わたしはかもめ2002年鴎の便り(11月)

便

11月27日

マリンスタジアムが変わる

マリンスタジアムのベンチをメジャー式のダッグアウトに改造する計画があることが27日、分かった。壁際に木製の横長イスだけを設置しようというもの。実現すれば日本のフランチャイズ球場では初。マリンスタジアムのベンチには、角度のついた背もたれ付き長イスが前後二列に置かれている。しかし「ベンチは休む所ではない。戦う姿勢を前面に出したい」と、山本監督らが改造を希望。この日、所有者である千葉市と球団関係者が球場で話し合い、来春の導入を目指すことになった。

マリンスタジアムはハイテク人工芝への張り替えも進行中。その工事の一環としてベンチも改造すれば、経費は1000〜2000万円で済むともいわれる。市関係者は「(導入は)五分五分」と慎重だが、早ければ来春のオープン戦でベンチも芝もメジャー型の新球場がお披露目となる。

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「価値ある1勝」井上13パーセントアップ[スポニチ]

昨オフに阪神からテスト入団した井上貴が千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、13%アップの675万円でサインした。9月11日のオリックス戦で移籍後初先発で初勝利をマーク。だが、9月20日に行われた西武戦の打撃練習中に打球を顔面に受け、鼻骨骨折で戦線を離脱した。思わぬアップ額の提示に「1勝は(アップした)75万以上の価値がありました。来年は野球ができないと思っていたしね」と“崖っ縁の男”は満面の笑みを浮かべていた。

◇ベンチが“メジャー式”に

ロッテの千葉マリンスタジアムのベンチが“メジャー式”に改装される方針となった。日本の球場では前後2列が主流だが「選手が一丸となって戦える雰囲気になる」と話す山本監督の要請を受け、主に米大リーグで見られる一列式にする。千葉市側ではハイテク人工芝の張り替え工事で用意している総工費5億円の予算内で着工できると判断。今後は同スタジアムを使用する高校野球や社会人野球の関係者を交えて調整を進める。

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井上が苦労の甲斐ありの75万増675万[サンスポ]

「プロで9回目の契約交渉ですが、初めて交渉した実感を味わいました」と感激の更改は今季、阪神からロッテにテスト入団した井上だ。1軍で2試合に登板。9月11日のオリックス戦で今季初勝利を挙げたが「解雇が頭から離れなかった」。スター選手から見ればわずかな額だが「75万円アップの675万円になりました」と井上は胸を張った。

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長崎・井上が契約更改

長崎、井上が契約更改を終えた。長崎はダウン、井上はアップ。

長崎
「(約2時間半の話し合いに)自分の言いたいこと、お願いしたいことを話していました。金額の話は最後の40分くらいです。金額については、話したことを踏まえて考えてもらえました。今シーズンはイニングも投げていないし、結果も出していませんから文句は言えないです。」
井上
「2試合しか投げていませんが、そのうち1勝できたことを評価してもらえました。あの1勝は、大げさかもしれないが、自分の中で野球を続けられるかどうかの分岐点だったので、金額ではなく、ハンコを押せただけでありがたいと思っています。」

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