わたしはかもめ2004年鴎の便り(3月)

便

3月22日

黒木2軍決定[ニッカン]

◇完全復活のためイースタン開幕投手に

右肩痛のため01年7月27日のオリックス戦以来1軍登板のない黒木知宏投手が、今季も開幕を2軍で迎えることになった。22日、千葉マリン球場での練習後、バレンタイン監督から通告された。中継ぎとして1軍に残る可能性もあったが、同監督が「彼は2軍チームの開幕投手に決まりました」と決断。イースタンリーグの開幕戦となる27日の日本ハム戦(鎌ヶ谷)で先発登板することになった。

黒木は今春のオープン戦3試合に登板。8回2/3を投げて防御率11.42と、今一つ力を発揮できなかった。17日の教育リーグ西武戦でも6回10安打5失点。とはいえ、1軍残留に向け、運に恵まれなかったことも否めない。11日の横浜戦では瞬間最大風速29.6メートルの風に悩まされ、17日にも試合が途中で中止になるほどの強風に見舞われた。

黒木の復活を誰より期待していたのはバレンタイン監督だった。だからこそ定期的に先発のマウンドに送り、先発投手としての肩をつくり上げることを最優先してきた。同監督は「彼は『ニュー・ジョニー黒木』をつくっている最中。これからも、それを進めていって欲しい」とエールを送る。開幕2軍スタートとしたのも、あくまで先発での復活を願ったものだ。

黒木は鹿児島キャンプ時から「今年は絶対に1軍のマウンドに立つ」と言い続けてきた。30年ぶりの優勝のため、ジョニーがはい上がるのをナインもファンも待っている。

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ロッテ新代表に瀬戸山氏就任[ニッカン]

ロッテの新球団代表に、昨年暮れにダイエー代表を退任した瀬戸山隆三氏が就任することが22日、分かった。川北代表は退団する。瀬戸山氏はこの日、千葉マリンを訪れてバレンタイン監督らに挨拶。「パの発展のために全力でやります。チーム強化もあるけど、観客動員など、全てやります」と意気込みを語った。ロッテは今季、球団の抜本的改革に着手。選手の大型補強、濱本新社長の就任などで、経営の立て直しを図っている。ダイエー黄金時代確立の一翼を担った瀬戸山氏の就任に、バレンタイン監督も「重要な新戦力です」と期待していた。

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ロッテ球団代表に前ダイエー代表[スポニチ]

ロッテは22日、前ダイエー球団代表・瀬戸山隆三氏の球団代表就任を発表した。近く行う株主総会で承認し、正式決定する。昨オフからバレンタイン監督の復帰や積極補強を進めてきたロッテではフロントの改革も同時進行。退団する川北智一球団代表に代わってダイエー躍進に貢献してきた立役者を招聘し、日本一球団のノウハウを取り入れる。

瀬戸山氏は77年にダイエーへ入社。88年オフのダイエー球団創設時から球団づくりにかかわり、94年から2度にわたり代表職を務めた。昨年12月にダイエー退団も、ロッテは豊富な経験とアマ球界も含めた広い人脈に着目。球団要職経験者の“移籍”は異例だが、低迷打開へ「現場もフロントも抜本的な改革が必要」と訴える重光昭夫オーナー代行が、元国税庁長官で今年1月に就任した濱本英輔球団社長とともに改革の柱として招いた。

この日、濱本社長とともに練習が行われた千葉マリンを訪れた瀬戸山氏はバレンタイン監督ら現場スタッフへ挨拶。「チーム強化もあるが、観客動員も含めて全てやる。期待に沿えるよう頑張りたい」と力を込めた。ダイエー球団代表当時の95年、バレンタイン・ロッテに5勝21敗と負け越したこともあり「痛い目に遭っていますからね。素晴らしいチーム」と新しい職場を称賛。低迷していたダイエーを日本一に導いた手腕で、ロッテ躍進に全力を尽くす。

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黒木、開幕2軍決定[スポニチ]

黒木の開幕2軍が決まった。千葉マリンで練習が行われたこの日、バレンタイン監督が話し合いの末に通達。イースタン開幕戦となる27日の日本ハム戦(鎌ケ谷)に先発することになった。1軍で中継ぎ起用する案もあったが、右肩への負担を考慮して登板間隔が一定の先発調整を決断。指揮官は「新しいジョニー黒木をつくる段階を進めて欲しい」と期待した。

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ロッテ新球団代表に元ダイエーの瀬戸山隆三氏[サンスポ]

ロッテは、川北智一球団代表に代わって昨年11月までダイエー球団代表を務めた瀬戸山隆三氏の21日付での新代表就任を発表した。

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ロッテ代表にダイエー前代表戸山氏[報知]

ロッテは22日、前ダイエー球団代表の瀬戸山隆三氏の球団代表就任を発表した。現職の川北智一代表は退団。25日に開催される株主総会で正式に決まる。

9年ぶりにバレンタイン監督が復帰し、チーム強化を図る重光オーナー代行はフロント陣の改革にも取り組んだ。1月には5年近く空位だった球団社長に濱本英輔氏を招聘。さらに新代表探しにも着手した。

昨年限りでダイエーを退団した瀬戸山氏は、88年のダイエー球団創設時から球団本部長、代表などを歴任し、球団の組織作り、観客動員のノウハウなど球団経営を熟知しているフロントの“プロフェッショナル”。ロッテの打診を快諾して入団が決まった。

代表職での同一リーグ間の“移籍”は、過去に西武からダイエーに移った坂井保之氏の例があるが、極めて異例。新代表はこの日、千葉マリン球場を訪れてバレンタイン監督以下1軍のコーチ、選手、スタッフに就任挨拶。「チーム強化もありますが、観客動員など全てやります。全力で頑張ります」と誓った。指揮官も「全面的にバックアップしてくれると言ってくれました」と、30年ぶりの優勝へ向けてのサポートを期待していた。

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