わたしはかもめ2004年鴎の便り(4月)

便

4月22日

ボビー気遣いお見舞い行脚[ニッカン]

4連勝ロッテ好調の秘密は、ボビー・バレンタイン監督の「気遣い采配」にあった!?チームが完全オフとなったこの日、同監督はケガ人の見舞いを行った。まず昼すぎに千葉・船橋市内の病院へ。前日21日左ひざ半月板損傷部の除去手術を行った里崎に「サト、元気か?じっくり治してくれよ」と声をかけた。そこから都内の病院に移動。左手親指をはく離骨折した渡辺正を励ました。

病院にまで足を運び、治療中もチームと一緒に戦う気持ちを忘れさせないのがボビー流人心掌握術だ。「リハビリ以外は退屈でしょうがなかったんですよ」という里崎は、監督の突然の訪問にびっくり。しかし「驚きましたよ。でも、嬉しいですよね。2ヶ月も休んでられないし、誕生日(5月20日)には戻りたいです」と、指揮官の心遣いに笑顔を見せた。

西村ヘッドコーチは「監督は僕らに対してもほとんど怒らない。褒めてくれた後に、『もう少しこうしてみれば?』と助言をくれるんです」という。選手が「ボビーのために」とやる気を出すのもうなずける。

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李、本国ではホームランキングの期待[サンスポ]

22日は休日で静養した李承Y。ここまで3本塁打も、地元・韓国では一昨年に韓国で本塁打王を争ったフェルナンデス(西武)、ウッズ(横浜)とのキング争いに注目が集まっている。その年は47本でタイトルを獲得したが、日本ではリーグトップ(8本)のフェルナンデスに後れをとっている。「今は本塁打よりも、日本の投手に慣れることが大切です」という李だが、アジアの大砲としてこのままでは終われない。

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今江好調、4戦連続安打(ファーム)[ニッカン]

今江敏晃内野手が、3安打猛打賞し自慢の打撃を披露した。「バットが良く振れています。ボールも良く見えます」と話すように、これで4試合連続安打と好調。守備でも軽快な動きを見せ、「打率を稼ぎ頑張ります」と、若手起用に定評のあるバレンタイン監督にアピールした。

試合はロッテが1対1の同点で迎えた5回、立川が右翼席に1号ソロを放ち勝ち越し。6回には捕逸と喜多の適時打で2点を追加し、リードを守りきった。ヤクルトは3回無死満塁で、本郷が打ちとられ、続く牧谷が併殺打に倒れるなど好機を生かせなかった。ヤクルトの連勝は5でストップ。

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