来季2年目を迎える田中充投手(27)が今月10日にハワイで挙式することが5日、明らかになった。相手は大坪亜紀さん(26)=千葉県八千代市在住の会社員・大坪秀之さん(56)の二女=。2人は4日に入籍を済ませている。
大坪さんは都内の短大を卒業後、日本エアシステムに入社。8歳までハワイで育ったため英語が堪能で、国際線の客室乗務員として活躍した。田中充とは知人の紹介で知り合い、昨年の4月から交際をスタート。お互いの仕事柄、一緒に過ごす時間は少なかったが「電話代がデート代の代わりでした」(大坪さん)と海外から国際電話で連絡を取り合って愛を育んできた。
田中充は今季、ルーキーながら開幕1軍を果たし、貴重な中継ぎ左腕として18試合に登板。4日の契約更改では40万円アップの年俸840万円でサインした。「結婚を励みに来季は初勝利で(年俸を)倍にしたい」とさらなる奮闘を誓っていた。
今季未勝利に終わったロッテのサブマリン・渡辺俊が“時間差投法”で再起をかける。「朝倉(中日)の投球が参考になった」とノーワインドアップ投法から踏み出す左足をスピードアップさせる。これまでのゆったりとしたフォームを交えて打者を幻惑させる考えだ。この日は130万円ダウンの1170万円で契約更改を終え「ローテーションに入って最低2ケタは勝ちたい」と闘志を燃やしていた。
渡辺俊は、130万円ダウンの年俸1170万円でサインした。今季から高めに拡大したストライクゾーンは、下手投げの浮き上がるタマには有利とされ、首脳陣から2ケタ勝利を期待されたが、基本の低めの攻めを忘れて未勝利。「来年は基本に戻したピッチングで今年の借りを返します」と出直しを誓った。
渡辺俊が10%減の提示額に納得のでサインした。22日には既に入籍している明子さんと挙式。「新婚旅行は、来年勝っていいところへ行きます。」と、ハネムーンを封印して、0勝に終わった今季の雪辱を期す。
パ新人5年ぶりの満塁弾を放った辻が、300万円増で笑顔の1発サイン。満塁弾の値段は、アップ額の1/4の約70万円と思われる。また、塀内、伊与田、薮田の3選手もサインした。塀内は退院後やっと歩けるようになった段階。全治まで10ヶ月といわれており、本格的な復帰は来年の8月頃になりそうだ。