わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月8日

清水直、力で舌戦を完封[ニッカン]

◇「ボビーv.s.伊原」第2R

9日オリックス戦に先発する清水直が因縁対決にケリをつける。「西武の時から気にはなる存在だったんですけどね。僕の色んなところを見てると思いますけど、やるのは打者とですから」。この日、神戸入りした清水直は、今季からオリックスの指揮を執る「ヤジ将軍」伊原監督を完全無視する。

3月16日のオープン戦では、ベンチのバレンタイン監督と、三塁コーチボックスの伊原監督が壮絶な舌戦を繰り広げた。試合後もバレンタイン監督が「何でマイナーリーグでもないのに監督が三塁に立ってるんだ」と怒りは収まらず、新たな遺恨が発生した。敵将を黙らせ、チームの連敗脱出にも、清水直の右腕に期待がかかる。清水直は開幕11連敗を喫した02年も、神戸でもオリックス戦で「連敗ストッパー」を務めた。「気迫の投球で、もう1回出直しやというのを見せたい」と力強く話していた。

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BW伊原監督もボビーを無視[ニッカン]

伊原監督が9日からのロッテ戦で宿敵バレンタイン監督を徹底無視する。3月16日の千葉マリンでの対戦中に怒鳴り合い、その後も舌戦を繰り広げてきた相手。今回はヤフーでの対戦となるためロッテが三塁側ベンチに入り、三塁ベースコーチの伊原監督と異常接近する。だが同監督は「バレンタインと勝負する訳じゃない。もう相手にしない」とオトナの対応を宣言した。

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バレンタイン監督“伊原無視”[報知]

◇遺恨BW戦、舌戦より堅首

“伊原無視”で首位堅持だ。ボビー・バレンタイン監督は8日、オープン戦で舌戦を繰り広げていたオリックス・伊原監督に対し「彼と試合する訳ではない。ゲームをやるのは選手だから、気にしない」と徹底無視を決め込んでオリックス戦(ヤフーBB)に臨むことを明かした。

遺恨の勃発は3月16日に千葉マリンで行われた同カード。三塁コーチャーの伊原監督が、マウンドのロッテ・長崎に「早くしろ」とヤジを飛ばしたことをきっかけに、両監督が「失せろ!」(バレンタイン監督)「どアホ!」(伊原監督)といがみ合いを演じていた。

この日、新幹線で神戸に移動したバレンタイン監督は、3連戦を「清水直、ミンチー、渡辺俊でいく」と主戦級で臨むことを早くも明言。「イハラ?誰だっけ?」ととぼけても見せたが、防御率2.93の抜群の投手陣で3タテを狙う。

◇伊原監督も無視

9日からはロッテとの3連戦。3月16日のオープン戦の試合中に伊原、バレンタインの両監督が罵り合った“遺恨マッチ”だ。だが、伊原監督は「三塁コーチスボックスから(三塁ベンチが)近くなるけど、もう相手にしないですよ」と大人の対応をするつもり。だが、千葉マリンでの一件を思い出し「日本語で言えないような汚い英語で挑発してきたんだ。アイツは仕方ないやつだ」と、まだ怒りは収まっていなかった。

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