わたしはかもめ2004年鴎の便り(2月)

便

2月13日

李、エース清水直から2発[ニッカン]

エースにその実力を認めされた。李承Y内野手が、フリー打撃で昨季15勝の清水直から2発を放った。1本目は左中間場外への推定130メートル弾、2本目は右中間席へと、球に逆らわず打ち返した。

直球だけだったとはいえ、李が放った安打性の当たり5本は全て長打。これには清水直も「いいスイングしてますよ。力があるから甘いコースにいけば持っていかれる。失投を見逃さない技術もありますね。何より、打球がセンター方向にいっているのが、いい打者の証拠でしょ」と脱帽した。

「僕は1年目から活躍したい。そして日本で最高レベルの選手になりたいんです」という李。そのためにもパ・リーグを代表する投手、清水直の力を確認できたことは大きかった。松静夫人が韓国滞在中のため、14日バレンタインデーは夫人からのチョコレートがない。それでも「これまでだって野球をやってきたから、あまりバレンタインデーとか意識したことはありません。チームのためにプレーしていくだけです」と、野球に専念する気概を見せていた。

◇今度は空振りを

李にいい当たりをされた清水直がリベンジを誓った。「今度は変化球も交ぜて、空振りくらいはとりたいです」。この日は直球のみで内外角のコースを投げ分けた。次回はより実戦に近い投球をすることを明言した。李も「打者は10回中3回打てればいい方。変化球を交ぜられたら難しい面も出てくる。でも、少ないチャンスを生かしていけば」と意欲を見せていた。

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小宮山自画自賛

小宮山もフリー打撃に初登板した。63球中、ボールがわずか16球。精密機械と呼ばれた制球力は健在だ。その後ブルペンで60球のピッチングなど、計149球を投げ込んだ。「手応えという点では、自分自身に感心している。意外にすごいなと。早くシーズンが来ないかと思った」と充実の表情だった。

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ダイエー和田も警戒警報[ニッカン]

ダイエー和田毅投手が、ロッテに警戒警報を出した。練習休日だった13日、宮崎・青島の温泉で疲れをとり「ロッテは(今季)しっかり補強しているし、福浦さん、堀さんや外国人もいる。投手陣は先発、中継ぎ、抑えがしっかりしているから1番気をつけないと勝てないチーム」。和田は昨年5敗(14勝)しているが、ロッテ戦では3試合登板して1勝2敗。ただでさえ「苦手」な上に、新戦力の補強に警戒心を強めた。

福浦との対戦打率は4割5分5厘(11打数5安打)、堀にも5割5分6厘(9打数5安打)と打ち込まれている。さらに新外国人ベニー、李が入った。防御率のタイトルを狙う和田にとっては、この4人をいかに封じるかが鍵を握る。「去年は逆球が多かったし、右打者の内角を狙った球が真ん中に入って打たれることも多かったので、そこを修正したい」。キャンプでは新球の高速スライダー(Vスラ)に加え、直球と変化球で癖があったグラブの使い方も修正中だ。豊倉スコアラーが収集しているデータを基に徹底分析もして対戦へ備える。

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ボビー、ファンのために勝つ[ニッカン]

◇決断迷いなし

≫9年ぶりのロッテ復帰です。あなたのカムバックをファンは望んでいました。大リーグの監督をしながら、ロッテのことは気になっていましたか。
バレンタイン監督
「実は、ずっとロッテの監督に復帰したかったんです。今回、オファーがあった時、迷うことなく受けようと思いました。9年前に一緒だった選手のことはずっと考えていたし、今回また、彼らが頑張っている姿を見るのは、とても嬉しい。」
≫今度は途中で帰るなんてことはないですね。
バレンタイン監督
「契約は3年プラス、オプション(2年)。ファンを失望させない、長い期間になると思いますよ。私が辞めてから、チームがBクラスだったことは知っています。でも過ぎたことを言ってもしょうがない。」
≫前回は、投手では黒木、野手では堀、諸積ら若手を積極的に起用しました。今回は誰か新戦力を見つけましたか。
バレンタイン監督
「4、5人は確実に、いい選手がいるのが分かりました。特に3年目の今江、2年目の西岡は将来、本当のスーパースターになっていくはず。投手では、2年目の左腕浅間が相当、期待できると思います。」
≫投手陣全体について、聞かせてください。
バレンタイン監督
「開幕から先発投手5人を中4日で回していくことは決めています。清水直、小林雅は抜きんでた存在ですね。渡辺俊、小林宏もいい。黒木や藤田だって、素晴らしい投球を見せてくれている。本当に全員がよく見えるんですよ。そんな中で、小宮山にも期待しています。彼の言葉、行動、全てに於いて、私の高い期待に応えてくれるはずです。」
≫弱点だった打線は、大型補強で改善したように見えます。韓国の「国民的打者」李が加入し、同じ新外国人のベニーらと中軸を形成するはずです。
バレンタイン監督
「彼らはチームにとって、様々な貢献をしてくれると思います。ただ、得点力を上げるのは、全ての打者。全員が向上することによって打線が強力になるんです。」
≫全員で、と言えばあなたはナイン全体に、個人成績での出来高契約を結ぶことを禁じていますね。
バレンタイン監督
「まずい言いたいのは、米国では個人成績に対するボーナスはないということ。チームのためにならないですから。200安打でいくらとか、負けても、それで喜んでいるのはよくないことだと思います。」

◇個人よりチーム

≫私は野球記者を37年やっています。でも日本のプロ野球は、ファンが本当に楽しめる野球をやっていないと感じます。例えばカウント0−3から打者は打たない。逆に2−0から投手は必ずボールを投げます。
バレンタイン監督
「メジャーでも、3ボールから『打て』と言っても打たない選手はいます。2ストライクからボールを投げる投手も。そういうのには、ずっと不満でした。私のチームの選手にはファンが喜んでくれるような『最高の野球』をして欲しいと思っています。」
≫今夏のアテネ五輪で主軸がシーズン途中、離脱する可能性があります。
バレンタイン監督
「小林雅や、もしかしたら清水直が抜けるのは複雑な気持ちです。2人にはずっとチームにいて欲しいから。私にできるのは2人がいる間チームを強化して、いなくなった時に十分戦えるチームをつくること。そして上位3チームには絶対、食い込みたい。」
≫日本はあなたがいない間に、経済が落ち込んで暗い時代を迎えています。だからこそ、あなたの笑顔と明るい野球に期待がかかっています。
バレンタイン監督
「ロッテのファンはずっと良い結果を期待していながら、そういう結果にはならなかった。だからこそプラスに転換する要素はたくさんあるし、そう期待してもらえるのはありがたいことです。本当に小さな1歩を重ねていくしかないと思いますが、結果として優勝につながったら、ファンにも喜んでもらえるんじゃないですか。」
今季達成されそうな記録
選手名目標記録達成まで(昨年)過去
諸積1000試合出場94試合(46)389人
小坂1000試合出場109試合(134)389人
1000安打166安打(133)215人
250犠打40犠打(19)6人
波留1000試合出場116試合(50)389人
1000安打135安打(22)215人
初芝1500安打34安打(39)83人
250本塁打25本塁打(4)45人
350二塁打31二塁打(13)23人
1500安打51安打(140)83人
300二塁打20二塁打(24)40人
1000三振12三振(80)35人
福浦1000安打126安打(172)215人
100本塁打33本塁打(21)229人
小林雅150セーブ33セーブ(33)3人
小宮山1500奪三振100奪三振(-)45人
黒木1000奪三振155奪三振(0)110人

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バーチャルゲーム

◇SAMURAI28−13チームヤング

SAMURAI(4勝)
サブロー、西岡、波留
チームヤング(2勝2敗)
諸積、初芝、垣内

◇ドリームチーム33−21正宗

ドリームチーム(3勝1敗)
李承Y、井上純、佐藤
正宗(4敗)
小坂、清水将、渡辺正

SAMURAIが4連勝を飾り、単独首位の座をキープした。SAMURAIが4連勝したために、正宗の単独首位の可能性がなくなった。

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小宮山、フリー初登板

小宮山がフリーバッティングに初登板。サブロー、フランコ、西岡相手に68球を投げた。

小宮山
「調子はまあまあ。納得出来るのは半分くらい。開幕までにキチンと持っていくのは当然のこと。とにかく、ケガだけはしないように気をつけますよ。細かいコントロールをこなせるようにしていく。」

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ロッテ「エース・4番対決」2発で李の勝ち[報知]

ロッテの「エース・4番対決」は、サク越え5発で4番の勝ち!韓国の56発男・李承Y内野手が13日、フリー打撃で清水直と初対決し、14スイングで2本塁打を含む6安打。場外への激弾も披露した。

わずか2球目だった。エースの直球を振り抜いた打球が、バックスクリーン左をかすめて場外に消えた。清水直も次第に熱が入ったが、低めも高めもお構いなしの6安打。「パ・リーグを代表する投手の球を打ってみたかった。この機会を生かせてよかったよ」ふだんは謙虚な李も、珍しく手応えを口にした。「今度は変化球もミックスして勝負したい」と、清水直の闘争心をかき立てる李のバッティング。原点は、練習後も外出を控え、宿舎内で相手投手のビデオ研究にのめり込む熱心さにある。この日は初の特打も敢行。「実際の投手は、自分が思った通りの球を投げて来ないので、いかにそれに対応するかです」と真面目過ぎるコメントも、キャンプが充実している証拠だ。

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小宮山は知っている!ロッテは優勝する![報知]

1年間の浪人生活を経て、今季、5年ぶりに古巣に復帰を果たした小宮山悟投手。かつてエースとして“バレンタイン第1次政権”を知る頭脳派右腕は「あのときの雰囲気が出れば、間違いなくロッテは優勝する」と大胆に予言。日本、メジャーでの経験から自身の野球人生まで、じっくり語ってもらった。

◇1年“浪人生活”もブランク「感じない」

≫2年ぶりのプロ野球復帰。キャンプでの調整は順調ですか?
小宮山
「順調です。怪我や故障ということだけ細心の注意を払えば、あとは普通に、何とかなるはずです。例年通りにやっています。」
≫1年間のブランクは感じている?
小宮山
「今は何も感じない。(ブランクは)実際に野球というゲームの中でピッチャーとしての仕事をして、アレッというようなことが出てきて初めて気づくこと。今の段階で不安は特別ないですね。やれブランクとか、やれ年齢とかは一切考えていない。もちろん、やる自信があるから(契約書に)サインをしたんだけど。投げるチャンスを与えられれば、投げられると思ってましたから。」
≫ロッテ、横浜、メッツ、そして評論家と渡り歩いてきた。今の自分に影響を与えた経験は?
小宮山
「その中にはないですね。基本にあるのはアマチュア時代なんですよ。僕は早稲田での色んなことが心の支え。選手の誰もが自分の師と仰ぐ人はアマチュアの時の指導者のはず。野球っていうのはこうなんだということを叩き込まれたから。アメリカに行っても、比較の対象として早稲田があった。」
≫当時の早大・石井連蔵監督は、練習、生活面も含めて厳しい人。それが、精神的な大きな支えになっている。
小宮山
「そうでしょうね。野球で障害にぶち当たったときに、早稲田で野球を学んだ経験が助けてくれる。学生時代に野球の全てを経験しているから、いくらでも対処の仕方はあるんです。だから壁にぶつかることが少ないでしょう。」
≫日米のキャンプを経験した選手として、違いは感じている?
小宮山
「基本的にはほとんど一緒。日本で時間がかかるのは、施設が少ないからです。アメリカの方が選手が多いのにもかかわらず、昼ぐらいに終わっちゃう。短時間でメニューを消化できる。野球場が5つも6つもある訳だから。練習量に関したら、ひょっとしてメジャーの方が多いかも知れないよ。紅白戦やりながら、別の球場で打撃練習もしているし、常に何かをやっている。」
≫取り組み方の違いは感じた?
小宮山
「彼らの方がシビアじゃないかな。メジャーにはノンロースター(招待選手)というのがある。(40人枠に入らない)彼らにとって(キャンプは)契約を取れるかどうか(の勝負の場)なんですから、それこそ口も利かないくらいの勢い。生活がかかってる訳ですよ。日本みたいに契約を終えてキャンプインとは違う。その人は必死でしたね。自然と競争は激しくなる。」
≫日本にはシビアさが足りない?
小宮山
「野球を一生懸命やって、試合に勝つための努力は一緒。でも、その前にメジャーはユニホームを着れるかどうかで必死になってる。ここ(ロッテのキャンプ)にいる人たちは、ユニホームを1年は着れる訳ですから。その空気が足りないと言うことですよ。」
≫置かれた環境がまったく違う。
小宮山
「それで片づけてしまえば済んじゃうのかもしれないが、さっきまで一緒に練習してたのに、シャワーを浴びてロッカーに戻ったら、荷物まとめてるヤツがいる。むしろ、ピリピリしてる中で野球をやる人は羨ましかった。本当に野球に全てを賭けてるというのが、分かりましたから。それが自分だったらイヤだけど(笑)。」
≫バレンタイン監督が共に復帰した。
小宮山
「95年に一緒にやってますから、いろんな思い出があるし、ボビーがいうところの『やり残したことがある』という言葉に、ウソはないでしょう。彼にとってもチャンス。また、あの時と同じような雰囲気で野球をしたい。」
≫当然、目標は優勝?
小宮山
「チームとして、その気持ちはあるのは当たり前のこと。日本で1番、優勝していない(29年間)チームですから。とにかく大事なのは、95年の雰囲気の中でやることでしょう。開幕してからその雰囲気で野球ができれば、間違いなく優勝できますよ。」
≫その雰囲気とは?
小宮山
「95年を知る人たちに聞けば、口をそろえて楽しい1年だったと言うでしょうね。具体的にはもったいなくて人に教えられない(笑)。つまり、本当に野球をやることが『楽しい』ということですよ。」
≫それをバレンタインが教えてくれた。
小宮山
「彼のマネジャーとしての能力は相当なものですよ。95年は、プロの選手になってよかったなと思えた年。今まで低迷していたとしても、あの年のような雰囲気で野球をしている限り、勝つチャンスはある。昔は矢面に立つ立場だったけど、今は若くていい投手がたくさんいるし、コソコソっと見られるよ(笑)。」
≫今年の9月で39歳。現役としていつまでやりたい?
小宮山
「契約してくれなくなるまでやりますよ。オファーがなくても待てる限り待ち続けたい。自分の中で選手として無理と思った場合は辞める。ひょっとしたらと思える限り、自分から引くことはしない。体力的な衰えは感じてますよ。だれもが通る道でしょ。年は取りたくないと思っても取っちゃうんだから。でも、その状況を把握しさえすれば、いくらでも対応できる。実際、年を取ってるのが楽しいんですよ。」
≫年取るのが楽しい?
小宮山
「若い連中を見て、負けないぐらい体が動けば、まだまだいけるじゃんと思う。僕はプラスにしかものを考えないから。毎年いろんなことを経験してますから、それと照らし合わせながら野球をすると、結構面白いですよ。まだ自分の野球人生に答えは出ていないけど、経験したこと全て、プラスになることはあっても、マイナスにはならない。」
≫自分に対する期待も大きい。
小宮山
「人より十分楽しめてるとは思う。実際、つらいって思ったことがないんです。とにかく自分も含めて、今年のロッテは楽しいと思うよ。間違いなく、スゴイことになると思うけどね。」
小宮山悟(こみやま・さとる)
1965年9月15日、千葉・柏市生まれ。38歳。早大から89年ドラフト1位でロッテ入団。97年に最優秀防御率(2.49)を獲得。2000年に横浜へ移籍、01年オフにFA宣言してメッツに入団したが、翌年に自由契約。1年間の浪人生活を経て今季から5年ぶりにロッテに復帰した。国内での通算成績は107勝132敗2セーブ。防御率3.54。家族は妻と1男2女。183センチ、83キロ。右投右打。

◇フリー登板63球、精密機械ぶり健在

“精密機械”が本領発揮だ。小宮山が13日、フリー打撃に初登板。フランコ、サブロー、西岡を相手に63球を投げ、安打性を11本に抑えた。ブルペンでも投げ込み、フリー打撃前の投球も含めると今キャンプ最多となる149球の熱投。ピッチが上がってきた。「打者が気持ちよく打ってくれれば」と言いながら、コースを丁寧に投げ分ける持ち前の投球術を発揮した。1年間のブランクはどこ吹く風。「意外とすごいな、と自分自身で感心している。シーズンが待ち遠しい」と、本人も驚く仕上がりの良さに、2年目の西岡は「マウンドにいるだけで威圧された」と、圧倒されていた。

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李が場外弾!清水直とのガチンコ対決に完勝[サンスポ]

李承Y内野手が鹿児島キャンプの13日、フリー打撃で清水直行投手とガチンコ対決。16スイングで“ロケット”並みの場外弾を含む2本のサク越えで、完勝した。昨季15勝のエースを打ち崩して、4番奪取に強烈なアピールだ。

失速しない。李が放ったライナー性の打球は1度、そして2度ググッと伸び上がる。左中間席をかすめて130メートル先の場外に消えたアーチ。まるで“二段ロケット”のような弾道だった。「パ・リーグを代表する清水さんのタマを打ってみたかった。それを生かせてよかったですね。体調はいいし、打撃のバランスもいいです」。

名刺代わりの1発だった。マウンドには昨季に15勝を飾った清水直。チーム最多勝男から、華麗すぎる猛打ショーを披露した。16スイングで安打性の当たりは6本。2球目の場外弾に続き、10球目は内角低めをバックスクリーンに運ぶ。さらに15球目は、内角高めを中堅後方に飛ばした。「低めの球も苦にしないし、いいスイングをしてますよね。ムチャ振りせず、センター方向に打てる。練習でよかったです」と、清水も驚きの表情。味方に強烈なインパクトを与え、スタンドのどよめきをも呼び起こした。鹿児島には桜島をはさみ、種子島宇宙センターと内之浦町の宇宙空間観測所という2ヶ所にロケット基地があるが、アジアの大砲・李が鴨池球場から“ロケット”を打ち上げた格好だ。「今は打撃練習のときが1番楽しいと思っています。いい打撃ができるよう、さらに頑張りたいですね」。予定のメニューが終わり、李は30球の特打で最終確認。まずはエースを粉砕して、4番候補の本命が1歩大きく前進、だ。

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バレンタインデーも関係なし[サンスポ]

14日はバレンタインデー。李には夫人の李松静さんから、前夜に国際電話が掛かってきた。「(結婚した)2年前から毎年、チョコレートをもらっていたんですけどね。『今年は贈れなくてゴメンね』と言われました」と本人の弁。新天地でのキャンプに全力を注いでおり、今年はバレンタインデーも関係ない。

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小林雅が11日連続のブルペン入り[サンスポ]

小林雅が、休日をはさんで11日連続のブルペン入り。50球を投げ、15日のフリー打撃登板に備えた。「予定通りですよ。(フリー登板は)別に打者が立つからって、変わらないですよ」とサラリ。今年5月24日で30歳を迎える守護神は「ジジイは練習しなくちゃいけないですから」と冗談交じりで締めくくった。

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小宮山が自画自賛「意外とスゴいな」[サンスポ]

2年ぶりに現役復帰した小宮山が、フリー打撃に初登板。フランコ、サブロー、西岡を相手に、63球で安打性の当たりは11本だった。「ネットがあったし、実際とは違うからね。打者に気持ちよく打ってもらおうと思ったよ」。この日はブルペンを含めて、計144球を投げ込み「手応えという点では、意外とスゴいなと自分自身でも感心します」と自画自賛していた。

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小宮山、打たれるも納得[スポニチ]

小宮山悟投手が打たれることで健在ぶりをアピールした。初登板したフリー打撃で被打率.409を記録。「気持ち良くスイングしてもらうよう心がけたので」と余裕で振り返った。フランコら打者3人に浴びた安打性は44スイングで18本。11日に投げた黒木が被打率.140だったことを考えれば打たれ過ぎに見えるが、打たせることを意識したからこその結果だ。2年ぶりの現役復帰でも、制球力に衰えがないことを逆に証明した。

手応えは日増しに強くなっている。「大丈夫と思っていたが、ここまで大丈夫とは。もっと大変と思っていたのに期待外れ」。関心の比重は自身の仕上がりから他球団の打者へ移り、データ分析に着手。“精密機械”は「早くシーズンが来ないかな」と笑った。

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エース清水直が主砲・李と初対戦[ニッカン]

清水直行投手が13日、フリー打撃に初登板し、韓国の本塁打王、李承Y内野手と“初顔合わせ”した。清水直は速球のみ66球。順調な調整ぶりを感じさせる投球に「コースの投げ分けだけ課題に持って、まあまあ思った通りに投げられた」。

李承Yはエースを相手に16スイングで安打性の当たりが6本、場外1本を含む2本塁打した。「球の切れもコントロールもよくて、いい練習になった」と話した大砲に対し、清水直も「頼りになりそう」と期待を寄せていた。

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小宮山がフリー打撃に初登板[ニッカン]

小宮山悟投手が13日、「ストライクを投げること、できれば両サイドにきっちり投げ分ける」をテーマにフリー打撃に初登板した。この日はフリー打撃での63球を含めて約150球を投げ込んだ。投げ終えての感触は「まあまあ。半分ぐらいは(球が)言うこと聞いてた」。ブランクの影響が心配されていたが、その影響が本当に出るとすれば「正直、シーズンに入って何試合もこなしてから」という。その一方で「(ここまでの)手応えという点でいえば、自分でもすごいな、と感心している」と自画自賛してみせた。「まだ2月中旬だけど、早くシーズン来ないかな、という気にもなってきてる」と2年ぶりの春が待ち遠しそうだった。

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