わたしはかもめ2003年鴎の便り(10月)

便

10月9日

コーチ陣戦々恐々の日々

ロッテのコーチ陣が、来季への展望の見えない不安な日々を抱えている。神戸遠征から帰京した9日、コーチの1人は「来年、自分が(残留か退団か)どうなるか、全く分からない。それはどのコーチも同じ。みんな戦々恐々だよ」と心境を明かした。

9月末に山本監督の退団が、6日にはバレンタイン新監督の青写真が、球団から発表された。だが、依然として新体制は決まっていない。コーチ陣の去就は、例年通り公式戦最終戦の翌日に通告される予定。あいにく、ロッテはパ・リーグで最も遅い12日まで試合が残っている。今年は監督が代わるため、コーチ陣も例年以上に交代するのは間違いない。万一退団となった場合でも、他球団の新布陣が着々と整う中、受け皿は刻一刻となくなっていく。このままでは就職活動もままならない。同コーチは「(残留か退団か)どっちでも早く白黒はっきりして欲しいよ」と切実に訴えていた。

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ミンチーが帰国

ミンチーが9日、成田空港発で米国に帰国した。来季もロッテでプレーする予定。

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1巡目候補に広陵・西村浮上

ロッテがドラフトでセンバツ優勝右腕、広陵・西村健太朗投手(18)の1巡目指名を検討していることが9日、分かった。11月9日の広陵・広島商の定期戦を、広野編成部長が視察するプランが急浮上した。巨人もリストアップしている西村だが、巨人は自由獲得枠で東京ガス・内海哲也投手を獲得する方針で、早くても2巡目指名。ロッテが1巡目で指名すれば交渉権が得られる。西村サイドは12球団OKと言われており追い風だ。ロッテは川崎工・内竜也投手(18)も高い評価で1巡目指名も視野に入れているが、こちらは西武との競合が必至。「最後の最後まで慎重に検討しないといけない」と広野編成部長は話した。

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