わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月7日

千葉ロッテ1−6北海道日本ハム(千葉マリン)

両チームの先発が5回まで好投、0−0の6回日本ハムは先発薮田から小笠原の適時打、エチェバリアの2号2ランで3点を先制した。さらに7回、坪井の適時三塁打で1点を追加。9回には、エチェバリアの適時二塁打で2点を追加し、試合を決めた。先発・金村は7回1/3を投げ被安打2、奪三振3、1失点で2勝目を挙げた。日本ハムは2試合連続の2ケタ安打で2連勝。一方ロッテは8回に李の適時打で1点を返すが、及ばず連敗。

123456789R
北海道日本ハム0000031026
千葉ロッテ0000000101
薮田
「調子自体も悪くなかったし、要所要所は抑える事ができていたが、あの1発が痛かったです。エチェバリアに追い込んでから、甘く入ったスライダーを打たれたのが本当に勿体無いし、悔いの残る1球です。今季初先発だったので勝って勢いをつけたかったのですが残念です。次に頑張るだけです。」

ページトップ

11戦目の初連敗[ニッカン]

単独首位は保ったが、11戦目で今季初の連敗。初めて同一カードで負け越した。この試合も4安打で連敗中は合計9安打。打線がつながるまで、投手陣が被安打14と持ちこたえられなかった。バレンタイン監督は「相手はいいところに打球が飛んでいたが、うちは飛ばなかった。連敗はこれが最後じゃない。野球だからね」と達観していた。

ページトップ

本拠で初連敗[スポニチ]

ロッテは今季初の連敗。しかも本拠地での敗戦だけにバレンタイン監督も「シーズンは長い。連敗は今回だけじゃない」と歯切れが悪かった。チーム打率リーグ最下位の打線はこの日もわずか4安打。8回に1点を返すのが精いっぱい。開幕から好調を維持してきた中継ぎ陣にも疲れが見えているとあって指揮官は8日の神戸への移動日は練習オフにすることを決定。「ウチにはいいバッターも揃っているし、そろそろ打線も爆発してくれるよ」と仕切り直しを強調した。

ページトップ

小野バースデー登板飾る(ファーム)[ニッカン]

小野晋吾投手がバースデー登板し、6回無失点で1軍復帰へ順調な調整ぶりをアピールした。4回3失点と結果を出せなかった1日の巨人戦以来となる、今季2度目の先発登板。最速は141キロ、フォーク、スライダーの制球もよく、無四球とテンポもよかった。結局6回で93球を投げ、3安打無失点、3奪三振。打線の援護もあり、今季初勝利を飾った。小野は「70点ぐらいの出来です。勝負球のフォークを決めないとダメですよ。頑張りますよ」とこの日の登板を振り返った。

打線は1回に4安打1死球で3点を先制。6回には1死一、二塁で喜多が中前打を放ち、試合の流れをつなげた。8回には先頭打者のユウゴーが、五十嵐貴の直球を左翼へ2試合連続の3号ソロを打ち込んでダメ押しした。3連勝で勝率を5割に戻した古賀2軍監督は「1軍が調子いいので、弟分も元気を出して明るくやりますよ」と明るい表情だった。

ページトップ