ロッテは新外国人選手として米大リーグ、エンゼルスの3Aソルトレークのリック・ショート内野手(30)=1メートル83、91キロ、右投げ右打ち=を獲得した。契約を結んで米国から帰国した山本監督が15日、明らかにした。契約期間は1年で、年俸4000万円。16日にも正式発表される。
ショートは今季、打率.356で3A、パシフィックコースト・リーグの首位打者になっている。山本監督は「三塁手として使うつもりだが、外野も守れると聞いている。外国人(の補強)はこれで終わり」と語った。ロッテは来季、投手2人、野手3人の外国人5人体制で臨むことになった。
来季の新外国人ショートと交渉し正式契約を交わした山本監督がこの日、米ロサンゼルスから帰国。「ローズよりも横幅があるし足もある。サードで競争してもらう」と三塁のポジションを競わす方針を示した。ショートは今季、エンゼルス傘下の3Aソルトレークで打率.356で首位打者。内、外野をこなせる器用さを備えているが、山本監督はショートの三塁起用で内野陣を活性化させたい考えで「今、練習をやってないヤツは来年、野球できるか分からんぞ」と三塁を守るベテラン初芝、堀らに奮起を促した。
山本監督が15日、米大リーグ3Aの首位打者、リック・ショート内野手(30)と契約を終え米国から帰国した。年俸40万ドル(約4800万円)の1年契約で、16日に正式発表する。名前はショートでもポジションはサード。外国人の補強はこれで完了したが、山本監督は左投手の補強も模索中だ。
小林宏と伊与田の「トークショー&サイン会」が15日、中央区中央港の千葉ポートタワーで行われ、大勢のファンが選手と交流を深めた。同会は、ポートタワーで開催されている「クリスマスファンタジー2002」に合わせ、千葉市観光協会の主催で行われた。タワー1階の海洋展示室内を利用した会場には200人を超えるファンが詰め掛けた。サイン会は、事前に用意した整理券が配布早々になくなる盛況ぶり。
小林宏が19日の契約更改で「落合超え」を目指す。目標は880万円から241%のアップの3000万円だ。球団史上最高のアップ率は、1994年の榎康弘の377%(440万円から2100万円)で、落合博満は1982年に237%(1600万円から5400万円)。今季は中継ぎとしてチーム最多58試合に登板。7勝4敗14ホールド、防御率2.53と活躍し、オールスターにも初出場。