わたしはかもめ2004年鴎の便り(1月)

便

1月12日

渡辺俊「清原さんとシリーズ対戦」[ニッカン]

◇社会人時代のエールに応えるぞ

ロッテのサブマリン渡辺俊介投手が、巨人清原との日本シリーズ対決を熱望した。渡辺俊は12日、千葉マリン球場近くのショッピングビルで行われたトークショーに、女房役の里崎と参加。「プロの公式戦で清原さんと対戦することが目標でしたから。今年はみんな本気で優勝する気だし、ぜひ日本シリーズでやりたい」と決意を示した。

清原との対戦を願ってやまないのには訳がある。新日鉄君津時代の00年。2月の巨人春季キャンプに参加し「君とはいつかプロで対戦するから頑張れ」とエールをもらった。その言葉を胸に同年のシドニー五輪にも出場。昨年は9勝4敗、防御率3.66の好成績を残した。今季はバレンタイン監督の構想で、先発の1人として期待されるまでに成長した。

そんな渡辺俊が、前哨戦として2月28日のオープン戦初戦(鹿児島)での対戦を呼びかけた。「清原さんが出るなら絶対に投げたい。イースタンで対戦した時には全球種使ったし、ドキドキしてすごい楽しかったから」。ファームでは02、03年と2試合で対戦。6打数無安打に封じている。地面スレスレから浮かび上がるキレのあるボールを武器に「清原封じ」でバレンタイン監督にアピールする。

◇ユニフォーム20万円

トークショー後に行われたチャリティーオークションでは、渡辺俊のユニフォームが最高値となる20万円で落札された。「どんどん上がっていくので、こっちがドキドキしましたよ」と本人も緊張の一瞬だった。それでも終了後は「(20万円)の価値が出るように頑張らないといけないですね。五輪も出られるのなら出たいし、まずはいい成績を残さないと」と今季の活躍を誓っていた。

◇里崎V泣き宣言

昨年5月4日のダイエー戦で決勝打を放ち、その前日の3日に亡くなった祖母のことを思いインタビューで号泣した里崎が、今季は優勝して泣く!トークショーで「今年はマウンド上で投手と抱き合って泣きたい」と宣言した。ロッテではここ18年、規定打席に達した捕手がいないとあり「規定打席に達して、初めてレギュラーだと思う。85年の袴田さん以来になれるように頑張りたい」と正捕手でのV貢献に意欲を見せた。

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里崎、渡辺俊がチャリティーオークション[サンスポ]

里崎、渡辺俊が自主トレ休みの12日、地元でイベントに参加。里崎はレギュラー捕手として規定打席到達を目標に掲げ「優勝し投手とマウンドで抱き合いたい」と抱負を語った。昨年9勝で今季は先発として期待される渡辺俊も「勝率にこだわって投げたい」。チャリティーオークションでは渡辺俊の新人時代のユニホームが最高の20万円で落札されるなど、総額48万9200円を売り上げた。

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里崎、ノルマは規定打席到達[スポニチ]

里崎が正妻奪取へ規定打席到達をノルマに掲げた。昨年後半は先発に定着して打率.319の好成績を残したものの、出場は78試合止まり。「規定打席を超えて初めてレギュラーと言えると思うんです」と力を込めた。ロッテでは85年袴田以来、規定打席をクリアした捕手はいない。年間を通じて出場するには安定した守備力も必要。それだけに「去年は“打てば出られる”と思っていましたが、今年はスタートラインが違う。打撃と守備を融合して…」とリード面の成長を誓った。

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