わたしはかもめ2004年鴎の便り(2月)

便

2月17日

紅組8−2白組

12345678910R
紅組23010002008
白組00000100012

◇打撃成績

打順守備紅組
1小坂433
渡辺正200
2211
浜名100
3福浦321
井上210
4532
5ベニー300
波留200
6フランコ310
佐藤210
7初芝310
原井200
8清水将310
里崎300
9諸積320
垣内210
45177
打順守備白組
1早坂500
2西岡410
3今江520
4サブロー511
5立川500
6ユウゴー410
7橋本421
8於保500
3772

◇投手成績

紅組
小宮山2710
小林雅2810
高木2831
薮田2630
1310
1521

白組
小林宏21385
黒木21020
藤田2820
21042
浅間2600

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小宮山復活だK腕ショー[ニッカン]

新生ロッテの柱になる。1浪から復活を目指す小宮山悟投手が17日、初の紅白戦に紅組で先発。2回を投げて4三振を奪い、安打1本に抑える完成度の高い投球を披露した。

この試合は合理的に実戦を行うため、バレンタイン監督のアイデアで回の頭に走者2人を置く変則形式。2回には、無死二、三塁が設定された。内野ゴロとフライか三振しか許されない厳しい場面こそ、存在感を示す舞台になった。まず立川を外角スライダーで空振り三振。続くユウゴーは外角直球で見逃し三振にきってとった。左打者の橋本には外角のシュートを続けて試す余裕も漂わせ、最後は外角に緩く大きく落ちるチェンジアップで空振り三振。最高球速138キロでも、思うように振らせないし手も出させない。最高の形でピンチを乗り切った。和製マダックスと称された制球、投球術は健在だった。

プロの打者に対するのは、一昨年9月のメッツ時代以来だった。昨年は評論活動を中心に「現役」を続行。本人も「奇跡」というロッテ復帰がかなうと、今度は先発復帰まで目指している。この日、投げ終えるとバレンタイン監督から「驚いた。昔のままじゃないか」と声をかけられた。しかしロッテ投手陣はミンチー、清水直、渡辺俊と先発陣の競争は激しく小宮山でも当落線上にある。それでも、同監督は「大事な投手になる」とチームの柱に指名する。例えば、この日登板した黒木が「まとめ役」を返上して、右肩痛からの復活に専念できるのも、かつてのエースが帰ってきたからだ。存在感だけでも貴重なのに、正確無比な制球力も健在の復活ロード。ロッテの投手層は間違いなく厚い。

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現役評論家小宮山悟[ニッカン]

◇「大したもんだ」と自分で思ったね

偉そうに聞こえるかもしれないが、小宮山は大したもんだ。ブルペンと同じように投げただけだけど、普通に投げることがどれだけ難しいか。登板前は、普通に投げられない、もっとバタバタすると思っていた。1年休んだくらいでは感覚は忘れない、ということを証明した。組み立ても含めて、イメージする球が投げられていたね。

ストライクも先行していた。どんな状況でも小宮山はストライクを取れる、というイメージは変えない方がいいだろう。追い込まれたくないと打者に思わせ、早打ちを誘えるからね。今年は相当投げることになる、チェンジアップにも収穫があった。橋本から三振を取った球がそう。高さが多少甘くても、タイミングさえ外せばいい。

ただ予想以上に良かったことが、逆に不安材料になる。1年間、この日のように投げられるわけがない。状態の悪いときにどう修正するか。シミュレーションをしておきたい。シーズン直前になってバタバタするより、どこかで早めにつまずきたい。もちろん、このまま順調に1年間過ごせたら言うことないけど。そう簡単でないことは分かっている。小宮山の今後の課題はそこだろうね。

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黒木、2回2安打1K[ニッカン]

黒木が白組2番手で登板。2回を2安打1奪三振の無失点に抑えた。「緊張した。マウンドで腕を振ることだけ。(恐怖心が)ストップをかけることもなかったから、よかったです」と喜んだ。李には内角に直球を集め最後はチェンジアップで三ゴロに仕留めた。その李は黒木に「2年半苦しんだことや、色んな話を聞かせてもらっている。マウンドの姿を見て、今年は勝てると思いました」とエールを送っていた。

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李“来日1号”[ニッカン]

李承Y内野手が紅白戦で来日「1号」を放った。4番指名打者で出場。7回、無死一、二塁に設定された練習打席で、巨人から移籍の谷から右中間席に推定120メートルの大アーチをかけた。紅白戦でも初打席の初球に右前へライナーではじき返し、8回には中越え二塁打を放った。「日本で最初の試合で打ちたいと決めていたのでよかった」。左ひじに疲労が残っており、一塁の守備にはつかなかった。バレンタイン監督は4番候補の順調な仕上がりに「彼には『サテライトマン』のニックネームをあげたい。打ち上がったら落ちてこない」と打球を宇宙衛星に例えていた。

今日のキャンプ

紅白戦がスタートした。予定通り、紅組4人が2回ずつ(合流している韓国ロッテの投手が2人は1回ずつ)、白組5人も2回ずつ登板し、10回まで約3時間をかけて行われた。

◇紅組

投手
小宮山、小林雅、高木
野手
清水将、福浦、堀、初芝、小坂、李、フランコ、ベニー

◇白組

投手
小林宏、黒木、藤田
野手
橋本、ユウゴー、西岡、今江、早坂、於保、サブロー、立川

この紅白戦は、バレンタイン監督らしく、実戦をより意識した形で行われた。各回の先頭打者が打席に入る前、前の回に最終打者となったバッターが打席に入り、ランナーを置いてのケースバッティングを行った。予定では、このバッターの攻撃が終わった時点で、ランナーも引き上げ、次のイニングに入る予定だったが、より実戦でのプレッシャーを与えたいとの理由から、そのままランナーを残して攻撃させる場面も目立った。

バレンタイン監督
「今日の紅白戦は、選手に実戦で競い合うという気持ちを持ってもらうことを第1に考えた。ピッチャー、バッター、野手と実戦感覚を持てるようにシチュエーションを考えた。チーム全体としてみれば、オフェンス、ディフェンス、ピッチングと全ての面において、非常にいい形で全てが出来た。」
サブロー
「長かった〜。(内容は)ぜんぜんダメだった。2年連続だった1発を今年も打って幕を開けたかったけれど…。しょうがない。頑張るだけ。」

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ジョニー、2回1失点

小林宏の後を受け、白組の2番手としてマウンドに上がったジョニー。いきなり、ケースバッティングで李承Yにタイムリーを許すが、その後の3回表は、ベニー、フランコ、初芝を3人で片付けた。4回表は1死から、小坂にヒット、堀にツーベースを許し二、三塁とピンチを招き、迎えた福浦をファーストゴロに仕留めるが、ユウゴーが本塁へ送球も間に合わず、1点を献上。なおも、二、三塁とピンチが続いたが、李承Yをチェンジアップでサードゴロに、最後はベニーをレフトフライに仕留めてマウンドを下りた。

黒木
「久しぶりで緊張した。その分、力みが出て、納得いかないボールが多かった。でも、内容的にヒット性の当たりがほとんどなく良かった。あれだけ腕を振って痛くない。明日、どれだけハリが出るか。それによって起きてからブルペンに入るかを決める。」

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小宮山、イメージ通りのピッチングに満足

紅組の先発としてマウンドに上がった小宮山が見事なピッチングを披露した。初回、早坂から三振を奪う好スタートを見せた小宮山は、続く西岡をセンターフライ、2死から今江にセンター前にヒットを許したものの、サブローをセンターフライに打ち取り初回を無失点。圧巻だったのは続く2回。立川、ユウゴー、橋本から三者連続三振を奪い、2回1安打4三振無失点、24球(ケースバッティングの2打者を入れると28球)でマウンドを下りた。24球の内、ストレートは8球だけ。カーブが5球、スライダーが4球、シュートが3球、チェンジアップが4球と持ち球を駆使して、各バッターを翻弄した。

小宮山
「ずっとブルペンでイメージ通りに投げることだけを考えていたが、その通りに投げられた。順調にきている。ここに投げようと思ったとおりに、ほぼ、投げることができた。相手打者との感覚も考えながら、試合前にブルペンで投げたので、マウンドでもすんなり投げられた。1年程度の休みでピッチングは忘れない。今日のピッチングで、それを証明出来たんじゃないかな。」

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李来日1号[報知]

◇バレンタイン監督命名“サテライトマン”

シーズン56本塁打のアジア記録を持つ李承Y内野手が17日に行われた紅白戦の中に組み込まれたケース打撃で“来日1号”を放った。実戦形式では初となる本塁打で、アジアの大砲の真価を見せつけた。鋭く高く上がった打球は、失速せずに右中間の最深部に突き刺さった。バレンタイン監督が思わず肩をすくめた。「彼には新しいニックネームをつけなければいけない。サテライト(衛星)マンだ。打球が上がったら落ちてこないからね」指揮官がすぐ愛称を思いつくほど、豪快なアーチだった。

韓国NO.1スラッガーの称号を証明した。「4番・DH」で登場した初の実戦は、イニングの先頭打者のとき、走者を置いたケース打撃となる変則の紅白戦だった。1発は7回無死一、二塁、巨人からテスト入団した谷の内角高めの甘い速球を見逃さなかった。1回1死一塁では右前安打。8回には中越えへ二塁打を放つなど、ケース打撃を含めて7打数4安打。「ワンバウンドになるチェンジアップを見逃したり、誘い球に乗らなかったことが1番の手応えだった」柔軟性があることも披露した。

この日は指名打者だけだったが、19日の紅白第2戦では一塁の守備にもつく予定。「力強い打球を見せてくれた。投げるところに不安がなくなれば大丈夫」とバレンタイン監督は不安視される一塁守備をテストする意向だ。「打ったといっても練習の延長だから満足してない」アジアの大砲は紅白戦くらいで納得しない。

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小宮山が紅白戦で2回、4奪三振[スポニチ]

これが元メジャーの球だ!これが精密機械の技だ!小宮山悟投手が17日、紅白戦に先発。2回を1安打無失点の4奪三振と好投した。2年ぶりに現役復帰したベテラン右腕が先発ローテーション入りへ前進した。

降板後の笑顔が何よりの証だった。「1年程度のブランクでは感覚を忘れないことが証明できたんじゃないかな」。初回先頭の早坂を3球勝負のチェンジアップで空振り三振に切ってとると、白組若手打者を寄せつけない。多彩な変化球を織り交ぜた緩急自在の投球。2死から今江に中前打を許したが、続くサブローはきっちり左飛に打ち取り、2回も3者連続三振で締めた。

実戦形式での登板は昨年11月の全早慶戦以来だが、純粋なプロ相手はメッツ時代の02年9月が最後。それでも体は覚えていた。昨年の浪人時代は母校・早大で現役部員に交じって汗を流すかたわら、同大学院では運動生理学の権威・福永哲夫教授の研究所で「野球に生かせるものがあれば…」と貪欲に学んだ。ブルペンでも捕手の後方にビデオを設置する。必ずその日のうちに宿舎で自らの認識と実際の動きにズレがないか確認。妥協を許さない姿勢は若手の手本としても期待され、バレンタイン監督も「非常に重要な役割を果たしてくれる」と力を込めた。「正直どこかでつまずきたい気持ちはある」と小宮山。仕上がりの良さに不安を感じるほどだが、チームにとっては嬉しい悲鳴に違いない。

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李が“来日1号”[スポニチ]

李承Yが待望の“来日1号”を放った。イニングの合間にケース打撃を挟む変則紅白戦に紅組の4番・DHとして出場。7回の攻撃直前に行われた無死一、二塁からの打撃で谷の直球を右中間へ運んだ。「失投を見逃さずに打てましたが他の打席で打ち損じもあったので…」。ケース打撃も含めて7打数4安打の結果にも反省を忘れなかった李だが、首脳陣は絶賛。バレンタイン監督は「彼を“サテライト・マン”と名付けました。衛星のように上がったら落ちてこない力強い打球を見せてくれます」と満足げ。韓国の56発男が4番候補最右翼に浮上した。

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ボビー門下生復活、小宮山4K、黒木は李斬った[サンスポ]

ああ、美しき師弟愛!第1弾は鹿児島キャンプのロッテ。17日、初の紅白戦が行われた。2年ぶりに現役復帰した小宮山悟投手と、右肩痛からの復帰を目指す黒木知宏投手が好投。平成7年のバレンタイン第1次政権を知る2人が、恩師の目前で“ダブル復活”をアピールだ。

ゴーグル越しに見るバレンタイン監督は、満面の笑みを浮かべていた。キャンプ初の紅白戦で、紅組先発の小宮山が無失点。1回に先頭・早坂を3球三振に仕留めると、2回は3者連続三振をマーク。4K奪取の1安打に抑えて、堂々とベンチに戻った。「割とスンナリ、いつもと同じような感覚で投げられました。ネットの後ろにいる人(監督)の、リクエスト通り」。“精密機械”の異名そのままに、完璧な投球を披露した。MAXは138キロながら、全24球でボールはわずか5球。メッツ時代の2001年9月以来、1年半ぶりの本格的な実戦登板がウソのようだ。

静のアピールが小宮山なら、動のアピールは黒木だ。白組の2番手で3回から登板。三者凡退に封じ込む。4回は2連打と一塁失策で1点を献上し、2死一、三塁のピンチで李を迎えた。アジア最多の56発男を相手に1歩も引かない。今年から挑戦している、129キロのチェンジアップで三ゴロに打ち取った。「アドレナリンが出ましたね。腕を思い切り振れたのがよかった。最後の球?あれストレートでしたっけ、いやチェンジアップか。緊張してて、分からんかったね」。登板後、ジョニーの興奮はおさまらない。気迫の投球は、右肩痛で2年半も1軍から遠ざかったブランクを埋めた。小宮山と共に、バレンタイン第1次政権の平成7年に活躍した“門下生”。先発ローテ入りへ、恩師にこれ以上ない内容を見せつけた。

「私が覚えている小宮山らしい投球を見せてくれたね。黒木も闘う投手の目が戻ってきたよ」。バレンタイン監督の声も弾む。2人の復活劇が、チームの30年ぶりVを引き寄せる。

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李が来日初アーチ[サンスポ]

新外国人の李承Yが“来日初アーチ”。この日の紅白戦はイニングの合間に、ケース打撃が組み込まれた。7回の直前、李は無死一、二塁の想定で登場。谷の内角高めの真っすぐを右中間に運んだ。紅白戦本番では「4番・指名打者」で中越え二塁打を含む、5打数2安打2打点。「内容には満足しています」。バレンタイン監督は「彼の打球は1度上がったら落ちてこない。首脳陣では『サテライト(衛星)マン』というあだ名をつけた」と新愛称を披露した。

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ジョニー、復活へ手応え十分[デイリー]

復活の1歩をくっきりとしるした。右肩痛に苦しみ、01年7月27日から1軍マウンドから遠ざかっている黒木知宏投手が17日、2年ぶりに紅白戦に登板。小林宏からのリレーで3回から登場し、2回2安打無失点と手応え十分の内容だった。「緊張しました」。エースと呼ばれた男が思わず漏らした。スピードこそMAX138キロだったが、4回には李が新球チェンジアップを詰まらせ三ゴロに。「手元でいい球が来ていた」と、アジアの大砲も舌を巻いた。ベニー、フランコ、福浦ら、レギュラークラスをことごとく凡退させた。「黒木独特の『戦う投手の目』が戻ってきた」。バレンタイン監督も、わずか2イニングに、まな弟子の復活を確信した。「心と体は出来上がった」。あとはもう、前に進むだけだ。

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李が“来日初アーチ”[スポニチ]

シーズン56本塁打の“アジア記録”を持つ新外国人、李承Yが紅白戦の中に組み込まれたケース打撃で、テスト入団した谷(前巨人)から本塁打を放った。無死一、二塁の場面で、やや高めの球を右中間へ打ち返し、実戦形式では“来日初本塁打”となった。パワーを見せつけた李は「初の実戦でうまく打てて満足している」と話した。

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黒木、小宮山が紅白戦で好調アピール[スポニチ]

3シーズンぶりの1軍登板へ。右肩痛からの復活をかける黒木が初の紅白戦で2回1失点(自責点0)と、まずまずの投球を披露した。直球の最速は138キロ。主力組を相手に投げ、小坂、堀に安打されたがベニー、フランコの両外国人を抑え、韓国の本塁打王、李承Yもチェンジアップで三ゴロに仕留めるなど、今キャンプでの好調さを実戦でもアピールした。

また、紅組先発のベテラン小宮山も2回を1安打無失点、4奪三振と好投。米大リーグのメッツ退団後、昨季は球団に属さず“浪人”していたため、2年ぶりの球界復帰だが、そんなブランクは一切感じさせず、生命線でもある右打者の外角低めへの制球は抜群だった。

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小宮山、2回無失点&4K![ニッカン]

ロッテに復帰した小宮山悟投手が17日、キャンプ初の紅白戦で紅組の先発として登板し、2回を1安打無失点、4奪三振と好投した。「自分のイメージ通り投げられた。とりあえずはいいな、という感じ」とうなずいた。米大リーグのメッツ退団後、昨季は球団に属さず“浪人”していたため、2年ぶりの球界復帰。だが、そんなブランクは一切感じさせず、生命線でもある右打者の外角低めへの制球は抜群だった。「1年休んだ程度では(体は)感覚を忘れないことを証明できたかな」と満足感を漂わせていた。

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黒木、初の紅白戦で2回1失点[ニッカン]

黒木知宏投手が17日、初の紅白戦登板で2回1失点(自責点0)と、まずまずの投球を披露した。直球の最速は138キロ。主力組を相手に投げ、小坂、堀に安打されたがベニー、フランコの両外国人を抑え、韓国の本塁打王、李承Yもチェンジアップで三ゴロに仕留めるなど、今キャンプでの好調さを実戦でもアピールした。「腕をあれだけ振ることができたのが1番。ボビー(バレンタイン監督)からも良かったぞ、と言われた」と手応えを感じていた。

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2年目西岡、紅白戦をファンに告知[ニッカン]

練習開始直前、西岡剛内野手がマウンドに上がると、スタンドに向かって叫んだ。「おはようございます。今日は紅白戦があります。ケガをしないよう、ハッスルプレーでがんばります。最後まで見ていって下さい」と紅白戦の告知を行った。2年目の西岡はバレンタイン監督が最も期待する二塁手。まだ線は細いが、シャープな打撃で1軍生き残りを目指している。緊張の面持ちでの挨拶だったが、逆に打席での緊張はほぐれればいいのだが…。

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パ理事会で「選手保険」説明[ニッカン]

パ・リーグ理事会(理事長・近鉄小林哲也代表)が17日、鹿児島市内のホテルで行われた。FAなどで複数年の大型契約を結んだ選手が、負傷等の理由で成績を残せなかった場合の保険適用について、出席した保険会社の担当者から説明があった。今後、各球団が独自に検討する。また、近鉄小林代表から球団名売却の経緯についてあらためて説明があり、白紙に戻したことを再確認。付随してリーグ振興策について、各球団が自由意見を出し合った。村田事務局長は「色んな意見があり、何かまとまったというものはない」とした。なお、各球団が持ち回りで開催しているトライアウト(自由契約選手の入団テスト)の今年の担当球団がダイエーと西武に決まった。

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