わたしはかもめ2004年鴎の便り(1月)

便

1月26日

今年のバレンタイン監督はデータ作戦[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン監督が26日、ボビー流ID野球の体制を整えてニューヨーク発の航空機で来日した。データ野球を実践する要ともいえる統計アナリストのボール・プポ氏も同日、来日。同監督のカリスマ性と、膨大で緻密なデータが合体する。この日、発表された今季のチームスローガン「This year is beginning of the future.〜今年から未来が始まる〜」通り、黄金時代への第1歩が踏み出された。

◇秘密兵器「統計アナリスト」

バレンタイン監督は穏やかな表情で、ランペン内野守備走塁コーチと共に成田空港に現れた。球団関係者と笑顔で挨拶。その爽やかさに、周囲は一瞬にして「ボビー・ワールド」に引きずり込まれた。出口付近で行った会見でも上機嫌。それもそのはず、この日、強力な「助っ人」が合流したのだ。統計アナリストのポール・プポ氏がその人。同監督が25年間も頼りにしている「データの神様」だ。プポ氏は1時間送れで到着。「バレンタイン監督は世界一の監督。ロッテは今年優勝するよ」と、茶目っ気たっぷりに人指し指を立ててみせた。

もちろん根拠のない自信ではない。メッツ時代には小宮山やアグバヤニ、フランコら今季からロッテの一員となる選手はもちろん、野茂や新庄のデータも収集。00年にはワールドシリーズ進出に貢献した。今年も全試合チームに帯同しアドバイスを送るという。妻のドナさんが米国人と日本人のハーフで、来日を強く希望していた親日家でもある。

バレンタイン監督は今季の抱負として「2月1日のキャンプインから、シーズン最終戦まで成長できるチームをつくる」と話す。プポ氏には、カウントや状況ごとの打率、防御率などきめ細かいデータを示すことにより、選手の向上をアシストする役割が求められる。同監督は「完璧な準備をすれば、悪い結果を避けることができる」と話すが、プポ氏の起用こそロッテにとっての完璧な準備なのだ。

◇スローガン決定

バレンタイン監督は「米国では外国人を選び、状況によっての打順やローテーションを考え、キャンプでの練習メニューも決めてきたよ。本当にワクワクしている」と話した。そして、期待感は「This year is beginning of the future.〜今年から未来が始まる〜」というチームスローガンにも表れている。同監督にとって、今年は3年契約(プラス2年の契約オプション)初年度。長期政権への第1歩だ。解任された95年と同じ過ちは繰り返さないとばかりに、気心の知れた最高のスタッフを結集させた。

大リーグと統計学
レッドソックスは02年11月、統計学の専門家ビル・ジェームズ氏をシニア・アドバイザーとして採用。傾向や確率重視の野球を本格的に採用した。昨季は相手投手の球数をできるだけ増やし、球威が落ちるのを待って連打するなど、出塁率が高くなる傾向を利用。同氏はスポーツ統計を扱うスタッツ社の創始者の1人で、80年代から野球統計学に関する著書で注目された。90年代以降は大リーグチームもデータ収集を始め、外部の統計家との契約が増えている。

◇バレンタイン監督「日本語覚える」

バレンタイン監督も、李同様に日本社会へ溶け込むことを宣言した。この日の記者会見で、日本語でファンへのメッセージを求められると「ロッテのファンは…、今年は一緒にね…、頑張って…、ありがと」。意味は何とか通じるものの「まだ練習が足りないですね」と本人も認める日本語を披露。会見後はさらなる日本語向上を誓っていた。

◇福浦と一塁対決

バレンタイン監督はまた、福浦とりに一塁の定位置を競わせる考えを明らかにした。李がDHではなく一塁でのスタメン出場を希望していることを伝え聞くと「うちにはリーグ最高の一塁手(福浦)がいるからねぇ。でも、どっちにするかは決めていない。開幕までにキャンプやオープン戦で一塁を決めるよ」と、あくまで競争して勝ち取ることを求めていた。

◇バレンタインデー

ロッテとam/pmジャパンは共同で「バレンタイン企画」を行う。2月1日〜14日まで首都圏のam/pm各店で、バレンタイン監督がデザインされたチョコレートを販売。また3月1日以降にロッテ商品を含み300円以上の買い物をすると、千葉マリン球場でも公式戦チケットが当たるプレゼントがある。

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李、バットは超スラッガータイプ[ニッカン]

ライオンキングが「両刃の剣」を手に入れた。前日来日したロッテ李承Y内野手が26日、ロッテ浦和球場で早速始動。日韓合わせて60人の報道陣が見守る中、日本仕様に改良したバットで打ち込みを行った。

極細グリップに李の決意が滲み出ていた。マシン相手に30分。旧正月明けで5日ぶりに体を動かしたこともあり、まだ本調子とはいかなかったものの「秘密兵器」の感触には目を細めた。「重さを利用しスイングを工夫することで(打球を)飛ばすことができる」。手にしたバットには、球界の常識を覆す工夫が施されていた。李は根元が細く930〜950グラムの重いバットを愛用しているが、今季はさらにグリップを細く削った。900グラムを切る軽量化が進む球界を見渡しても最重量クラス。メーカー担当者は「完全なスラッガー向け。こんな細いグリップは見たことない。ヘッドが利いて打球はかなり飛ぶ」と破壊力に太鼓判を押した。

ただメリットばかりではない。担当者は「使い込むには相当な技術が必要。芯を外せば簡単に根元から折れる」と、大きなリスクを伴うとした。李は「自分のスタイルは捨てない」とシーズン56本塁打の誇りを胸に、スラッガー道を追求する。

「(旧正月で)5日ぶりに練習した。ノックの時にきつかったが、いい感じだった。空気も良かったし疲れがあったが、いい練習ができた。チームメイトも優しく接してくれてありがたかった。助っ人というイメージを捨てて新人のつもりでやっていく。早く日本のプロ野球に慣れるように勉強もする。(報道陣の多さに)ちょっとプレッシャーが掛かった。シーズン終了後には胸を張って帰れるようにしたい。」

◇愛妻キムチ弁当

李は、プライベートでは愛妻自慢の手料理をパワーの源にする。来日に際し、松静夫人が丹念に漬け込んだ特製キムチを持参。キャンプ地にも持ち込むという。しばらくは夫人を母国に残しての単身来日で、外食中心の食事となるが、代理人の金基柱氏によれば「好き嫌いはない。日本食もとても気に入っている」と心配なし。前日はカツ(勝つ)丼を口にし、日本流の縁起担ぎで異国での成功を祈った。

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初の自由枠で日大・那須野を[ニッカン]

ロッテが初の自由枠選手獲得に動く。さいたま市内にある球団合宿所で26日、今年初のスカウト会議を開き、日大・那須野巧投手(3年=駒場学園)の獲得に動くことを決めた。192センチの長身を誇る那須野は、146キロの速球が武器。大学NO.1左腕の呼び声が高い。飯塚スカウトは「限りなく即戦力に近い存在。彼以外には見当たらない」とリスト筆頭に挙げた。ここ2年間は高校生中心の指名路線を歩んだが、今年は自由枠を最大限に使うことを確認した。

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バレンタイン監督、ロブソン、ランペンコーチが来日

バレンタイン監督が、ロブソン、ランペン両コーチと共に来日した。到着ロビーに現れたバレンタイン監督は囲まれた報道陣に対して「この日を待ち焦がれていた。エキサイティングだね」と笑顔で第一声。「キャンプ初日からシーズンの最後まで成長し続けるチームになるだろう」とコメント。「毎日がバレンタインデーになるといいね」とジョークも飛ばした。

同時刻にバレンタイン監督と共に、ロブソン、ランペンコーチも来日。2月1日まで日本人コーチからの報告を受けながら、ミーティングでキャンプの詳細を詰めていくことになる。また、先日採用が決まった、統計アナリストのポール・プボ氏も来日。プボ氏は「入念な準備はいいパフォーマンスにつながる。膨大なデータを分析していく」と意欲を話し、「ボビーは世界一の監督だよ」と笑顔を見せた。

バレンタイン監督
アメリカでは、投手陣のローテーションや、キャンプのメニューを練っていた。李承Yは実績ある選手だから、活躍してくれると期待している。見ていないので早く見てみたいね。(ファーストは)まだ決めていないが、うちには最高のファーストベースマンがいるからね。」

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李、笑顔の「日本初打ち」68スイング[スポニチ]

◇「いい感じ」日本用打撃フォーム

李承Y内野手が26日、日本用打撃フォームを披露した。さいたま市・ロッテ浦和球場での来日初練習でいきなりマシン打撃。5日ぶりの打撃で快音連発とはいかなかったが、日本球界制圧へ本格的調整に入った。

室内練習場での“日本初打ち”は68スイング。重さ1キロのマスコットバットで感触を確かめた李は「久し振りだけどいい感じ」と笑顔を見せた。手応えの理由はスイングにある。球が速い日本の投手に対応するためコンパクトな振りを意識。韓国製より飛びやすいとされる日本の公式球で大振りはいらない。また直径2.25センチに削った極細グリップのニューバットは遠心力を最大限に生かす超長距離砲タイプ。扱いが難しくSSK担当者は「ブライアント(元近鉄)が使っていたけど今では見られない」と話したが、李は「力よりも(ヘッドの)重さで飛ばしたい」と自信をみせた。

韓国で「国民的打者」と呼ばれた男は「日本では“ライオン・キング”と呼んで欲しい」と言った。バットで豪快な打力を証明できれば、古巣サムスン・ライオンズにちなんだニックネームも早く浸透するに違いない。

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李DHヤダ、一塁奪う!![報知]

◇福浦に挑戦状負けたら潔く諦める

韓国の国民的打者、李承Y内野手が26日、さいたま市のロッテ浦和球場で日本での初練習を行い、「全ては実力が証明するはず」と一塁のレギュラー取りを宣言した。同日に来日したボビー・バレンタイン監督は、『ウチの一塁は(福浦という)いいプレーヤーがいるからね」と話し、李のDHでの起用を示唆。しかし、アジアの大砲は27日にも千葉マリンで初対面する指揮官にアピールして、一塁のポジションを奪う。

突き抜ける青空と暖かい日ざしが、56発男の新たな門出を祝っているかのようだった。「空気もきれいだし、疲れているけどいい感じでした」。来日から一夜明けたこの日、李は疲れを見せる間もなく、午前10時からアップ、ランニング、ノックの後、室内練習場で重さ1キロのマスコットバットを用いてマシン打撃も敢行。約2時間、汗をかいた。日本でのプレーに向け、ミズノ、ゼット、SSKの3社のバットを試すなど準備に余念がない。

さわやかな笑顔が引き締まったのは、自らの起用法について報道陣から質問を受けたときだ。「守備をしながら打席に立つのが、自分のスタイルに合っている。全て実力が証明するはず。正々堂々と競争して、勝った場合には一塁を守る。そうでなければ、指名打者です」。同じ一塁で昨季のゴールデングラブ賞を獲得した福浦への、まさに“宣戦布告”だった。

この日、来日したバレンタイン監督は福浦の一塁起用を示唆している。だが李も昨季、韓国プロ野球で一塁手のゴールデングラブ賞を獲得しており、プロ入り後に投手から野手に転向したことも、福浦との共通点。それだけに、韓国の主砲としての誇りが、一塁へのこだわりを強くする。「判断するのは監督だが、自分は(一塁を)取ろうという気持ちです」と口元を引き締めた。27日は千葉マリンで練習。バレンタイン監督も球場を視察する予定で、早速自慢のバッティングをお披露目することも可能だ。「プレッシャーは感じるが、自分の立場を自覚して、いい成績を残す」。スタートラインに立った“ライオン・キング”が、早くも野望に燃えた。

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バレンタイン監督来日[報知]

約2ヶ月ぶりに日本に戻ってきたバレンタイン監督は、新主砲・李を指名打者、福浦を一塁手で起用する方針を示した。

指揮官のビジョンは既に固まりつつある。一塁手での出場を熱望する李について質問を受けたが「実績があるし、活躍を期待している。一塁手で起用?まだ見たことがないので早く見てみたい。ただ、ウチには最高のファーストベースマンがいるからね」と春季キャンプで李が福浦以上の守備を見せない限り、「福浦=一塁、李=指名打者」で起用する考えを明かした。

米国では、新外国人の補強を進める一方で、春季キャンプのメニューや今季の打順、先発ローテーションの構想を練ってきた。「キャンプ初日からシーズン最終日まで成長し続けるチームにしたい。毎日がバレンタイン・デーになるといいね」。2位になった95年以上の大躍進で、1年間を通じてボビー・フィーバー持続させるつもりだ。

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李が初練習、つちのこバット持参[サンスポ]

ロッテの新外国人、李承Y内野手が来日から一夜明けた26日、さいたま市のロッテ浦和球場で国内始動。打撃練習では秘密兵器の「つちのこ型バット」をお披露目した。芯の部分が太く、グリップが極細の逸品。昨季、アジア新記録の56本塁打を生み出した“こだわり”で、日本でもキングの座を狙う。誰もが一瞬、目を疑った。薄暗い室内練習場に、白木のバットが怪しく光る。芯の部分が丸太のようで、グリップは木刀のごとく細い。国内始動でマシン打撃を行った李が手にしたのは「つちのこ型バット」だった。

「元々細めのグリップを使っていたので、リクエストしました。今日は室内だったので、感覚はすぐにはつかめないですね。これから、打球の飛距離を伸ばす練習をしていきます。」

昨季の韓国球界で56本塁打を放ち、王貞治(現ダイエー監督)らの持つシーズン55本の“アジア記録”を更新。その秘密はなんと、バットへのこだわりだった。今回の来日に合わせ、李はエス・エス・ケー、ミズノ、ゼットの3社にバットの製作を依頼。この日は5日ぶりの自主トレだったが、打撃練習では4本のバットを交互に使用。マシンを相手に68スイング、感触を確かめるように振り抜いた。太さ65ミリの芯に反比例して、グリップ部の太さはわずか22ミリの“秘密兵器”。「通常、芯の部分は60ミリでも太いくらい。グリップの平均は、28ミリぐらいですかね。あんな形のバットを使う日本人はいないでしょう。過去にはブライアント(元近鉄)、クロマティ(元巨人)が使ってましたね」と、メーカー担当者はかつての優良外国人の名を挙げて説明した。

韓国の一般的な球場に比べて、日本の球場は広い。昨年同様の本塁打を量産へ、バットの改良に目を向けた。芯の部分に重心がかかるため、スイングスピードが増す。だが、1つ間違えれば簡単に折れてしまう。その欠点を補うには、今まで以上のパワーが求められる。李は自主トレ、キャンプでは1キロのバットを使い、実戦で通常の950グラムに減らす予定だ。「日本の野球を勉強するつもりでやりたい。助っ人というイメージを早く捨てて、新人という立場でやっていきます」。韓国で“ライオンキング”の異名を持つ大砲は、最後まで謙虚な姿勢を貫いた。「つちのこ型バット」を引っさげて、パ・リーグの“キング”、そして日本の地で“王超え”を目指す。

◇カツ丼が大好きだけどダイエット

李が前日の来日後、真っ先に食べたのは「カツ丼」だった。韓国・三星時代に日本での春季キャンプで口にして以来の大好物で「大満足でした。(日本では)縁起物だと説明したら、喜んでいました。毎日、食べたいというんじゃないですか」とは代理人の金基柱氏。もっとも、李の大敵は太り過ぎ。現在は体重92キロだが「ベストの88キロまでは減らさなきゃ」と本人はダイエット計画を練っていた。

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バレンタイン監督チョコ発売[サンスポ]

ボビー・バレンタイン監督が26日、成田着の日航機で来日した。9年ぶりに復帰した新指揮官を待ち受けたのは、自らの写真がパッケージを飾るチョコレート「バレンタインボックス」だった。ロッテ本社とコンビニエンスストアのam/pmジャパンが共同開発。チョコレート2個とバレンタイン監督のベースボールカードがセットになり、2月1日から14日まで販売される。

「キャンプ中にバレンタインデーを迎えるけど、毎日をバレンタインデーにしたいね。今はワクワクしているよ」。見本品を手に、上機嫌のバレンタイン監督。その笑顔とは裏腹に、視線は6日後のキャンプへ向けた。この日、チームのスローガン「This year is beginning of the future〜今年から未来が始まる〜」を発表。「キャンプの初日から最後まで、常に成長するチームにしたい」と決意を口にした。

◇統計アナリストに就任したプポ氏が来日

チームの統計アナリストに就任したポール・プポ氏が来日した。メッツではバレンタイン監督の下、データ、傾向などを分析していた。「既に情報は入っている。世界一の監督、ボビーが優勝するはず」とニッコリ。夫人のドナーさんが米国人と日本人のハーフともあって「日本に来たかったんだ」と声を弾ませていた。

◇スカウト会議

ロッテは、さいたま市内の選手寮で今年初のスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議での自由獲得枠候補として速球派左腕の那須野巧投手(日大)らを挙げた。リストアップした候補選手は約200人。

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ロッテ、狙うは即戦力左腕[デイリー]

ロッテは26日、さいたま市内の選手寮で今年最初のスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議での自由獲得枠候補として日大の速球派左腕、那須野巧投手らを挙げた。この日の会議では、各担当スカウトが持ち寄った情報をもとに、約200人の候補選手をリストアップ。即戦力に近い左腕投手もしくは先発投手を補強ポイントにして絞り込みを行っていくことになった。

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李承Yが浦和球場で初練習[デイリー]

今季からロッテ入りした韓国の本塁打王、李承Y内野手が26日、さいたま市のロッテ浦和球場で来日後初の練習に臨み、ダッシュ、ノックにマシン打撃などで2時間足らず精力的に汗を流した。

旧正月の休暇で、体重は現在ベストを4キロオーバーとあって、ノックなどの動きは今一つ。李は「ちょっとオーバーペースで、しんどかった面もある。これからはランニングを中心にやっていきたい」と話した。昨季、韓国サムスンでマークした56本塁打の再現に向け、気になる日韓でのボールの違いについては「室内での打撃だけでは分からないが、反発力に変わりはないと思う」と、まずは手探りの様子だった。

黒木と顔合わせし、新居が同じ千葉・浦安ということで「近くに住むことだし、これからも仲よくやっていきましょう」と、笑顔で握手を交わしていた。

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李ノック、打撃に精力的[スポニチ]

今季からロッテ入りした韓国の本塁打王、李承Y内野手が26日、さいたま市のロッテ浦和球場で25日の来日後初の練習に臨み、ダッシュ、ノックにマシン打撃などで2時間弱、精力的に汗を流した。

旧正月の休暇で、体重は現在ベストを4キロオーバーとあって、ノックなどの動きは今一つ。李は「ちょっとオーバーペースで、しんどかった面もある。これからはランニングを中心にやっていきたい」と話した。昨季、韓国サムスンでマークした56本塁打の再現に向け、気になる日韓でのボールの違いについては「室内での打撃だけでは分からないが、反発力に変わりはないと思う」と、まずは手探りの様子だった。

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ボビー、優勝に向け来日[スポニチ]

ボビー・バレンタイン監督が26日、成田着の日航機で来日した。約30人の報道陣に囲まれると、いつもの“ボビー・スマイル”を披露。自身が指揮を執った95年の2位以来、チームはBクラスと低迷しているが「キャンプ初日からシーズン最終日まで成長し続けるチームにしたい」と力強く語った。また、監督自身が考案したスローガン「This Year is beginning of the future(今年から未来が始まる)」も発表。さらに25年間の付き合いで今回チームスタッフ入りすることになった、データから全球団の分析を行うポール・プポ統計アナリストも別便で来日した。9年ぶりのAクラス、そして優勝に向けての大きな期待を背負い、バレンタイン体制が動きだす。

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バレンタイン監督が来日「待ち焦がれた」[ニッカン]

バレンタイン新監督が26日、成田着の航空機で来日した。薄いブルーのスーツに身を包み、満面に笑みを浮かべて到着ロビーに姿を現した同監督は「米国に戻ったときから、この日を待ち焦がれていた。エキサイティングだ」と声を上ずらせた。春季キャンプを前にした心境については、今季のチームスローガンを引用して「今年から未来が始まる。そんな気持ちだ」と話した。米国に帰国中「投手陣のローテーションや、キャンプのメニューを練った」という同監督は「いいシーズンになるかは、チーム内でいい争いができるかだ」と選手のやる気を求めた。

2月1日のキャンプインまではコーチ陣との打ち合わせに時間を費やす予定だが、李承Y内野手が日本で練習を開始したことを聞かされ「早く直接見たい。明日会えるといいね」。指揮官は自主トレーニング視察にも前向きだった。

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李が初練習、マシン打撃など2時間[ニッカン]

今季からロッテ入りした韓国の本塁打王、李承Y内野手が26日、さいたま市のロッテ浦和球場で25日の来日後初の練習に臨み、ダッシュ、ノックにマシン打撃などで2時間足らず精力的に汗を流した。旧正月の休暇で、体重は現在ベストを4キロオーバーとあって、ノックなどの動きは今一つ。李は「ちょっとオーバーペースで、しんどかった面もある。これからはランニングを中心にやっていきたい」と話した。日韓でのボールの違いについては「室内での打撃だけでは分からないが、反発力に変わりはないと思う」と、まずは手探りの様子だった。

この日は、黒木知宏投手とも初顔合わせ。新居が同じ千葉・浦安ということで「近くに住むことだし、これからも仲よくやっていきましょう」と、笑顔で握手を交わしていた。

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日大左腕・那須野を獲得候補に[ニッカン]

ロッテは26日、さいたま市内の選手寮で今年最初のスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議での自由獲得枠候補として日大の速球派左腕、那須野巧投手らを挙げた。この日の会議では、各担当スカウトが持ち寄った情報をもとに、約200人の候補選手をリストアップ。即戦力に近い左腕投手もしくは先発投手を補強ポイントにして絞り込みを行っていくことになった。

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