わたしはかもめ2004年鴎の便り(1月)

便

1月3日

清水「一面奪い取る」[ニッカン]

◇500人ファンに20勝とW宣言

清水直行投手がスポーツ新聞の「一面強奪宣言」をした。3日、千葉市内で行われたトークショー&サイン会に、小坂と共に参加。「ロッテが一面記事になったのいつ以来ですかね。でも一面は本当に嬉しいんですよ。やっぱり新聞は読みますもん」と話した。

500人のファンを前に舞台上では満面の笑みを浮かべていた。しかし舞台を降りると表情が曇った。「今年は開幕戦がヤンキースのオープン戦と重なるでしょ。正直、みんなメジャーに行くと思うんですよ。だからこそ、パ・リーグを盛り上げないと」。人気低迷を憂慮し、自ら活躍してパを盛り上げようと考え出したのが「一面強奪」だった。

ロッテには韓国のスーパースター李承Yが加入。清水直が開幕投手になれば、投げ合うのは西武松坂と、話題には事欠かない。「僕らが勝っても、肩を落としている松坂が1面になるんじゃないですか(爆笑)」。だからこそ自信を持って一面に登場できる成績を残したい。掲げた目標はズバリ20勝。「年3回(の一面登場)?1回だって難しいですけどね。まずは成績。20を目標にしないと15勝もできないですから」。ロッテでは76年村田以来となる20勝を達成し、1回でも多くの一面をゲットするつもりだ。

◇小坂が橋渡し役

選手会長の小坂が選手と監督の橋渡し役となる。今季からバレンタイン監督が指揮を執るが「球団からも意見があったら言ってもいいと言われてますし。ちゃんと話が伝わるように通訳さんともしっかりコミュニケーションをとっていきたい」と、チーム全体の潤滑油となる意欲を示した。

ページトップ

ロッテの新庄になる!清水がパ人気向上へ3つの誓い[サンスポ]

オレがロッテの新庄になる!!昨季15勝をマークした清水直行投手が3日、千葉三越のトークショーに出席。日本ハムに移籍した新庄剛志外野手をお手本にパ・リーグの人気向上に尽くす考えを示した。「新庄さんのキャラクターは、良いことだと思いますよ。あれだけ盛り上げてますからね。キャンプから何か、考えなくちゃいけないです」。チームはバレンタイン監督の復帰、アジアの本塁打王・李承Yの入団と話題に事欠かない。今こそリーグ復興へ立ち上がるとき。関西出身で絶妙の話術を持つ清水が自らのキャラクターを生かす。

そこで掲げた3つのマニフェストが

(1)
開幕投手奪取
(2)
一面ゲット
(3)
20勝

というもの。3月27日の西武との開幕戦。翌28日にヤンキースと巨人のオープン戦が控えるが、松坂との投げ合いで注目を集める。その先にスポーツ紙の一面、ロッテでは昭和51年の村田以来となる20勝と、自らに厳しいノルマを課した。「自分達が盛り上げて、目を向けてもらうしかないです」。清水はこの日、約500人のファンを得意のトークで魅了した。新庄に追いつけ、追い越せ。究極の三段論法がパ・リーグ人気、さらにチームのVを導く。

◇小坂、パイプ役に

選手会長・小坂がバレンタイン新監督との“パイプ役”に名乗りを上げた。「意見があったら伝えてくれと言われました。橋渡し役になれればいいですね」。清水直と参加したトークショーでは、ファンから新指揮官との会話について聞かれ「コミュニケーションが大事。英語をしっかり使えるようにしないと」と苦笑いだったが!?

ページトップ

木佐貫に“小林雅直伝”スライダー[スポニチ]

巨人・木佐貫洋投手が3日、故郷の鹿児島県川内市総合運動公園で自主トレを開始。小林雅直伝の高速スライダーで2年目のジンクスを突破する。初投げでいきなりベールを脱いだ新球。木佐貫は「遊びで投げてる段階」と言うが、全力で投げれば球速は140キロを超え、縦気味に鋭く曲がる。昨年はスライダーは見せ球にしか使えなかった。「相手も研究してくるし2年目は厳しい」。そこで昨年11月の五輪予選で小林雅に弟子入り。日本の守護神が持つ“最強兵器”を伝授された。春季キャンプも高速スライダー習得がテーマ。堀内新監督の上原に並ぶエース格の期待に「去年以上の成績を残したい」と燃えていた。

ページトップ

清水直「打倒メジャーだ」[デイリー]

打倒メジャー。清水直行投手が3日、3月27日からの開幕カード、西武戦(西武ドーム)の“裏”で、日本公式戦開幕に備えてオープン戦を行うヤンキースに“宣戦布告”した。

一昨年は14勝、昨年は15勝。今季は初の開幕投手が濃厚だ。西武はすでに伊東監督が松坂を指名。背番号18対決で日本中を沸かせるつもりだが、さらなる強敵の存在に気をもんでいる。ヤンキースは3月30、31日のデビルレイズとの日本公式戦を控え、同28、29日に巨人、阪神とオープン戦を行う。「世の中はメジャーの方に目が行ってしまう。パ・リーグ開幕してたの?って感じになっちゃうよね」。27日の初の晴れ舞台での熱投で、メジャー一色ムードに先制パンチを食らわすつもりだ。さらに「新聞にたくさん取り上げて、盛り上げてもらいましょう。キャンプでも話題づくりしていきたいね」と例年以上のメディア露出でパを盛り上げていく。メジャーへの憧れはあるが、主役は譲れない。

ページトップ

清水直“200回より防御率”[スポニチ]

清水直が投球回数200回を“断念”した。昨年リーグでただ1人大台突破の204回1/3を記録したが、サイン会が行われた千葉三越で「今年は200回とか目標を立てると達成できなくなる。イニング数は決めず投げたい」と話した。リリーフとの分業制で先発の球数を抑えたいバレンタイン流を尊重。投球回数が減る分、目標を昨年リーグ3位だった防御3.13の改善に切り替える。開幕投手最右翼のエースは「確実につないで勝つには我慢も必要。優勝したいから…」と30年ぶりのV奪回を誓った。

◇小坂“英語学習”宣言

清水と共にサイン会に参加した小坂はファン500人の前で英語学習を宣言。バレンタイン監督とのコミュニケーションに「僕らもちょっとは覚えないと」と力を込めた。選手会長としてナインの声を代弁する立場でもあり「橋渡しの役割を果たさないといけないので」と積極的だった。

ページトップ

清水直20勝&一面登場目標[報知]

ロッテの新エース・清水直行投手が3日、今年のスローガンに「一面登場」を掲げた。千葉三越で行われたトークショーに参加した右腕は「20勝を目標に優勝に貢献して、とにかくロッテを盛り上げたい」と宣言。ロッテの顔として開幕投手とシーズン20勝も目標に掲げた。

ファン500人を集めてサイン会やグッズ抽選も行われたショーを終え、まさにエースとしての“所信表明”だった。「一面になることは本当に難しいけど、今年のパ・リーグは、プレーオフ制の導入とか盛り上げようとしている。ウチのチームも監督も代わって、勝負する年。いい成績を残して注目されたい」。

3月27日の開幕戦は西武・松坂との対決が濃厚。「ロッテから移籍するフェルナンデスもいるし、もちろんカブレラもいる。西武を倒せばウチも波に乗るはず」。一昨年14勝、昨年は15勝を挙げ、リーグ最多の204回1/3を投げた鉄腕が、今年も暴れまくってロッテを優勝戦線へ引き上げる。

ページトップ