わたしはかもめ2002年鴎の便り(11月)

便

11月18日

黒木知、マリン開幕戦に照準

黒木知が、昨年7月27日、GS神戸で戦線離脱して以来、約1年4ヶ月ぶりのマウンドに立った。登板はケースバッティング。1死三塁という場面を想定してバッターに相対した。福浦、堀ら8人に対し、13打席で39球を投げた。カーブが浮いたところを痛打されたが、福浦から三振を奪うなど、被安打5、1本塁打、3三振、1四球。

今後の復帰プランは、明日、明後日の肩の状態を見てからとのことだが、初めて来年を意識した発言をし、復活姿を最初に地元ファンに見せたいと熱望した。

黒木知
「マウンドに上がっても緊張は無かったです。逆に大丈夫かなという不安が先に立った。でも、思い通りに近いボールが投げられた。秋季練習、コスモス、秋季キャンプと1度はマウンドに上がることが目標だったので、目標が達成できて良かったですよ。怖さを気にせず、腕がしっかり振れたの合格点を上げてもいいでしょう。開幕投手のこだわりはあるけれどお、復帰戦は特別な思いがある。マリンでやらないければ申し訳ない。ケガする前より大きな黒木、それでないと完全復帰ではない。」
山本監督
「本人も気持ち良く投げていたようだったね。ホッとしたよ。今までは重圧になると思って(期待していることを)言えなかったが、もういえる段階。」

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ジョニー黒木、復活確信の39球[サンスポ]

右肩痛で今季登板がなかったロッテ黒木知が、秋季キャンプで打者13人に対し、39球を投げた。本人は「思ったより腕が振れて、思い通りの球が投げられた。これからは肩を気にせず投げられそう」とニッコリ。山本監督も「もう(肩の)心配はいらない。来季が待ち遠しい」と、エースの復活を確信したようだった。

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黒木知、本拠地“開幕投手”へ[スポニチ]

右肩痛から再起をかける黒木知宏投手が18日、昨年7月27日のオリックス戦(神戸)以来、479日ぶりの実戦マウンドに上がり、復活の第一歩を踏み出した。1死三塁からのケース打撃で打者13人に対して5安打3三振。直球にカーブ、フォークを交えて39球をテンポよく投げ込み、肩の不安を感じさせない投球を披露した。

本来は10月のコスモスリーグで復帰する予定だったが、投球練習後、右肩の回復力が遅れているために登板を見合わせていた。焦る気持ちが募り、13日の投球練習では左足を踏み込んだ際に腰も痛めていたが、この日の登板後は「腕が振れたし、思い通りに近い球が投げられた。来季はファンが待っている(千葉)マリンの開幕戦で投げたい」と、ファンへのお詫びの意味を込めて来年3月31日の日本ハム戦での先発復帰を目標に掲げた。

心配そうに投球を見守った山本監督も、黒木の目標設定を聞いて「こだわればいいんだ。(状態が)いいのは分かっているんだから」と、開幕4戦目となる本拠地の“開幕投手”に早くも指名した。今季は11連敗を喫して開幕ダッシュに失敗しただけに、黒木は「前例のない完全復活を見せたい」と意気込んでいた。

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