2月9日2月9日奥サン同伴デモ、OKデス！ロッテのボビー・バレンタイン監督が9日、これまで禁止とされてきたキャンプでの選手夫人の同宿を許可した。この日の練習後、「チームのルールとして明文化されているかは分からないけど、夫人同宿が禁止という話は関係者から聞いたことがある。でも奥さんがいて問題が起きたことはない。むしろいない方がトラブルがあったりするからね」と、笑顔で同宿の全面解禁を宣言。夫人同伴が常識の大リーグ流がロッテにも導入されることになった。
キャンプで寂しい思いをしている妻帯者、中でも異国の地で孤独な挑戦を続ける李承燁にとっては朗報だ。松静夫人は20～25日に来日予定だが、キャンプ地を訪れる可能性は少なかった。しかしバレンタイン監督は「松静夫人は彼の人生の中で大きな部分を占めている。こちらに来るのは大いに結構だ」と鹿児島入りを勧めた。
これには同監督の下心！？も少しだけ含まれている。「あれだけ美しい方なので、みんな見たいと思っているはず。こちらに来てくれればチームにとっても大きな影響を与えるんじゃないかな」。現役大学生兼モデルの松静夫人を一目見れば、ナインの士気も上がるとばかりに、夫人の鹿児島入りを熱望した。
監督本人は現在、単身赴任中。メアリー夫人と長男のロバートJr.さんは米国で生活している。そんな境遇だからこそ、李をはじめ妻帯者に寂しさを味わわせたくないという思いは強い。
李の打撃に西武007が警戒心を強めた。この日、開幕戦で対戦する西武の片平晋作編成部長が鹿児島キャンプを視察。李について「ボンズ（米大リーグ・ジャイアンツ）のように軸を中心にその場で回転できる。日本人で言えば小久保を左にしたような感じかな。当然マークしなきゃならない」と徹底解剖に乗り出す。
清水直が75球の投球練習を行った。制球力抜群の直球に加え、鋭いカットボールも披露。見ていた西武片平編成部長も「リーグを代表するエースに成長してきた。うちと対戦する開幕戦ではいい試合が期待できそうです」とうなった。しかし清水直は「開幕投手は狙いたいですけど、（僕のことは）ノーマークでお願いします」と笑っていた。
ロッテの高沢秀昭2軍打撃兼外野守備走塁コーチが佐野1、2軍巡回コーチに代わって1軍の鹿児島キャンプに合流した。1軍のロブソン打撃コーチと指導法を統一するため。
ベニーの代役として早坂が登場した。
李承燁内野手に9日、警戒警報が発令された。3・27開幕戦（西武ドーム）で対戦する西武・片平編成部長が鹿児島キャンプを視察し「振りの速さは脅威」と警戒。手元まで引きつけて振り抜けるのは速さの証で、30スイングのフリー打撃を見守った片平部長は「左打ちの小久保という感じ。ボンズもフォローが小さいのにスイングは速い」と日米屈指の強打者を比較対象に挙げた。
偵察を警戒した李は「弱点を見つけられないように」と控え気味に振ったというが、それでもボンズ級の評価を得た。16日の練習休日にはモデルの松静夫人の鹿児島来訪案も浮上。バレンタイン監督が「美しい方ですからチームを感激させてくれるでしょう」と同宿を許可した。17日開始予定の紅白戦へ向けて環境が整う一方で、パ・リーグ5球団の警戒は強まるばかりだ。
オクサン、カゴシマニキテクダサイ。ロッテの鹿児島キャンプで9日、ボビー・バレンタイン監督が李承燁内野手の愛妻、李松静さんのキャンプ合流を熱望した。昨年まで禁止だった選手家族の同宿も認めて、現役大学生モデルの美貌に興味満々、いや津々。これ、バレンタインのお願い。
突然のラブコールだった。バレンタイン監督の目尻が下がる。口元がダラ～ンと緩む。李夫人、李松静さんの鹿児島キャンプ合流＆初対面の日を心待ちにした。「李にとって、奥さんは人生のなかで大事な存在。あんなに美しい人ですから、彼だけではなく私をはじめ、チームにも大きな影響を及ぼしてくれるでしょう」。美人がいれば、頑張れるという意味か。とにかく、合流容認、いや、合流要求だ。李松静さんは目鼻がキリリと整い、色白の肌が印象的な韓国美女。昨年12月16日の“同伴入団会見”では、白いシャツからおへそがチラリとのぞくたび、一斉にカメラのフラッシュがたかれた。
地元では大学に通いながら、モデルの仕事をこなす有名人。美人妻は、性格が悪いといわれがちだが、松静さんは尽くすタイプという。李承燁が来日して2週間、韓国の報道には「ホームシック？」の見出しが躍った。「昨日（8日）、奥さんから電話があったんですよ。『日本に行った方がいいかな』と心配していました」とは代理人の金基柱氏。練習休みの16日に合わせ、鹿児島入りするプランを練っている。
「もちろん、同宿OKだよ。昨年までは禁止されていたみたいですが、彼に限らず、今の人間には問題ないでしょう」とバレンタイン監督。彼女がくるならルールも変える？選手家族の同宿を許可した。宿舎の廊下、エレベーター、レストランで、松靜さんとバッタリ会えば…。あの笑顔に、身も心も癒されるハズ。そして、究極のバレンタイン構想は、12球団初の人妻マスコットガール誕生？何より、指揮官が骨抜きにならぬよう、気をつけてください。
キャンプ第2クール最終日、李は“お疲れモード”。鴨池ドームでのフリー打撃は、30スイングで16本の安打性の当たりをマーク。その後はウエートトレをこなし、足早に帰りのバスに乗り込んだ。17日にも始まる紅白戦で、一塁を争う福浦と別チームに分かれることが決定。「自分のベストを尽くすだけ。一塁か指名打者かは、監督が決めること」と言葉少な。やっぱり、奥さんがいないから？
バリー・ボンズならぬ“リー・ボンズ”の登場だ。この日のキャンプ地には西武、オリックス、阪神、巨人の編成担当が集結。開幕で対戦する西武・片平晋作編成部長は「あのスイングの速さは脅威。トップ（の位置）が高いから、変化球にも対応できる。タイプとしては小久保（巨人）の左打者版。バリー・ボンズと同じで、呼び込んで打てるね」と日米の長距離砲の名を挙げ、警戒心を強めていた。
アテネ五輪日本代表の高木豊守備走塁コーチが視察に訪れた。昨年のアジア予選に出場した小林雅と談笑した後、バレンタイン監督、韓国代表だった李承燁に挨拶。「（ロッテは）雰囲気が明るくなった。これから候補を挙げていくので、皆さん（報道陣）が期待していることはまだ言えません」と具体的な代表候補についてはノーコメントだった。
昨季15勝の清水直が開幕投手に向けてデモ敢行。ブルペンで75球、小気味よいミット音を響かせ「今の時期にしては調子がいい。腕も7割くらい振れていますね」と自画自賛。視察した西武の片平編成部長も「理想的なフォームだね。開幕で対戦？当然、そうなると思います」と後押しした。
李承燁内野手に“リフレッシュ休暇”が与えられる。現役女子大生モデルの妻・松静夫人と休日を過ごすため、休日前となる15日の練習後に千葉・浦安の自宅に一度帰るプランだ。
慣れない環境、日韓の報道攻勢、のしかかる重圧。キャンプも2クールを終え、肉体的、精神的な疲れがたまる時期。第3クールの5日間で10件以上のインタビューが待っている。韓国では「ホームシックに陥った」とも報道され、松静夫人から専属広報の金基柱氏に連絡があったほどだ。「宿舎では部屋に入れば結局1人。テレビも言葉が分からないし、韓国の新聞も取り寄せているが、気疲れはある」と、決して外では弱音を吐かない“孤独”な助っ人を金氏はいたわった。夫人が鹿児島の宿舎を訪れることも可能だが、過熱報道に配慮し、浦安のマンションで休養させることがベストと判断した。
今キャンプから、休日前に外泊OKの姿勢を取るバレンタイン監督は「奥さんがいない方が問題」と、全選手のプライベートを充実させる考え。メリハリの利いたキャンプで、たまる一方のフラストレーションを一掃し、ナインのモチベーション維持を図る方針だ。
ロッテのエース清水直行投手が第2クール最終日の9日、速球を中心に75球を入念に投げ込んだ。腕の振りは「7割ぐらいの感じ」というが、球は鋭く伸びた。「ちょっと早いぐらい」と話す通り、調整は順調そのものだ。視察に訪れた西武の片平編成部長も「風格すら出てきた」と、開幕戦での対戦が濃厚な右腕に警戒を強めた。
高沢秀昭2軍打撃兼外野守備走塁コーチが9日、佐野1、2軍巡回コーチに代わって1軍の鹿児島キャンプに合流した。高沢コーチは「ロブソンさんと指導法を統一しようということで呼ばれました」と理由を説明。ロブソン打撃コーチと一緒に練習に目を光らせ、その指導法を2軍に持ち帰るつもりだ。