10月9日10月9日近鉄は、1回、ローズの適時二塁打、中村の2ランで計3点を先制。6回にメイの適時打で1点を返されるが、8回、前田、藤井の連続適時打など打者9人の猛攻で4点を追加。9回には吉岡の2ランを放ちダメ押し。ロッテの先発ミンチーの連勝は6でストップ。ロッテの7年連続の負け越しが決定した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大阪近鉄 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 9 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
17勝のパウエルを追いかける15勝のミンチーだったが、立ち上がりを攻め込まれ、3点を先行された。2回以降は粘り、7回まで追加点を与えなかったが、打線の援護が得られず、8回に一挙に4点を失い勝利が遠のいた。山本監督は、最後まで先発を通すことを明言し、これで、残りの日程から最多勝が難しくなった。もちろん、ミンチーもそれを望んでいるし、納得もしている。
ハーラートップの近鉄・パウエル（17勝）を2差で追っていたミンチーが1回、ローズにタイムリー、中村に2ランを打たれ負け投手。最多勝は絶望的になった。「2回以降は粘りのピッチングができたけど、1回の中村さんに打たれたホームランが全て」と肩を落とした。
ミンチーが7回1/3を7失点で16勝目を逃し、最多勝の夢が消滅した。初回、8回と2度の大量失点。先発はあと1試合だけで中継ぎ登板の予定もないことから、17勝の近鉄・パウエルに追いつくことは不可能となった。だが、ミンチーは「今日は失投が多かったから仕方ない」とサバサバ。山本監督も「1年間ローテーションを守って200回投げただけでタイトルのようなもの」と称えていた。
9日、パ・リーグは理事会で、11月10日に行なわれるパ・リーグ東西対抗（静岡・草薙）の出場選手を発表した。
| 位置 | オール・イースト | オール・ウエスト |
|---|---|---|
| 監督 | 伊原春樹（西） | 梨田昌孝（近） |
| コーチ | 山本功児（ロ） | 王貞治（ダ） |
| 大島康徳（日） | 石毛宏典（オ） | |
| 投手 | 松坂大輔（西） | 岡本晃（近） |
| 豊田清（西） | 岩隈久志（近） | |
| 清水直行（ロ） | 若田部健一（ダ） | |
| 小林雅英（ロ） | 寺原隼人（ダ） | |
| 金村曉（日） | 金田政彦（オ） | |
| 正田樹（日） | 萩原淳（オ） | |
| 捕手 | 伊東勤（西） | 的山哲也（近） |
| 清水将海（ロ） | 日高剛（オ） | |
| 野口寿浩（本） | ||
| 内野手 | 高木浩之（西） | 吉岡雄二（近） |
| 松井稼頭央（西） | 中村紀洋（近） | |
| カブレラ（西） | 松中信彦（ダ） | |
| 小坂誠（ロ） | 鳥越裕介（ダ） | |
| 福浦和也（ロ） | 小久保裕紀（ダ） | |
| 小笠原道大（日） | 進藤達哉（オ） | |
| 田中幸雄（日） | 塩谷和彦（オ） | |
| 大島公一（オ） | ||
| 外野手 | 和田一浩（西） | 大村直之（近） |
| 小関竜也（西） | ローズ（近） | |
| 諸積兼司（ロ） | 川口憲史（近） | |
| サブロー（ロ） | 柴原洋（ダ） | |
| 井出竜也（日） | 谷佳知（オ） |