わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月12日

千葉ロッテ0−4西武(千葉マリン)

西武は張が4安打で完封し5勝目を挙げた。張は、自身3度目・いずれもロッテ戦での完封勝ちとなった。フェルナンデスは3回に4号ソロ、5回には2ランと2打席連続本塁打の活躍で勝利を呼び込んだ。ロッテは小林宏に粘りがなく、今季2度目の完封負けで6連敗、今季初の借金生活となった。

123456789R
西武0110200004
千葉ロッテ0000000000
小林宏
「とにかく先制点を取られないようにマウンドに上がったんですが…。コントロールが定まらなかったです。」

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6連敗で借金

ドロ沼地獄の6連敗でついに借金生活に突入してしまった。先発小林宏が、フェルナンデスに2発を食らい7回途中4失点。だが最大の敗因は今季ワーストタイの4安打に抑えられた打線だ。小坂を1番、波留を9番に据えるテコ入れも効果なく今季2度目の完封負け。試合後バレンタイン監督は「全てが間もなくいい方向に向う」とナインを鼓舞したが、貯金5で独走していたちょうど1週間前の「強いロッテ」は見る影もない。

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ロッテ6連敗、ついに借金[報知]

◇ボビーがゲキ「間もなくいい方向」

ロッテの歯車が噛み合わない。投手陣が踏ん張れず、3戦連続逆転負けのあと、この日は打線が沈黙。西武先発・張の前に、4安打完封を喫した。4番・李のあとにベニー、フランコを並べたが不発。貯金5と“ロッテ・ブーム”に沸いたのが、遠い昔に思えるほど急降下の6連敗で、今季初の借金1。バレンタイン・ロッテにとっては、前政権の95年7月13日以来の借金生活だ。

好機は6回にあった。福浦の四球と李の右前打で無死一、三塁。張の球数が80球を超えて、わずかにうわずってきた。しかし、続くベニーが初球を右飛、フランコも2球目を中飛で無得点。「とくに指示はしなかった」とバレンタイン監督も淡泊な攻めを悔やんだ。

日中の暖かさとは裏腹に、すっかり冷え込んだ試合後の一塁側ベンチ内で、ボビーの声が響いた。「連敗することがあれば、連勝も必ずある。全てがもう間もなくいい方向に向かう」。選手に囲まれた円陣の中で、自分にも言い聞かせるように語った。13日は、現役引退を撤回させてまで自軍へ呼び戻した小宮山が予告先発。連敗脱出の舞台には、またとない演出だ。

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ロッテ泥沼6連敗もバレンタイン監督に焦りなし[ニッカン]

あの勢いはどこへやら…。一時は7勝2敗の首位も、泥沼の6連敗で“借金生活”に突入した。しかし、「大リーグでも連敗してプレーオフに進んだことはある」とバレンタイン監督に焦りはない。黒木、小野らの先発陣を含め、既に投手陣の再整備に着手。「あとはきっかけを掴むだけ」とあくまで前向きだった。

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6連敗借金生活[スポニチ]

投打ともに元気なくロッテは6連敗。今季初の借金生活に突入した。先発・小林宏は2回2死から下位打線による3連打で先制を許すと、フェルナンデスには2打席連続本塁打を浴びて5回までに4失点。「調子自体は悪くなかったが、制球が定まらなかった」。打線も6回無死一、三塁の好機を逃し、張の前に今季2度目の零敗を喫した。「連敗があれば連勝もある。きっかけがあれば」とバレンタイン監督。終了直後にはナインへ「間もなく、全てがいい方向に向かう」と説くなど、あくまでも前向きだった。

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ロッテ泥沼6連敗…ついに借金生活[ニッカン]

一時は7勝2敗で首位を走ったロッテが泥沼の6連敗で、ついに借金生活へ突入した。4安打で零封を喫した打線も痛いが、序盤の快進撃を支えた先発陣の低調ぶりはもっと痛い。前節のオリックス3連戦では守護神の小林雅を筆頭に、中継ぎ陣までもが痛打された。その悪い流れを断ち切ることはできなかった。

この日の先発小林宏もフェルナンデスに2発を浴びて、7回途中4失点で降板。「(ここ数試合の先発陣同様)まあまあの投球はできているのだが、大事なところで少し硬くなってしまった」。バレンタイン監督は苦々しい表情を浮かべるしかなかった。

しかし、指揮官に焦る気配はない。「大リーグでも、連敗してプレーオフに進んだことはある」。慌てることこそが禁物、とでも言いたそうだ。黒木、小野らの先発陣を含め、再整備に着手している。「あとはきっかけをつかむだけ」。指揮官はあくまで前向きだった。

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