わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月13日

千葉ロッテ5−9西武(千葉マリン)

西武が3連勝を飾り今季最多の貯金4とした。4回にロッテ堀の2号2ランで先制された西武は6回貝塚のタイムリー2ベース、細川の2点適時打など打者一巡の猛攻で計5点を奪い逆転に成功。続く7回にも中島の自身初となる3号満塁ホームランが飛び出しロッテを突き放した。その裏3点を返され4点差に迫られるが、8回以降は星野、豊田がロッテ打線を完璧に封じ込め逃げ切った。ロッテは2003年8月22日以来の7連敗、借金は今季最多の2となった。

123456789R
西武0000054009
千葉ロッテ0002003005
小宮山
「残念の一言です。5回までは、自分の思い通りのピッチングができていたけど、6回に抑えなければと力んでしまい、ボールをコントロール出来なかった。何とかしたかったが残念です。ただ、次に繋がる何かを掴みました。期待してて下さい。」
「打ったボールはパームかスライダーだと思うよ。打った瞬間に行くと分かったね。ピッチャーも頑張っていたので、何とか先制点を取って楽にしてあげたかったから、いいホームランを打つ事ができて良かったです。」

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ロッテ7連敗[ニッカン]

また同じ悪夢だ。ロッテ2点リードの6回。それまで無失点だった小宮山が、3安打で同点とされ降板に追い込まれる。「抑えなければと力んでしまって」。すると、懸念されていた中継ぎ陣が崩れた。川井が四球、戸部、セラフィニは連続適時打を浴び、この回一挙5失点。7回には、長崎が満塁アーチを被弾した。

7連敗で借金は2。試合後のミーティングで、顔を真っ赤にしたバレンタイン監督が「レッツゴー」と叫んだ声が、千葉マリンにむなしく響いた。井上、サブロー、里崎がケガで抜け、チーム打率がリーグ最低なのも敗因ではある。だが、ここ7戦で逆転負けが5試合。救援陣のコマ不足が響いている。連敗中、5回までの失点が14点に対し、6回以降は実に36点。開幕直後はチームの勢いの中で目立たなかったが、リリーフの層の薄さが表面化してきた形だ。

あと少しの我慢ではある。14日、座骨神経痛で開幕から2軍調整を行っていた小野が、今季初登板する。17日には、右肩痛で01年7月27日以来、登板のない黒木が先発する可能性もある。シーズン前はローテ候補だった2人だ。2人が1軍に定着すれば、昨年50試合に登板した小林宏や、前日に救援登板した薮田が中継ぎに専念できる。

バレンタイン監督は「正しい投手を正しい場所に起用していない僕の責任。明日からはもっと良くなる。ここから連勝だ」と話した。キャンプから思い描いてきた投手起用プランが実現すれば、現時点の最大の弱点は解消される。

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小野、1軍合流

坐骨神経痛のため2軍で調整を行ってきた小野晋吾投手が1軍に合流した。14日の西武戦で先発する。

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出口なし7連敗[スポニチ]

ロッテは小宮山の粘投も報われず7連敗。復活勝利へ3度目の挑戦だったベテランは逆に2敗目を喫し「残念の一言」と振り返った。6回に連打で無死一、二塁とされると和田に粘られて四球。満塁で貝塚に同点二塁打を浴びて降板した。「和田にはぎりぎりを突いたが…」とバレンタイン監督。リリーフ陣も打たれて万事休す。打線も連敗中のチーム打率が.191と低迷。トンネルの出口が見えない。

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ロッテ7連敗もバレンタイン監督は選手を責めず[サンスポ]

7連敗を喫したロッテだが、バレンタイン監督は選手をかばう姿勢を貫いた。試合後のベンチで選手に「明日は、いいプランを立ててくる」。試合を壊した中継ぎ投手陣についても「正しい場所で正しい投手を使えなかった、自分の責任」と非難する言葉はなかった。14日は座骨神経痛で出遅れていた小野を先発に起用し、連敗ストップを狙う。

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ロッテ、ドロ沼7連敗[報知]

◇小宮山りきんだ

底知れぬほどの包容力。バレンタイン監督の口から出た言葉は、最後まで選手をかばうものだった。「正しいところに、正しい投手を起用していない自分の責任だ」。7戦連続となる報道陣への敗戦会見で、真っすぐ前を向いて答えた。

粘投の小宮山が6回につかまった。「抑えなければと力んでしまった」と唇をかむベテラン。無死満塁から貝塚に左越えへの2点適時二塁打を許すと、2番手・川井、3番手・戸部でも勢いを止められなかった。7回はセラフィニが乱調の3失点で試合は決まった。

攻撃陣もあと1歩が攻めきれない。4回に堀の2ラン、7回にはフランコの適時二塁打などで3点を挙げたが4番・李が4打数無安打2三振。「井上、里崎、サブローを怪我で欠く中でよくやっている。李の打順入れ替えは考えてない」指揮官は不振の主砲を気遣った。

連敗地獄にも救われるのが、借金2となっても4位で順位は変わらず。まだまだ、巻き返しには十分のポジションにつけている。「とにかく次の試合。自分自身が彼らに対して、いいプランを立ててくると言った」“理想的な上司”ボビーを救うのは選手しかいない。

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早坂、5併殺のタイ記録(ファーム)[ニッカン]

早坂圭介内野手が13日のイースタン・リーグ、ロッテ−西武1回戦(ロッテ浦和)で、遊撃手として1試合最多タイとなる5併殺を記録した。リーグ5人目。

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小宮山6回に崩れ「残念のひと言」[ニッカン]

小宮山が前半は好投したが、6回に崩れて2敗目を喫した。3年ぶりの復活勝利は、またもお預けになり「残念の一言」と話した。2点リードの6回、小関の右前打をきっかけに無死満塁のピンチを招くと、貝塚に外への甘い変化球を流し打たれて左越え二塁打。「抑えなければ、と力んでコントロールできなかった」と振り返った。それでもベテランは強気。緩急を生かし、無失点に切り抜けた5回までの投球で「次につながる何かはつかんだ。期待して欲しい」と話した。

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