わたしはかもめ2004年鴎の便り(2月)

便

2月10日

乗り乗りボビー「逆バレンタイン」構想

この日、桜島を自転車で散策したバレンタイン監督が、ファンサービスのため「逆バレンタインデー」を行う。「僕がファンの人達に球場でロッテのチョコを配るのも、いいプランですね」と、チョコレートを観客にプレゼントする案に乗り気だった。同監督は練習ペースも変更、15日が日曜日のため、第1、第2クールより1日多い5勤で、16日の月曜日を休日に設定。ファンに思いやりを見せている。

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小宮山にも必要、オンオフの切り替え[ニッカン]

◇現役評論家、小宮山悟

第2クールも終了し、やっぱり野球は楽しくてしょうがない。もちろん体の中で、あれっ?という部分はいっぱい出てきている。関節がきしむような感じとかね。でも感覚はまだ敏感に保っている。センシティブな部分を失った段階でアウトだから。毎日の体調の変化を含めて、今日こんな感じだなというのが把握できているうちは大丈夫かなと思う。

僕は引き際の美学とかで辞めたくない。どのレベルの球を自分で良しとするかにもよるけど、今のブルペンでの球なら44、45歳くらいまでは投げられる。ボロボロになるまでやりたい。だって野球って面白いから。1年間でつらいことの方が圧倒的に多い。でもキャンプ中に、シーズンに備えてあれこれ考えることだって楽しいんです。

敏感な感覚を保るためには、オンとオフをしっかり切り替えることが大切。だらっとする時間をつくらないと疲れちゃうから。今日はゴルフに行ってきた。スコアは「82」。天気も良かったし最高でしたよ。たぶん次のクールからB・P(打撃投手)で登板すると思う。打者に投げると、インパクトの瞬間に打球を想定して身構えたりするから、ブルペンで投げていた時とは違った部分が張ってくるんです。そこでケガをしないようにしないとね。

小宮山の第2クールは2日目の7日だけノースロー調整。そのほかの日はカーブ、チェンジアップなど変化球も交えながら、低めに丁寧な投球練習が続いた。

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仰天メニュー!目隠し投球[スポニチ]

ボビー・バレンタイン監督が、またユニーク練習を導入することが10日分かった。目隠しをした投手にどれだけ正確に投げられるか競わせるもので、11日突入の第3クールから開始。ストライクゾーンを心で記憶させる“心眼投法”で制球力アップを図る。

泉のごとくアイデアがあふれ出る。第1クールではバーチャル打撃マシンを使った塁打ゲームを導入。遊び心満点のメニューで野手陣の心をつかんだが、今度は投手陣がターゲットだ。 「新メニュー?もう準備はしているけど、内証だよ」。この日は笑顔で報道陣をけむに巻いたが、すでにアイマスクも用意。「僕らにもゲーム感覚のメニューを考えて欲しい」と話していた黒木ら投手陣の期待に応えるべく、前代未聞の仰天メニュー採用へ準備を進めていた。

ストライクゾーンの把握と正確な投球メカニズムが要求されるだけに、優勝候補は“精密機械”小宮山。「楽しみながら練習をすることが大事」というバレンタイン監督がどうやって選手の意識を高め、そして盛り上げていくのか、目が離せなくなってきた。

◇ボビー桜島一周

バレンタイン監督が練習休日を利用して桜島一周に挑戦した。マウンテンバイクで鹿児島市内の宿舎を出発。フェリーで桜島に渡って一周36キロの周回コースを約2時間半で走破した。「丘を超えるのはきつかったですが、桜島はハワイのように美しかった」と通訳を連れない一人旅の成果に満足げ。また、14日のバレンタインデーでファンへチョコレートを配るプランが浮上し「いいアイデア」と乗り気だった。

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2・14バレンタイン監督“愛の1000本ノック”[サンスポ]

ボビー・バレンタイン監督が鹿児島キャンプ休日の10日、桜島で36キロの“自転車トレ”を行った。11日からの第3クールでは若手を自ら1000本ノックで鍛え上げるプランが急浮上。決行日はバレンタインデーの14日が有力で、肉体強化したボビーがその名も“愛のノック”を浴びせる!?

バレンタインデーは女性が男性に愛を告白する日?いや、男が男に伝えることもある。それもチョコではなく、泥まみれのボールで、だ。真っ青に晴れ渡った鹿児島キャンプ休日。バレンタイン監督は肉体強化を兼ねて、桜島で自転車をこいだ。36キロのコースを、約2時間半かけて一周。白い煙の立つ噴火口を見上げながら、あるプランを思い巡らせた。「新しい練習のアイデアは考えています。今より厳しい?ハイ、ソウデスネ」。

11日のキャンプ第3クールからは実戦的、かつ過酷なメニューになる。目玉は今江、渡辺正、早坂ら、若手野手に監督自ら浴びせる1000本ノックだ。ランペン内野守備走塁コーチが7日に、インフルエンザで離脱。1度は頓挫していたが、ようやく合流のメドが立った。

「1000本ノックデスカ?ランペンコーチが戻ってから、やらせようと思ってます。ボクも打つかもしれないよ」とバレンタイン監督は気合十分。ノックの練習を繰り返して、決行日は準備の整った14日が有力。そう、まさにバレンタイン・デー。バレンタイン監督からの愛情たっぷりの贈り物という訳だ。「桜島は美しいところでした。でも、丘を駆けるのがキツかったよ。可能ならもう1度、挑戦してみたいね」。頭をリフレッシュし、体はパワーアップ。53歳の年齢を感じさせないボビーが、聖なる日に“チーム愛”の伝道師となる。

◇チョコを配るイベントも

こちらもバレンタイン企画。球団営業部では14日にバレンタイン監督がファンにチョコを配るイベントを検討している。「親会社がお菓子メーカーですから、監督のOKが出ればいつでも鹿児島に送れます」と営業担当者。このプランを伝え聞きた監督も「イイデスネエ」と前向きだ。

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福浦が休日ゴルフ[サンスポ]

キャンプ2度目の休日、福浦は5日に続いてゴルフを行った。「スコアは言えないです。この前よりは良かったけど100以上なんで…」。これまでの4勤1休から第3クールは5日連続の練習に変わる。それでもマリンの安打製造機は「16日の休みも(ゴルフへ)行きます」とリベンジを誓った。

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バレンタイン監督がチョコ配ります[報知]

◇バレンタインに、バレンタインが、バレンタイン・チョコでお出迎え!?

ボビー・バレンタイン監督が、14日のバレンタインデーに鹿児島キャンプを訪れたファンに対し、ロッテ製品のチョコレートを贈るプランが10日、浮上した。ファンサービスを大事にする指揮官だけに「私が配る?いいアイデアですね」と前向きだ。11日からの第3クールも4勤から5勤に変更し、土、日曜のオフを避ける計画も立てたほど。球団関係者は「ある企画を考えています。監督が配る?可能性はありますが…」と話し、キャンプへの来場を呼びかけた。

2度目のオフとなったこの日は桜島に出掛け、マウンテンバイクで全長36キロもある外周を走破。53歳とは思えないスピードで2時間半のサイクリングを楽しんだ。「次のクールからは厳しい練習になるよ」と笑うバレンタイン監督は、まさにバイタリティーの塊だ。

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バレンタイン監督、桜島を走破[ニッカン]

練習休みを利用し、ロッテのバレンタイン監督が自転車で、鹿児島の名所、桜島を一周した。快晴の中、約36キロを2時間ほどで走破。アップダウンの激しい難コースを軽々クリアし、「桜島は美しい。まるでハワイみたいだった。またぜひ挑戦したい」。景観に感激する余裕すらのぞかせていた。

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