わたしはかもめ2004年鴎の便り(5月)

便

5月20日

ロッテ、韓国で公式戦

地元千葉で熱狂的ファンを持つロッテが、今度はアジアでの人気獲得に打って出る。20日、瀬戸山隆三代表が「できれば来年、韓国でダイエーと公式戦をやりたい。開幕2カード目くらいで、向こうのプロ野球開幕前にね。ウチ主催で、2試合ぐらいできると思う」と語った。8月以降に予定されている来季の日程会議までに、韓国ロッテ・ジャイアンツの本拠地・釜山での開催へ、調整を進めていく。

さらに、関係者によると、夏〜秋ごろにはダイエー主催で、ロッテ戦の台湾開催も検討されているという。李の母国・韓国、そしてダイエー王監督が勲章を授与されている台湾での公式戦となれば、アジアでロッテの知名度を上げるチャンス。バレンタイン監督も「素晴らしい案だし、海外でプレーするのは選手にとっても良い経験だよ」と、すぐさま賛同した。

今季ロッテの入場者数は、昨年の同時期より40%以上増えている。瀬戸山代表は「ボビーとか主力組が積極的にサインなどをしている効果だと思います。ベストのプレーを見せるとともに、ファンサービスも大事ですから」と説明する。来年はアジアのファンにもアピールし、市場を拡大したいところだ。

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鉄のカーテン

21日からのオリック戦を控えたバレンタイン監督が「鉄のカーテン」を引いた。この日、室内練習場で2時間ほど行われた全体練習は、報道陣シャットアウト。「今までのプレーの復習と、これまで試合でできなかったプレーの確認だよ」と指揮官は話したが、対オリックス8連敗中だけに、詳しい内容は明かさなかった。

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ロッテ−ダイエー、来年韓国で公式戦開催へ[スポニチ]

ロッテ−ダイエーの来季公式戦韓国開催が実現に向けて動きだした。ロッテ・瀬戸山隆三球団代表は20日、千葉市内の球団事務所で「日本のプロ野球とパ・リーグ発展のためにもぜひやりたい」と発言。ダイエーを含めた周辺と実務調整に入る考えを示した。

今回のプランは02年に台湾で公式戦開催経験があるダイエー・高塚オーナー代行が昨年10月にロッテ・重光オーナー代行へ提案したもの。ロッテ本社は韓国でもビジネスを展開。来季なら2年契約の李承Yも在籍し、国民的英雄の凱旋という目玉になる。重光オーナー代行も「ロッテ・ジャイアンツの本拠地がある釜山でやりたい」と前向きだ。

例年4月5日前後に開幕する韓国プロ野球の日程も考慮。瀬戸山代表は「開幕前の方がやりやすいのでは」と話し、3月下旬か4月上旬となる来季最初のロッテ主催カードを有力候補に挙げた。また、ダイエーも来季公式戦の台湾開催を検討中。韓国開催をロッテが主導し、ダイエーが同カードを台湾で主催する案も浮上しており、実現すれば両球団は来季2度の海外遠征を行うことになる。

00年にメッツ指揮官として開幕カブス戦を日本で行ったバレンタイン監督も「素晴らしいアイデア。選手にもいい経験になる」と乗り気。来季日程が話し合われる今夏に向け、昨年までダイエー球団代表を務めた瀬戸山代表が調整に乗りだす。

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李の1軍昇格は見送り[スポニチ]

不振で2軍調整中の李は、21日のオリックス戦(千葉マリン)から再登録が可能だが、バレンタイン監督は「戻れる準備ができてから」と復帰を否定した。さいたま市のロッテ浦和球場で練習に参加した李も「状態が戻るまでは仕方がない」と調整を最優先させる方針。また、左ひざ半月板損傷で4月下旬に手術を受けた里崎が今日1軍合流も、登録は練習の様子次第となる。

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ロッテ韓国で公式戦開催へ[報知]

◇来年4月、対ダイエー

ロッテが来年4月に韓国・釜山でダイエーとの公式戦を開催する計画を進めていることが20日、分かった。瀬戸山隆三代表は「日本の球界やパ・リーグの発展のためにも、ぜひやりたい」と話し、8月に開かれる来季の日程会議までに詳細な計画を煮詰める考えがあることを明かした。

昨オフのオーナー会議でダイエー・高塚社長が重光オーナー代行に打診していたプランが、本格的に検討される。韓国でも事業を展開し、プロ球団を持つロッテにとっては、国民的打者・李承Yの凱旋試合というのも大きなポイントだ。さらに水面下では、韓国でロッテ主催試合を行い、台湾でダイエーの主催試合を行う“アジアツアー”も検討されている。

ロッテは来季の開幕権を持たないが、瀬戸山代表は「本拠地開幕でも構わない」と話した。バレンタイン監督も「日本でファンを増やすことも重要だが、アジア全体で増えるに越したことはない」と開催に乗り気。2002年にはダイエーが台湾でオリックスと公式戦を行ったが、韓国での公式戦は初めて。実現すれば、パ・リーグのアジア進出という大きな方向性を打ち出すことにもなる。

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120分極秘練習[報知]

今季初の休日返上練習が報道陣をシャットアウトして行われた。千葉・稲毛海浜公園の屋内練習場で、約2時間を投内連係の新メニューの確認に費やした。千葉マリンの観客動員は15日までの集計で、昨年に比べて40%以上の増加と上向きも、現在の順位は最下位。しかも、21日からは0勝8敗のオリックスが相手。バレンタイン監督は「まだやっていなかったプレーを確認した。オリックス戦は自信を取り戻すことが重要」と息巻いていた。

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