今シーズン中継ぎから先発に回り、ことごとく連敗をストップさせた清水直が契約更改に臨んだが、2400万円から倍増の4800万円の提示を保留した。球団の高い評価は理解できたが、金額そのものより、内訳が納得できなかった。査定ポイントに含まれているという球団と、査定プラスインパクト料を求める清水直。次回交渉は25日。
契約更改で最長となる3時間の交渉となったサブロー。時間の大半をチームについての話に費やし、1選手の立場として球団に色々提案した。
サブローが20日、2450万円増の年俸5200万円で更改した。プロ8年目の今年は初めて規定打席に達し、打率.286。約3時間の交渉も希望額に届かず「来年は1年フルに活躍し、夢の大台(1億円)を狙います」と悔しさを発奮材料に変えていた。
野球の日本代表の試合などで負傷したプロ選手に補償ができるような制度の導入を目指し、ダイエー・中内正オーナーが来年1月のオーナー会議で提案する意向を持っていることが20日、分かった。同球団の佐藤賢二取締役は「選手を派遣した球団がそれぞれ補償するような形で球界全体の意思統一を図れれば」と中内オーナーの構想を説明した。ダイエーでは昨年のW杯(台湾)に出場した井口が、日本代表の練習中に右肩を痛めた例がある。
藤田と2人で中継ぎの査定方法の改善を訴えてきた吉田が、中継ぎの査定に納得し、ダウン提示だったがサインした。来シーズンはFAの資格も収得するが、吉田は、「11年このチームでやってきたんだから、できれば今の仲間でビールかけをやりたい。」と、チームへの愛情を強調していた。
提示は現状維持だったが、諸積自身はアップを狙っていた。盗塁の成功率、自己最多だった試合数を評価してもらいたかったが、得点圏打率、出塁率などのマイナス面から、球団の評価は現状維持の提示となった。粘ったが、最後は折れる形になった。
「聞き取り違いでした」と苦笑いは、20日に5525万円で更改した諸積だ。前回の交渉で「(球団が)マイナス査定から入ったので、ダウンかと思って頭に血が上り提示額を確認しなかった」。それが今回、現状維持と分かってサインしたのだが「自分なりに今年はやったと思うので、来年は何も言わせないように頑張る」とベテランは唇を噛んだ。
諸積が千葉マリンスタジアムで2度目の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5525万円でサインした。実は、前回交渉時の球団提示が300万円減と勘違いしていた諸積。上積みを狙ったが叶わず「頭の中が真っ白。気持ち的には下げられた気分です」と複雑だ。今季は68年のロペスに次ぐ球団史上2位の24試合連続安打。雨天中止時の恒例となった、水がたまったシート上でヘッドスライディングの“余興料”の訴えも実らずにうな垂れていた。
ファンクラブ会員を、来年1月4日から募集する。受付はJR海浜幕張駅前のマリーンズ・ボールパーク。入会記念として、ユニフォーム(ホームまたはビジター)、バッティングジャージ、特製縫いぐるみセットの中から1点をプレゼント。年会費は3500円(税込み)。