わたしはかもめ2004年鴎の便り(3月)

便

3月2日

李、志願特打で15本塁打[ニッカン]

オープン戦ここ2試合で8打数1安打3三振の李承Y内野手が、志願の特打を行った。ロッテは休日明けの2日、千葉マリンで全体練習。李は通常のフリー打撃55スイング(うちサク越え5本)に加え、榎打撃投手を相手に70スイングで10本塁打を放った。

巨人、ダイエーとのオープン戦では、日本人投手の二段モーションに戸惑った。この日、ロブソン打撃コーチから「上体が突っ込んで、体が開いているよ」とアドバイスを受け、榎打撃投手に二段モーションで投げるように要請。球を引きつけて打つ、本来の打撃を再確認した。

「あまりにも打とうという気持ちが先に立って、突っ込んでました。今日は軸足に体重を残して、回転する打撃ができたと思います。」

4日に愛媛・松山で再開するオープン戦へ手ごたえをつかんでいた。

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ユウゴーが入籍[ニッカン]

ロッテのユウゴー(天野勇剛)内野手が、元看護士、野田和代さん(23=都内在住)と入籍したことが2日、分かった。約3年前に知人の紹介で知り合い、練習休みの1日に都内の区役所に婚姻届を提出した。既に一緒に暮らしている。挙式、披露宴は12月の予定。昨年は1軍出場なしに終わったユウゴーだが、バレンタイン監督がそのパワフルな打撃を評価。愛媛・松山から始まる4〜7日のオープン戦関西遠征にも、李らと共にフル帯同することが決まった。「彼女が精神面でも支えてくれるので、今年、自分がどう変われるか楽しみです」。愛妻自慢のハンバーグに舌鼓を打ちながら、まずは1軍定着を目指す。

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ボビー流“緊急治療”で李がよみがえる[サンスポ]

新外国人・李承Y内野手が2日、本拠地・千葉マリンでバレンタイン流の“緊急治療”を受けた。昨季、韓国プロ野球で“アジア新記録”の56本塁打を放ったが、日本でのオープン戦2試合は6打数1安打&3三振と絶不調。志願の特打まで行い、復調へ必死だった。

ボビー流“緊急治療”が早くも生きた。マリンの海風を突き破り、李の打球が外野席に吸い込まれていく。オープン戦の不振がウソのよう。ロブソン打撃コーチが見守る中、70スイングで10本をオーバーフェンスだ。「オープン戦では、打とう打とうという気持ちが、あまりにも強すぎました。体が突っ込んで、どっちが軸足かも分からなかった。今日はそれを心掛けた結果、手応えがありました」。李は、久しぶりに白い歯を見せた。2月28日の巨人とのオープン戦初戦(鹿児島)から2試合で6打数1安打&3三振。29日のダイエー戦(福岡)で放った唯一の安打もカーブに泳がされた不本意な打球だった。日本の野球に悩み抜く“アジアの大砲”。救いの手を差し伸べたのは、バレンタイン監督だった。

55スイングで5本のサク越えを放ったフリー打撃後、指揮官の命を受けたロブソン・コーチから約10分間の直接指導。「体が突っ込み過ぎ、フォームが崩れている」と指摘された。そのままベンチに戻らず特打を敢行すると、打って変わったように快音を連発した。「(投手の)二段モーションは、韓国にはないそうですね。まずは慣れていくために、オープン戦全試合で出場する機会をつくっていくよ」と、バレンタイン監督はさらなる“バックアップ”を約束した。3日からは4泊5日の遠征がスタート。ようやく目覚めた大砲が、4日の松山で昨季のセ王者・阪神を相手に火を噴く。

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休日に寒波到来、でもリフレッシュ[サンスポ]

1ヶ月間のキャンプを終えて前日の1日は完全休養日。しかし、李承Yは寒さに震え上がっていた。関東地方に韓国にも負けない寒波が襲来し、雪が降る悪天候。浦安市役所に外国人登録証を取りに出掛け、買い物もしたが「寒くて昼には帰りました」。それでも夕食では“大好物”のカツ丼に舌鼓を打ち「リフレッシュでき、疲れがとれました」と最後にはニッコリだった。

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5年目の塀内、1軍帯同で地元松山に凱旋[サンスポ]

5年目の塀内が、4日の阪神とのオープン戦(松山)に帯同する。平成12年に愛媛・三瓶高から入団し、1軍経験はまだ17試合の内野手。今年は2軍キャンプに参加していたが、26日の1、2軍対抗紅白戦でバレンタイン監督の目に留まった。地元での試合は、14年の2軍戦に続き2度目。「両親も喜んでくれて見に来るみたいです。アピールしたいですね」と力をこめた。

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