わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月16日

北海道日本ハム2−1千葉ロッテ(東京ドーム)

日本ハムが今季初の3連勝で、単独3位に浮上した。昨年の4月25日に勝率5割をマークして以来借金1で迎えた試合で10連敗中だったが、その連敗もストップした。日本ハムは3回に坪井のソロで先制。その直後に李の適時打で追いつかれるが、5回に高橋信のソロで勝ち越す。日本ハムのルーキー押本は、5回を投げ4安打1失点でプロ入り初先発初勝利を挙げた。ロッテ先発の清水直は4安打2失点に抑えるも打線の援護が無く今季初黒星。チームは2002年に開幕11連敗して以来の9連敗で借金は今季最多の4となった。

123456789R
千葉ロッテ0001000001
北海道日本ハム00101000x2
バレンタイン監督
「今日のゲームでもいいところはたくさんあった。守り、清水直のピッチング。それが点に繋がらなかった。打者は何か1つきっかけがあれば変わるんだろうが…。」

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ロッテまたまたまたまたまたまたまたまたまた…9連敗最下位

9連敗で借金は4。ついに最下位へ転落した。攻撃面でツキに見放された。4回表1死一、二塁ではフランコが、8回表2死三塁でも福浦が、それぞれ中前方向へ強烈な当たりを放ったが、二塁と遊撃の好守に阻まれた。スタメンだった捕手の里崎が左ひざを再び痛めるなど誤算もあり、バレンタイン監督は「状態が悪い時には運にも見放されるのかな」と、がっくりしていた。

清水直
「打線は1点を取ってくれたのだから、0点で抑えていれば勝てた試合ですから。2点取られたら僕の責任です。」

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黒木先発で止める!!

17日は黒木が先発する。右肩痛で戦列を離れた01年7月27日以来の登板となる右腕に、連敗脱出の望みを託すことになった。黒木はこの日、伸ばしていた無精髭を剃って球場入り。「ちょっと(剃りあとが)青いかな」と笑顔を見せた。連敗ストップへ重圧がかかるが、バレンタイン監督も「彼はとても(精神的に)強いし、チームもそれに引っ張られるだろう」と期待していた。

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途中交代

里崎智也捕手が試合前の投球練習中に左ひざ裏に違和感を覚え、試合を欠場した。スタメン表交換後だったため、1回裏の守備から、橋本がマスクをかぶった。

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ロッテ9連敗…最下位転落[報知]

ハマってしまったぬかるみは、どこまで深いのか。9回に李、ベニー、フランコの助っ人トリオがあえなく三者凡退すると、全員がうつむいてベンチを引き揚げた。エースで負けた…。突きつけられた現実が、歯止めの利かない9連敗に追い打ちをかけた。

2002年の開幕11連敗以来となる大型連敗。首位転落からわずか5試合での最下位。「(監督人生で)こんなに長いのはないと思う」とバレンタイン監督も言葉が出ない。1点を追う8回2死三塁だ。初球を狙った福浦の当たりは、誰もが中前に抜けると思った。だが、遊撃・金子が好捕。勝機は断たれた。02年には11連敗を止めた先発の清水直が4安打2失点で完投したが、まさに投打がかみ合わなかった。8連敗を喫した14日、バレンタイン監督は「できるだけ球場から離れて休んでくれ」とリフレッシュを指示したが、勝利の女神は振り向かない。

17日、10連敗阻止のマウンドに上がるのは、右肩痛から3年ぶりの1軍マウンドとなる黒木。「(中継ぎ補充などの入れ替えの影響で)当初の予定ではないが、彼が力強いところを見せてくれると思う。あとは“きっかけ”だけなんだ」泥沼脱出の糸口を、今はジョニーに託すしかない。

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ロッテ9連敗で最下位転落…エース清水直でも勝てず[サンスポ]

エース清水直でも勝てず、ついに9連敗で最下位転落。バレンタイン監督は「ヒット性の当たりを取られたり、運もないね。1つ何かきっかけがあれば変わるんだけど…」とぼやいた。17日には、いよいよ黒木が復活登板。「チームも彼の力強さに引っ張られると思うよ」とベテラン右腕に全てを託した。

清水直
「ゼロに抑えれば勝てた試合だった。連敗を何とか止めたかったんだけど…。」
小坂
「何とかきっかけをつかまないと…。このままズルズルいく訳にはいかない。」
データBOX
ロッテが4月6日の日本ハム戦から9連敗。これは平成14年、開幕の3月30日の西武戦から、4月13日のオリックス戦までに記録した11連敗以来。バレンタイン監督は平成7年にロッテの指揮をとっているが、この時は6月に7連敗(1分けをはさむ)したのが最多連敗だった。

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ロッテ、運もなし9連敗[スポニチ]

運にも見放され2年ぶりの9連敗。1点を追う8回2死三塁から、福浦の中前へ抜けそうな打球がマウンドで勢いが弱まって遊ゴロに終わった。「状態が悪い時は運も悪くなる。他にもいい当たりはあった」とバレンタイン監督。完投の清水直も4安打しか許さなかったが、ソロ2発に泣いた。わずか11日で貯金5の首位から借金4の最下位へ転落。清水直は「1点は取ってくれたのでゼロに抑えれば勝てた試合」と悔やんだ。

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ロッテ9連敗、黒木に期待する指揮官[ニッカン]

打線が1点どまりでは、清水直の2失点の好投も実らない。ロッテの連敗は9に伸びた。8回2死三塁の同点機でも福浦の安打性の当たりが、好守に阻まれた。「チーム状態がよくないと、運もなかなか向いてこない」。元気がトレードマークのバレンタイン監督もさすがに意気消沈。17日は、2年半ぶりの1軍マウンドに立つ黒木に連敗ストップを託す。「彼の強さにチームが引っ張られれば…」。同監督は祈るような口調で話した。

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