わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月11日

オリックス11−3千葉ロッテ(ヤフーBB)

13安打11得点と打線が爆発したオリックスが3連勝で勝率を5割に戻した。オリックスは3−4とリードされた5回に大島が2点適時打を放ち逆転するとその後もブラウンのソロなど5イニング連続で得点を重ね圧勝した。投げてはムーアが6回途中まで3失点と粘りのピッチングを見せ2勝目。ロッテは先発・渡辺俊が6失点で降板すると救援陣も打ち込まれ流れを変えられなかった。ロッテは5連敗で首位陥落。なおオリックスのロッテ戦同一カード3連勝は2000年の8月1日〜8月3日以来。

123456789R
千葉ロッテ0001200003
オリックス00022232x11
渡辺俊
「悪い点の取られ方でした。流れを向こうに行かせてしまって申し訳なかったです。1つ1つのボールは悪くなかったのですが、ここという勝負所で甘く入ってしまい打たれてしまった。チグハグなピッチングになってしまいました。何とか踏ん張りたかったのですが、無駄な失点が多かったですね。とにかく、次の登板で頑張るしかないです。」
里崎
「この3連戦、四球絡みの失点が多かったので、もったいない、防げる失点を防ぎたかったんですが…。そこを抑えてくれれば、十分に勝てたピッチングでしたね。」
ユウゴー
「せっかくもらったチャンスだったのに…。でも、1軍の雰囲気はいいですね。とにかく頑張るだけです。」

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ロッテ5連敗首位陥落[報知]

◇4連勝後にまさか…

勢いは完全になくなっていた。普段なら笑顔を振りまくバレンタイン監督も、さすがにうつむいたままバスへ向かった。「ウチも2度はリードを奪ったが、相手の方が非常に乗っていたね」と絞り出すように言うのが精一杯。4連勝の後に5連敗で、貯金を一挙に放出。2日から守り続けた首位の座も明け渡してしまった。

またしてもリードを守れなかった。3試合連続の逆転負け。5回1/3で8三振を奪った先発・渡辺俊も「勝負どころで甘くなってしまった。悪い点の取られ方です」と悔やむように、点を奪った直後に2度の逆転を許す展開で、オリックスのペースに巻き込まれた。2アウトから実に7失点と歯車が噛み合わない。

開幕した3月27日の試合前、バレンタイン監督はナインの手をお互いに握らせて円陣を作った。「みんなで信頼を持っていこう」その通りに日替わりでヒーローが出現し、好スタートを切っていた。

「今日は相手がホットだった。こっちだって、もうそろそろホットになるだろう」。1998年には18連敗、2002年は開幕11連敗と“連敗癖”のあるロッテだが、逆に言えばまだ勝率5割だ。指揮官は「信頼」の言葉を胸に逆境をはね返す。

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ロッテ泥沼5連敗でついに首位陥落[サンスポ]

マウンドへ送り出す投手がことごとく打ち込まれる。昨季21勝6敗1分けとカモにしたオリックス相手に3タテを喫し、泥沼の5連敗。首位の座からついに陥落した。

「向こうの打線がホットだったね。2アウトからいい当たりをされてしまっている」。バレンタイン監督が頭を抱えるのが、炎上を続ける投手陣の崩壊。この3連戦の失点が7、9、11と、日々最多失点を更新。連敗前まで2.46だったチーム防御率は、4.19にまで跳ねあがった。それでも指揮官は「選手が精神的に参ってしまっているということはない」と、ベンチのムードに変わりはないことを強調する。5連敗してもまだ5割。4勝2敗と相性のいい本拠地・千葉マリンに戻り、再び快進撃をスタートさせる。

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渡辺俊でも止められず[サンスポ]

先発の渡辺俊が5回1/3で6失点(自責点5)KO。チームの連敗を止められなかった。「ここという勝負どころで甘く入ってしまいました。無駄な失点が多かったですね」と反省。しかし、3回までは全て三者凡退。次回登板では中盤以降の投球が課題となる。

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ジョニーは4・17復活登板か[サンスポ]

平成13年7月27日から1軍登板のない黒木が、17日の日本ハム戦(東京ドーム)で復帰する可能性が出てきた。前日のオリックス戦の6回途中で7失点KOのミンチーがこの日登録を抹消。ミンチーの次回登板予定に黒木が入る見込みで、バレンタイン監督は「その可能性もある。千葉に戻ったら電話で話し合います」と話した。

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5連敗で首位転落[スポニチ]

ロッテは今季初の5連敗で勝率5割へ逆戻り。10日ぶりに首位から転落した。投壊現象に歯止めが掛からず、2戦2勝だった渡辺俊まで6回途中で6失点KO。2度の得点直後にいずれも逆転を許した右腕は「流れを向こうへ行かせてしまった」と肩を落とした。3連戦で7、9、11失点と連日今季ワーストを更新。バレンタイン監督は「相手がホットだった。こちらもそろそろホットになる」と巻き返しを誓った。

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ロッテ5連敗、17日に黒木先発へ[ニッカン]

ロッテが悪い流れを断ち切れない。里崎の同点弾などで逆転した直後の5回裏。先発の渡辺俊が、大島に再逆転の2点二塁打を浴びる。「うちもリードを奪ったけど、向こうも乗っていて抑えきれなかった」とバレンタイン監督。中継ぎも打たれ5連敗。10日ぶりに首位の座を明け渡した。

昨年は21勝6敗1分けとカモにしたオリックスに3タテを食らった。全て逆転負け。毎試合「今季最多失点」を更新し首脳陣も投手陣の再編を決断した。この日、ミンチーに代わり、中継ぎ左腕セラフィニが昇格。さらにバレンタイン監督は「ジョニーがミンチーの代わりに先発する可能性もある」と、17日の日本ハム戦に、3年ぶりの1軍登板となる黒木を投げさせるプランを示唆した。

黒木は2軍戦3試合に先発。計19回を投げ、自責点わずか2と好投している。座骨神経痛で調整中の小野も「1軍に上げる可能性はある」と井上投手コーチ。勝率5割となったロッテが「復活男」を立て再び巻き返しを狙う。

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ロッテ三島初勝利、7回2失点(ファーム)[ニッカン]

ロッテが湘南を破り、5勝5敗と勝率を5割に戻した。新人の三島輝史投手(18=大阪桐蔭)が先発として今季3度目のマウンドに上がり、7回を5安打2失点の好投を見せた。「今日は(捕手の)辻さんのミットをめがけて思い切って投げました」と、強気なピッチングで湘南打線を翻弄した。

この日の最速は144キロ。変化球の制球も良く、無四球で5三振を奪った。初登板の巨人戦では先発して5回途中まで2失点に抑えながら黒星を喫した。「打線に感謝します。チャンスを大切にして投球します」と初勝利に笑顔を見せた。

打撃陣では、松坂世代の1人、打者転向3年目の寺本四郎外野手が猛打賞の活躍。4回に1号2ランを左翼席へ運んだ。また7回2死満塁ではセーフティーバントを決め、一塁にヘッドスライディングと気迫のプレーを見せた。守備でも5回のファールボールを好守するなど三島を援護。「調子がいいので野球が楽しい」と、こちらも笑顔だった。

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