わたしはかもめ2002年鴎の便り(10月)

便

10月10日

千葉ロッテ8−4大阪近鉄(千葉マリン)

ローズの2打点などで近鉄3点リードで迎えた5回、ロッテは、福浦の2点適時二塁打とメイの適時打で同点とし、6回に於保のプロ初打点となる適時二塁打で逆転。7回にも3点を加え、14安打の猛攻で勝利。近鉄先発のパウエルは7回に堀、初芝に連続死球を与え、乱闘となり暴力行為で退場となった。

123456789R
大阪近鉄0020200004
千葉ロッテ01003130x8
小野
「球も走っていたし、悪くなかったんですが…。エラーなどでピンチを広げた後こそ、踏ん張らなければいけないですね…。」

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於保、涙の初打点

5年目の於保がプロ初打点をあげた。同点で迎えた6回、2死二塁から勝ち越しの2塁打。8日に祖母が亡くなったが葬儀には出席しなかった。

於保
「こんな状況で帰っても(祖母は)喜ばないですから。」

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於保、プロ5年目で初打点に感涙[サンスポ]

5年目の於保が6回に放った勝ち越し二塁打は、自身のプロ初打点。パウエルの内角球を右翼線にはじき返し「右翼席からの『オホコール』が嬉しかった」と感激していた。

九州共立大から巧打の左打ちの外野手として入団したが、入団後は右手首の故障などで低迷。これが1999年以来通算3安打目だった。8日に祖母を亡くしたばかりで「おばあちゃんが打たせてくれたのかも」と目に涙をためていた。

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於保涙のV打[スポニチ]

5年目の於保がプロ入り初打点となる決勝打を放った。4−4で迎えた6回2死二塁から内角のスライダーを右翼線二塁打。8日に祖母サンさんを亡くしたが、試合を優先して葬儀に立ち会わなかった。初のお立ち台も経験し「どっちみち期待されていないので、とにかく1打席勝負だと思っていた。おばあちゃんが打たせてくれました」と頬を濡らしていた。

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連続死球、乱闘パウエル退場![スポニチ]

近鉄のジェルミー・パウエル投手がロッテ26回戦(千葉マリン)で暴力行為のため退場処分となった。同投手は7回無死一塁から堀、初芝に連続死球。両軍ベンチからナインが飛び出す乱闘騒ぎの中、ロッテ・山下徳人打撃コーチに暴力を振るった。パ・リーグの退場者は8月27日の日本ハム戦で退場となったダイエー・ラジオ以来今季8人目。両リーグを通じて20人目の退場処分となった。

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デッドボールから乱闘

7回裏、2つのデッドボールから乱闘となり、パウエルが山下バッティングコーチに暴行したため退場処分となった。この回、先頭の福浦が内野安打で出塁。1死後、堀が左手にデッドボールを受けた。3回にはサブローが左ワキにデッドボールを受け途中退場していたので一瞬陰険なムードが漂った。続いて初芝のお腹にもデッドボール。これでマリーンズベンチから山本監督、山下バッティングコーチ以下全選手が飛び出し、バファローズベンチからも全選手が飛び出しにらみ合いとなった。パウエルが山下コーチに手を出したため、にらみ合いから小競り合いに。結局、パウエルが退場処分となった。

山本監督
「痛いデッドボールがいくつもだからねえ。サブローも途中退場していたし。デッドボールは野球につきものなんだが…。」
石井トレーナー
「サブローは左ワキの打撲。堀は、左の小指の付け根あたり。こちらも打撲。初芝は脂肪でカバーされてるお腹。大丈夫。3人とも問題ない。明日の出場は大丈夫でしょう。」

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