3選手は現役続行を希望し、他球団のテストを受ける。
メッツの監督を解任されたボビー・バレンタイン氏が、日本での監督復帰を熱望していることが2日、分かった。バレンタイン氏に近い関係者によれば、バレンタイン氏は日本復帰に強い意欲を見せているという。1995年に監督としてロッテを2位の好成績に導いたバレンタイン氏は、当時の広岡GMと対立し退団。1996年から率いたメッツでは今年の小宮山だけでなく柏田(現巨人)、野茂(現ドジャース)、吉井(現エクスポズ)、新庄(現ジャイアンツ)の日本人選手を積極的に獲得、起用してきた。