10月25日10月25日ロッテが米大リーグ、前ロイヤルズの鈴木誠投手（27）を獲得することが、25日、明らかになった。滝川二高を中退して1993年にマリナーズに入団した鈴木が日本の球団に入るためには、ドラフトで指名されるか、5年以上米国でプレーした選手として自由獲得枠で入団しなければならない、というルールに該当。ドラフト戦略的に、大阪桐蔭・西岡剛内野手の1巡目指名を大前提に、他のアマ選手の調査と並行して検討した結果、「新人投手」としては1番の評価で、鈴木を3巡目指名することが濃厚になった。
ロッテが今秋ドラフト候補として、日大・堤内健投手（22＝宮崎日大）といすゞ自動車・酒井泰志投手（23＝専大）をリストアップしていることが、25日、明らかになった。堤内は宮崎日大時代に甲子園に出場した本格派右腕。今秋の東都大学リーグ戦（専大戦）ではその速球とフォークを駆使し、リーグ最多タイの1試合18三振を奪った。酒井は専大時代、東都大学リーグの2部ながら昨秋の優勝に貢献。主将も務めた。いすゞ自動車に入社し、今夏の都市対抗で2試合12回を無失点と好投。大卒1年目だが、チームが今年限りで休部となることから特例でドラフト対象選手となる。