わたしはかもめ2004年鴎の便り(5月)

便

5月29日

大阪近鉄4x−3千葉ロッテ(松山)

近鉄が延長11回、星野の99.8.29以来、自身3度目となるサヨナラヒットで今季6度目のサヨナラ勝ちを飾った。1回中村の11号2ランで近鉄が2点を先制。3回にも鷹野の適時二塁打で追加点を挙げたが、ロッテは、4回に福浦の5号2ラン、6回にベニーの10号ソロで同点に追いついた。近鉄先発の岩隈は、9回を被安打10、奪三振4、四球1、失点3で勝敗はつかず、85村田兆治以来となる開幕10戦10勝とはならなかった。ロッテは、小林雅が今季7度目の救援失敗。借金も今季最多タイの11となった。

1234567891011R
千葉ロッテ000201000003
大阪近鉄20100000001x4x
ミンチー
「今日は、全体的には調子も良く満足いく投球内容だった。でも、今は1球の重みを感じています。」
小林雅
「何もないですよ…。」
井上コーチ
「最後は仕方ない。満塁策はベンチの指示。最近ボールが切れている。今日もしっかりボールが来ていた。もう全く問題ないよ。」

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ロッテ、セパ最速30敗[ニッカン]

◇岩隈の全線全勝止めたけど

上位3チームの後ろ姿が遠くかすむ。延長11回サヨナラ負けで、ロッテが両リーグ最速の30敗を記録した。11回表無死一、二塁で、サブローのバントが投−三−一の併殺打。その裏、近鉄は礒部の番とで好機を広げサヨナラにつなげた。バレンタイン監督は試合後、「敗因は明確。うちはバントを失敗して、向こうは決めた。それだけ」と虚ろな目ではき捨てた。

近鉄先発岩隈の連続試合完投勝利は止めた。前回9日の対戦では中堅方向への打球がわずか2本。この日はベニーの中越え10号を含む、6安打をセンターへ放った。中堅中心に打ち返す基本に立ち戻り、岩隈に10安打を浴びせた。だが「それで3点じゃ。細かい部分をきちんとしないと点は取れないよ」と佐野1、2軍巡回コーチ。バントミスに象徴される拙攻を嘆いていた。

これで3試合連続延長戦を戦った。ロッテでは72年以来、32年ぶりのことだ。この日は守備に足を引っ張られ5敗目を喫したが、守護神・小林雅がここ数試合で復調。チームにも粘りが出てきたが、また連勝ならず。30日の近鉄戦で敗れると5月は連勝なし、という悲惨な状況だ。首位西武はおろか、3位日本ハムとも7ゲーム差。プレーオフ圏内すら危うい。

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ロッテ30敗1番乗り…岩隈から10安打も3得点[サンスポ]

3試合連続の延長戦の末、サヨナラ負け。不名誉な両リーグ“30敗1番乗り”だ。岩隈から10安打を放ちながら3得点。サブローの送りバント失敗など拙攻を繰り返した。近鉄には11回1死一塁から礒部にバント安打を決められてサヨナラにつながったとあって、試合後のバレンタイン監督は「こちらはバントができず、向こうはできた。それだけだ」と厳しい口調で振り返った。

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30敗1番乗り[スポニチ]

岩隈の勝利こそ阻んだロッテだが、3試合連続の延長戦の末に不名誉な30敗“1番乗り”。延長11回1死満塁から小林雅が星野に右中間に運ばれサヨナラ負けだ。「彼のせいではない」とバレンタイン監督は5敗目を喫した守護神をかばったが、手痛いミスは延長11回無死一、二塁の絶好機にサブローが送りバント失敗の併殺。「向こうは完璧なバントをした。その差が勝敗に出た」と指揮官はイライラしていた。

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ロッテが延長11回の乱戦を制す(ファーム)[ニッカン]

ロッテが延長11回の乱戦を何とか制し、対日本ハムの連敗を4で止めた。ロッテ打線は日本ハム先発山口を攻め、1回に打者10人の猛攻。立川の5号3ランで先制すると、李承Yの左翼線二塁打で1打点、さらに併殺崩れや原井の右翼線二塁打などでこの回6点を挙げた。この試合で西岡が4度目、今江が9度目の猛打賞を記録。今江は2試合連続の猛打賞で、ネット裏でも「将来のロッテを背負う選手だよ。1軍で頑張って欲しい若手だ」との声が聞こえた。復活が期待される李も2打数1安打1打点、2四死球に「頑張ります、よろしく」と自信が戻ってきた。

しかし、2回にも1点を加え7点リードをもらった投手陣は乱調。4勝目を狙った先発戸部は最速143キロにスライダーを武器に5回を投げ、打者27人に10安打を許し5失点。「失点は反省材料です」と頭をかいた。リリーフ陣は7回にも、日本ハム紺田に適時二塁打などで同点に追いつかれた。延長にもつれ込んだ試合は11回1死一、三塁で田中雅が絶妙のスクイズ(記録は内野安打)を決め、勝ち越しに成功。ロッテが勝利を手にした。

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ロッテ、サヨナラ負けで30敗1番乗り[ニッカン]

ロッテはサヨナラ負けで、不名誉な30敗1番乗りとなった。近鉄の倍近い13安打を放ちながら、拙攻の連続で得点は3点止まり。バレンタイン監督は「こちらはバントができず、向こうはできた。それだけ」と、延長11回無死一、二塁から送りバント失敗の併殺打に終わったサブローのミスを嘆いた。延長10回の途中から小林雅投入も、11回に守備が足を引っ張っての黒星。これには「彼の負けではない」と同監督。不運な守護神をかばった。

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