ロッテに「フランコ」が帰ってくる。ロッテは13日、マット・フランコ内野手(34=ブレーブスからFA)の正式入団を発表した。年俸は契約金と合わせて8000万円(推定)。同内野手はかつてロッテに在籍したフリオ・フランコ(ブレーブス)とは全くの別人。それでも営業サイドは大喜びだ。早くも98年に販売されていた「フランコフルト弁当」の復活を検討中。懐かしい響きのある「フランコ」を見に、千葉マリン球場に足を運ぶファンを拡大しようと、営業案を練っている。
フリオが黒人だったのに対し、マットは白人。打撃も右と左の違いがある。だが、昨年記録した3本塁打中、2本を代打で放つ勝負強さや、メジャーでも人間性が評価されている点がフリオと似通っている。バレンタイン監督が「豊富な経験があり、多くのチームメートから慕われる人間性を持った選手」という大物である点も同じだ。
フランコは映画「バックドラフト」などで知られる俳優カート・ラッセルの甥としても有名。球団関係者は、テレビ番組「料理の鉄人」で使用されていたバックドラフトのテーマ曲を入場の際に使用する案や、ラッセルからの激励ビデオを球場で流す案などを模索中だ。そんなフランコだけに、フリオ同様人気が上昇するのは間違いない。
李承Y内野手の来日が、今月24日以降にずれ込む可能性が高まった。李は13日、韓国の日本大使館に在留資格証明書を提出。本人がビザを取得後、夫人のビザを申請するため、20日前後まで韓国に滞在せざるを得なくなった。さらに21日から韓国の旧正月となるため、親類らい挨拶を済ませてから来日するという。
ロッテが李専属の通訳として、李東勲(イ・ドンフン)氏の就任を発表した。71年9月9日、韓国生まれ。95年に麗水国立水産大卒業後、日本に留学し、上智大や国士大で学んだ。昨年のアテネ五輪アジア予選では韓国チームの通訳を務めた。
ロッテは13日、新外国人選手としてマット・フランコ内野手の獲得を発表した。フランコは186センチ、95キロ、右投げ左打ちで、87年から昨季までにカブス、メッツ、ブレーブスのメジャー3球団を経験している。バレンタイン監督は「豊富な経験を持ち、多くのポジションが守れる選手」と評価している。
新外国人選手、マット・フランコ内野手が叔父のテーマソングで打席に入る。ロッテは13日、米大リーグのブレーブスからFAしたフランコと推定年俸7000万円の1年契約を結んだことを13日、正式発表した。
メッツに在籍した1996年から2000年までバレンタイン監督の下でプレー。アグバヤニに続き、今回の獲得にもバレンタイン監督の意思が強く反映された。投手、捕手を含めた全てのポジションをこなせるマルチプレーヤーで、西武に移籍したフェルナンデスに代わる三塁手としての起用が濃厚だ。
フランコは映画「バックドラフト」(91年)などに出演したハリウッド俳優、カート・ラッセルの甥。ラッセル自身も、元ヤンキース選手だった父の影響もあり、かつてはマイナーリーグでプレーした経験を持つ。
この異色選手の獲得を受けて、ホームゲームでフランコが打席に入る際の音楽に、映画「バックドラフト」のテーマ曲を採用するプランが浮上した。同曲はフジテレビ系「料理の鉄人」でもお馴染み。本人が快諾すれば、マリンスタジアムが劇場と化す日も近い。また、川北球団代表は「あと1人、投手を獲って外国人補強は終了です」と話し、ミンチー、アグバヤニ、李、フランコに続く第5の助っ人獲得が秒読み段階に入っていることを明言した。