わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月10日

オリックス9−7千葉ロッテ(ヤフーBB)

両チーム合わせて24安打の乱打線をオリックスが制し、今季2度目の2連勝。オリックスは3回までに4点を先制。4回にはサブローの1号3ランと、波留のスクイズで4点を取られ同点に追いつかれるが、その裏すぐに村松の適時打で1点を勝ち越した。5回にはベニーの2号3ランで逆転を許すが、6回にオーティズの適時二塁打などで計4点を奪い、再び勝ち越しに成功。その後を3投手の継投で逃げ切った。オリックスは2002年9月以来の対ロッテ戦連勝。なお15連敗中のオリックス先発川越に、勝敗はつかなかった。

123456789R
千葉ロッテ0004300007
オリックス01310400x9
ミンチー
「今日の試合は優しくなかったね。精一杯戦ったのだが、いいコースに投げたボールをカットされ、よく粘られて最後は甘く入ったボールを痛打されてしまった。次回、ベストピッチできる様に気持ちを入れ替えて頑張るだけだよ。」
バレンタイン監督
「今日は、2死から向こうはヒットを重ねてチャンスを活かしていた。3アウト目が取れなかった。」

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投壊4連敗[ニッカン]

痛い4連敗だ。1点を追う5回表ベニーの3ランで逆転したが、先発ミンチーの乱調に加えて川井、戸部の中継ぎ陣が崩壊。6回裏に3人で4点を失い再逆転を許した。バレンタイン監督は試合後に「中継ぎ投手に疲れはないと思う。選手は今日も明るい雰囲気だったし、乗ってプレーしてくれた」と、顔を紅潮させながら語った。

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太ももけいれん、サブロー途中交代

4回に追撃の3ランを放ったサブローが、打席後に左ももの痙攣を起こして途中交代した。「つった感じでした」。第1打席で安打を放ち二塁へ駆け込んだ際も「こわごわ走っていた」という。前日9日左ふくらはぎへ死球を受けた井上も満足に歩けない状態だけに、サブローの回復具合が心配される。

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ロッテ救援陣崩壊…4連敗[報知]

ベンチに腰掛けたまま、バレンタイン監督が帽子を脱いだ。視線の先には、6回、オリックスのオーティズに勝ち越しタイムリーを許した3番手・戸部がいた。「彼らを疲れされるほど投げさせている訳ではないのだが…」連日のリリーフ陣崩壊で4連敗に、指揮官も天を仰いだ。

前日は、守護神・小林雅を起用しながら、終盤8回に一挙7点を失う逆転負けを喫した。この日も5回にベニーの逆転3ランで勝機をつかみながら、6回途中にミンチーから代わった川井、戸部が崩れた。4連敗中の中継ぎ陣の防御率は9.00と歯止めが利かない。

光明もある。復活マウンドを目指す黒木が、イースタン・リーグの湘南戦(横須賀)で先発し、6回3安打1失点と好投。「いつでも1軍に上がれる状態」とスタンバイは整った。指揮官は明言を避けたが「中継ぎ、抑えもできる」と高く評価をしている小林宏を中継ぎに回し、ジョニーを緊急昇格させる目もある。「今日もベンチの雰囲気は明るかったし、気持ちは乗っていた」と強調したバレンタイン監督。貯金も1となり、スタートダッシュの勢いも消えた。30年ぶりの優勝へ向けて、今が踏ん張りどころだ。

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ロッテ4連敗[スポニチ]

打撃戦に敗れて4連敗。バレンタイン監督は「3つ目のアウトが取れなかった」と振り返った。4回までの5失点はミンチーがいずれも2死から適時打を浴びたもの。詰めを欠いた右腕は「粘られて甘く入った球を痛打された」と漏らした。2点リードの6回には無死一、二塁から救援した川井と戸部が踏ん張れずに逆転負け。開幕ダッシュを支えた投手陣が乱れ、貯金1で勝率5割ラインが迫ってきた。

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黒木6回3安打無失点(ファーム)[ニッカン]

1軍復帰を目指す黒木知宏投手が今季3度目の登板で、6回を86球で、打者22人に3安打、2四球、5奪三振の無失点に抑えた。3日の湘南戦で7回4安打無失点に続く好投となった。最速は142キロ。カーブ、スライダー、フォークで緩急をつけ、湘南打線を抑えた。打っても4回に東から二塁ベースに当たる内野安打を放ち笑顔を見せた。しかし、ネット裏からは「これまでの3試合で今日が1番悪いピッチング内容だね」との声も聞かれた。

ロッテ打線では今江、寺本の2人が3安打をマーク。特に3年目の今江は8回1死で、湘南飯田から一時は勝ち越しとなる左越え1号ソロを放った。今江は「調子もいいですから頑張ります」と明るい笑顔を見せた。

終盤もつれた試合を制したのは湘南。8回裏1死満塁で代打武山が押し出しの四球で同点。2死満塁からは2年目の北川が中前へ逆転の2点適時打で勝ち越し、連敗をストップした。注目の若手、吉村が今季イースタン初出場したが、2三振を含む5打数無安打と結果を出せず、苦い顔だった。

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