わたしはかもめ2004年鴎の便り(3月)

便

3月7日

中日0−2千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

ロッテはミンチー、渡辺俊ら投手陣が中日打線を完封して安定感を披露。打線は少ないチャンスながら小坂が俊足を生かした三塁打から得点するなど機動力を発揮。中日は平井が5回零封、岩瀬も1回無失点と好調だが、2併殺など完封された打線が課題。

123456789R
千葉ロッテ0000011002
中日0000000000
ミンチー
「ナックルは毎日練習している。安定して投げたいからね。レッドソックス時代に、ウェークフィールドから教わった。難しいけど、3球のうち2球は思うところにコントロールできるようになってきた。」

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ベニー決勝初安打

新外国人ベニー・アグバヤニ外野手が不振を脱した。6回、来日初安打が均衡を破る決勝適時打。直前のファウルでタイミングを修正。オープン戦15打席目にして快音を響かせた。「自分では気にしてなかったが、1本出たことで監督、コーチ、みんながホッとしてくれたなら良かった」とマイペースだった。

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ミンチーが3回零封[報知]

◇新球ナックル4球試投

身長203センチの“球界最高峰”右腕は、日本で7年目を迎えても元気だ。ミンチーがナックルで中日打線を手玉に取った。先発して3回を3安打無失点。「もう長いこと日本でやっているからね」と余裕の表情を浮かべた。

今季はティム・ウェイクフィールド(Rソックス)直伝の決め球が武器だ。広島に移籍前の1922年から5年間、Rソックスに在籍した右腕は、昨年のプレーオフでヤンキース・松井秀を苦しめたナックルボーラーから直接手ほどきを受けていた。この日は4球を試投。3回には荒木から102キロの秘密兵器で空振り三振を奪った。「昨年も投げていたが、今年は少し握りを変えた。しかも年々よくなっている」とミンチー。バレンタイン監督も「有効だから多く使って欲しい」と太鼓判を押した。今年で35歳だが、外国人史上3人目の5年連続2ケタ勝利へ向け、まだまだ成長は止まらない。

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李3打数3三振…疲労がピークに[サンスポ]

李承Yが3打数3三振で途中交代。2打席目の紀藤との対戦を振り返り、「最後の球は失投だったと思う。それを打てなかったのが悔しい」と反省しきりだった。慣れない環境での遠征で疲労はピークに達しており、「(練習休日の)明日はゆっくり休みます」と言い残し球場を後にした。

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新外国人・ベニーが15打席目にして初安打[サンスポ]

新外国人のベニーに、15打席目にしてようやく初安打が生まれた。中日2番手・紀藤の129キロスライダーを左翼線に適時二塁打し、「1本出たことで監督、コーチがホッとしてくれたなら嬉しいです」と安心した様子。やっと目を覚ました愛弟子に、バレンタイン監督も「これからどんどん打ってくれるだろう」と上機嫌だった。

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ミンチー、ナックルを本格“解禁”[スポニチ]

ミンチーがナックルを本格“解禁”した。揺れながら落ちる魔球が威力を発揮。先発で3回無失点に抑えた。「今日(投げたナックル)は4球。安定してきたね」。3回2死からは決め球として荒木を空振り三振。実戦で使える手応えをつかんだ。

レッドソックス在籍時に、屈指の使い手ウェークフィールドから伝授されたもので、昨年までは4球に1球程度しか満足がいく球を投げられなかったが、今年は握りを変え「3球に2球は思うように投げられる」と言う。1試合1球程度だった昨年から、今年は緩急をつける意味でも90キロ台の魔球を駆使する構え。バレンタイン監督も「有効な球。多く使って欲しい」と太鼓判を押した。今季は2年続けていた開幕投手は清水直に譲ることになるが、来日7年目の右腕に死角はない。

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李は3三振[スポニチ]

李承Yが3三振。最初の2打席は平井の直球を空振りし、6回2死一、三塁の第3打席では紀藤のチェンジアップに空を切った。「最後は失投と思いましたが、タイミングが合わず悔しい。3三振は納得できませんが仕方ない」。連続試合安打は4でストップ。バレンタイン監督は「年間300打席は凡退するんだから…」と前向きだった。

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李、3打席連続空振り三振[ニッカン]

李承Y内野手が3打席連続三振に倒れた。第1、2打席は平井の直球、第3打席は紀藤のチェンジアップにタイミングが合わず、いずれも空振り三振。悔やんだのは第3打席で「失投だった。ホームランにできたボール」と力んだ分だけ、スイングの軌道がずれてしまった。バレンタイン監督は「(公式戦でも)彼が打てないときに、いかに打線が機能できるかが大切」と課題に挙げた。

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