わたしはかもめ2002年鴎の便り(10月)

便

10月7日

ロッテ投手はカブレラと真っ向勝負[サンスポ]

ロッテ投手陣が14日の西武最終戦(千葉マリン)で、カブレラに正面から挑む。「優勝が決まった今、お客さんの楽しみは個人記録。そのお客さんの楽しみを潰したくない」。山本監督は、レオのバズーカ砲との真っ向勝負を指令した。

だが、打たせる訳にはいかない。今季、ロッテ戦のカブレラは82打数34安打、打率.415、25打点、13本塁打。「内角高めを突いて勝負球は外角への変化球というように、カブレラが弱点にしている組み立てになる」と袴田バッテリーコーチは青写真を描く。

先発が予想されるのはミンチー。17勝でハーラーダービー・トップの近鉄・パウエルに2差だけに、逃げのピッチングはしない。「弱点を突いて打たれるのなら仕方がない。打たれたら名誉と思って強気に行きます」と女房役の清水将。正々堂々の真っ向勝負、最後に笑うのはどちらか?

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黒木知「日に日によくなっている」[スポニチ]

右肩痛のため2軍調整中の黒木知が、コスモス・リーグに登板する可能性が出てきた。ここのところ連日50球前後の投球練習を行うなど調子は上向き。直球のスピードも140キロ近くまでアップし「日に日によくなっている。段階を踏んでいけばコスモスの最後の方に投げたいと思う」と意欲を口にした。今後はフリー打撃、シート打撃に登板して約1年3ヶ月ぶりの実戦マウンドに臨み、来季復活への第1歩を踏み出す。

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井上獲得へ

ロッテが交換トレードで、中日・井上一樹外野手(31)の獲得を目指していることが7日、明らかになった。7日現在でチーム本塁打は95本とリーグ最少のロッテ。主砲のボーリックは極度の不振で今季限りでの退団が決定。メイもここまでチームトップの21本を打っているものの、慢性的な長打力不足は深刻で、打線のテコ入れは急務となっている。そこで、2000年には11本塁打するなど、パンチ力に定評がある井上に白羽の矢を立てた。球団では中日側の要望も考慮し、橋本将捕手(26)、プラス1選手の2対1か、または、佐藤幸彦外野手(34)との1対1の交換プランを用意。交渉が成立次第、シーズン終了を待って発表したい考えだ。

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