1月30日1月30日ロッテの新外国人マット・フランコ内野手、ベニー・アグバヤニ外野手が30日、キャンプ地の鹿児島入り後、いきなり「150キロ打ち」トレを行った。軽くウオームアップすると「キャンプが始まるのが待ち遠しいぜ」とバットを手に、鴨池ドーム（室内練習場）へ直行。スクリーンに投手の姿が現れるバーチャル打撃マシンを相手に、最速150キロのボールをはじき返した。
約30分の打撃練習後「この機械は、前にシェイスタジアムでやったことがあるんだけど、ずっと改良されてるよ。ボールの出どころが見やすいしね」とフランコ。ベニーも「これでランディ・ジョンソン（Dバックス）やマダックス（ブレーブスからFA）を打つ練習をしてたんだ」と胸を張った。同じ機械は日本にこれ1台。約800万円し、ナックル以外はシンカーやカットボールなど何でも投げられる秘密兵器で、今後は西武松坂やダイエー和田らの攻略法を探し出す。
鹿児島入りしたチームの中で、最年長38歳の小宮山がブルペン1番乗りした。全ての球種を交ぜながら、捕手を座らせて40球。「和製マダックス」の異名を通り、コースに投げ分けた。投球後は「自分の考えてる通りにやってるだけ。いい形でキャンプに臨むのは当たり前ですから」とクールに話した。
30日午後、無事に全選手が鹿児島入りした。空港ではバレンタイン監督と小坂選手会長に花束が贈られた。選手達が乗り込んだバスはそのまま鹿児島市役所前の広場へ。たくさんの市民が出迎える中、歓迎セレモニーが行われ、バレンタイン監督が日本語で挨拶。大きな拍手を浴びた。
ホテルに到着すると、ほとんどの選手が着替えて球場へ。走り込みやノックなどで各選手とも汗を流した。監督とコーチ陣はホテルでスタッフミーティング。
30日、鹿児島のホテルで、ベニー、フランコ両選手の入団会見が行われた。2人とも「チームの勝利に貢献したい」と口を揃えた。入団会見を終えた2人は鴨池ドームでマシンバッティングを行った。
小宮山が鹿児島ブルペン1番乗りを果たした。到着後、投手陣も何人か球場で汗を流したが、ブルペンに入ったのは小宮山1人。投げたのはキャッチャーを座らせて40球。ストレートを18球、カーブを7球、その他、シュート、スライダー、チェンジアップと全ての球種を投げ込んだ。
西武は30日、所沢市内の西武鉄道本社でホセ・フェルナンデス内野手の入団を発表した。背番号は1。昨季ロッテで126試合に出場して打率3割3厘、32本塁打、100打点マークしたフェルナンデスは「チームの日本一に貢献したい」と新天地での抱負を語った。
ボビー・バレンタイン監督以下、1軍キャンプ参加メンバーが30日、鹿児島入りした。鴨池球場で行われた自主トレではチーム最年長の小宮山悟投手がブルペンに一番乗り。平成11年以来5年ぶりの古巣ロッテ復帰、昨年“浪人生活”を経験したベテラン右腕が、キャンプイン直前に猛アピールだ。まっさらなマウンドに、小宮山が足を踏み入れる。他の投手は誰もいない。キャンプインを2日後に控え、鴨池球場のブルペンに1番乗りだ。
「ブルペン1番乗りって、今はまだ30日だからね。だから、みんな集まっているんだ。自分の考えている通り、やっただけだよ」。とぼけた表情は逆に確固たる自信の証。何よりその投球内容が“キャンプモード”を物語っていた。ストレートを18球、カーブ7球、さらにシュート、スライダー、チェンジアップを5球ずつ投げ分ける姿に「速い、速いですよ。相当、やってきていますね」と池野ブルペン捕手も驚きを隠せなかった。
平成11年以来5年ぶりの鹿児島キャンプ。横浜、メッツと渡り歩き、昨年は“浪人生活”を過ごした。その間に鴨池球場も変貌を遂げていた。むき出しだったブルペンは、風よけのフェンスで囲まれる。39歳のチーム最年長右腕は、時の流れをひしひしと感じた。「昔を思い出しながらやっています。ブルペンはボクがいたときより、良くなっています。トシもトシなんで、必要以上におっかなビックリやっていきますよ」と、小宮山は唇をかみ締めた。ブランクを取り戻すため、とにかく投げ続ける。
バレンタイン監督も鹿児島入りし、早くも精力的な動きを見せた。市役所での歓迎式典では日本語で約500人のファンに挨拶。その後は宿舎で初のスタッフ会議を開いた。1日からのキャンプでは、現時点で決まっている休日が5日と10日のみ。「メッツの監督だったときはキャンプは1日しか休日がなかった」と“鬼軍曹”宣言！？
鹿児島キャンプの“秘密兵器”は、日本初上陸の米国製のバーチャル打撃マシン「プロバッター」だった。スクリーンに投手の映像が流れ、リリースポイントからボールが飛び出す仕組み。161キロまでの速球、8種類の変化球が設定できて、値段は約750万円。早速、試し打ちしたフランコは「メッツで同じものを使ったけど、今回の方がはるかに上」と太鼓判を押した。
小宮山悟投手が30日、ナインと共にキャンプ地の鹿児島入り。ブルペン1番乗りを果たした。小宮山は鴨池球場での合同自主トレに参加すると、アップ後、真っ先にブルペンへ向かい、カーブ、スライダー、シュート、チェンジアップを交えて40球を投げた。
「1番乗り？まだ（キャンプ前の）30日でしょ。特に意味はありません」と冷静だったが、2年ぶりの現役復帰となる今年は開幕1軍へアピールも必要。池野ブルペン捕手が「相当やってきていますよ」と驚いたように周囲は38歳右腕の意気込みを感じ取っている。2月1日のキャンプ初日にはバレンタイン監督の前で投球練習を行う。順調な仕上がりに「当然のことでしょう」と力を込めたベテランが、キャンプインを控えて輝きを増してきた。
ロッテが米大リーグ・レッズの左腕、ダン・セラフィーニ投手を獲得することが30日、分かった。既に契約内容には大筋で合意しており、鹿児島キャンプの第2クールが終わる2月10日前後には合流する予定。チームの課題だった左投手の補強が、これで完成することになった。
ロッテは、これまでベニー、李、そしてフランコと野手を中心に獲得してきたが、特に中継ぎ、ワンポイントとしての左投手の補強も、バレンタイン監督のルートを利用して人選を続けていた。関係者は「1度は他チームに獲得されそうな状況だったが、この1週間で契約する運びになった。ミンチーとの兼ね合いもあるが、貴重な戦力になるだろう」と話した。
セラフィーニはメジャー在籍の通算6年間で、101試合に登板し15勝16敗1セーブの成績。98年、ツインズでは28試合で7勝（4敗）を挙げている。2001年にはメジャー昇格こそなかったものの、メッツ傘下の3Aノーフォークに在籍しており、バレンタイン監督の門下生とも言える。“バレンタイン大補強”もこれで第4弾。2月1日のキャンプインを目前にして、30年ぶりのV奪回の戦力が整った。
9年ぶりにバレンタイン監督が指揮を執るロッテが30日、キャンプ地の鹿児島入り。同監督は歓迎式典で「9年ぶりの鹿児島は相変わらず美しい」と日本語で挨拶し、宿舎到着後、スタッフ会議を開いた。キャンプに臨む心境について指揮官は「前回監督時は（自分の中で）混乱もあったが、今回は興奮が強い」と語った。
選手らも県立鴨池球場などで自主トレを行い、1年間のブランクを経て現役復帰した小宮山が早速ブルペンに入った。
また、新外国人、ベニー・アグバヤニ外野手、マット・フランコ内野手の2選手が同市内のホテルで入団会見を行い、同席したバレンタイン新監督は「勝つために何をすべきか知っている選手」と期待を寄せた。
長距離砲の期待が高いベニーは「少しでも多くのフェンスオーバーの打球を飛ばしたい」と抱負。三塁のほか、数ポジションをこなすフランコは「打つだけでなく、守備のオプションにも期待して欲しい」と話した。2人は会見後、室内練習場の鴨池ドームで打撃マシンで約30分打ち込みを行うなど、意欲的な姿勢を見せた。
ロッテが30日、キャンプ地の鹿児島入りした。9年ぶりに指揮を執るバレンタイン監督は歓迎式典で「9年ぶりの鹿児島は相変わらず美しい」と日本語で挨拶した。宿舎到着後には、早速スタッフ会議を開いた。キャンプに臨む心境について指揮官は「前回監督時は（自分の中で）混乱もあったが、今回は興奮が強い」と語った。選手らも県立鴨池球場などで自主トレを行い、1年間のブランクを経て現役復帰した小宮山がブルペンに入った。
新外国人、ベニー・アグバヤニ外野手（登録名ベニー）、マット・フランコ内野手の2選手が30日、キャンプ地の鹿児島市内のホテルで入団会見を行い、同席したバレンタイン新監督は「勝つために何をすべきか知っている選手」と期待を寄せた。
長距離砲の期待が高いベニーは「少しでも多くのフェンスオーバーの打球を飛ばしたい」と抱負。三塁のほか、数ポジションをこなすフランコは「打つだけでなく、守備のオプションにも期待して欲しい」と話した。2人は会見後、室内練習場の鴨池ドームで打撃マシンで約30分打ち込みを行うなど、意欲的な姿勢を見せた。
プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」が、キャンプのため今日鹿児島入りしました。ボビー・バレンタイン監督や、年間56本のホームランを放った韓国の李承燁選手など、新生千葉ロッテを一目見ようと大勢のファンがつめ掛けました。マリーンズの鹿児島キャンプは今年で33回目、今日午後、鹿児島市に到着し、市役所前のみなと大通り公園で歓迎セレモニーが行われました。去年は4位に終わったマリーンズですが、今年は、9年前にチームを10年ぶりの2位へと導いたボビー・バレンタイン監督が復帰。さらに、韓国で去年、アジア記録となる年間56本のホームランを放った李承燁内野手も入団、今日も元気な姿を見せました。また、大リーグ・メッツを経て1年の浪人生活からの復活を目指す小宮山悟投手など、話題の補強もありました。例年以上に注目の集まっているマリーンズ。セレモニーには例年以上に多くの人が訪れ、会場は熱気に包まれました。千葉ロッテマリーンズは来月28日までの1ヶ月間、鹿児島市の県立鴨池球場などでキャンプを行います。
9年ぶりにバレンタイン監督が指揮を執るロッテが30日、キャンプ地の鹿児島入りした。同監督は歓迎式典で「9年ぶりの鹿児島は相変わらず美しい」と日本語で挨拶し、宿舎到着後、スタッフ会議を開いた。キャンプに臨む心境について指揮官は「前回監督時は（自分の中で）混乱もあったが、今回は興奮が強い」と語った。選手らも県立鴨池球場などで自主トレを行い、1年間のブランクを経て現役復帰した小宮山が早速ブルペンに入った。
新外国人、ベニー・アグバヤニ外野手、マット・フランコ内野手の2選手が30日、キャンプ地の鹿児島市内のホテルで入団会見を行い、同席したバレンタイン新監督は「勝つために何をすべきか知っている選手」と期待を寄せた。
長距離砲の期待が高いベニーは「少しでも多くのフェンスオーバーの打球を飛ばしたい」と抱負。三塁のほか、数ポジションをこなすフランコは「打つだけでなく、守備のオプションにも期待して欲しい」と話した。2人は会見後、室内練習場の鴨池ドームで打撃マシンで約30分打ち込みを行うなど、意欲的な姿勢を見せた。