6月6日6月6日ロッテが来春、韓国での実現を目指す公式戦開催地が、ソウルになる可能性が出てきた。6日、瀬戸山隆三代表が「ソウルで2試合とか、ソウルと（近郊の）インチョルで1試合ずつとかの方向で考えています」と語った。同代表は先月、韓国プロ野球が開幕する直前の来年4月上旬に、ダイエーとの公式戦2試合（ロッテ主催）を、韓国ロッテ・ジャイアンツの本拠地である釜山で開催したい意向を示していた。ソウルには、ロッテワールド、ホテル、デパートなどロッテ関連の大規模レジャー・商業施設、企業がある。集客や今後のファン獲得などアジア戦略を見据えた場合、まずは首都ソウルにターゲットを絞る必要があるようだ。実現すれば、「凱旋試合」となる李承燁内野手は「どこでプレーしようが、全力を尽くす姿勢に変わりはない」と話した。
6月無傷の4連勝という上昇ムードに、水を差されるような近鉄戦雨天中止。だがバレンタイン監督は「いつも試合はやりたいけど、これでいい休養がとれる」。中止が決まると小林雅、李らとファンサービスのサイン会でペンを走らせていた。
ロッテの瀬戸山球団代表が韓国で来季開催を目指している公式戦をソウルで行いたい考えを示した。これまではロッテ・ジャイアンツの本拠地がある釜山を候補地としてきたが、ロッテ本社は首都・ソウルで遊園地やホテルなど事業を展開。「韓国はソウル一極集中なので効果も大きい」と説明した。ソウル近郊の仁川も含めた開催を目指し、7月までに瀬戸山代表自ら実地調査を行う方針。
また韓国プロ野球開幕前としていた開催時期にも「都合がつくなら5月や6月の気候が良い時期がいい」と話した。李承燁は「どこでやってもベストを尽くすだけ」と冷静だったが、国民的英雄の凱旋試合として注目されることは間違いない。
李承燁が6日、初めて外野用グラブで練習を行った。「（コンバートは）様子を見て」と話すバレンタイン監督だが、一塁で併用の福浦がDH出場時は.186と低調で、6失策のフランコをDHで起用できるメリットもあり、李の外野は魅力十分。「出場すればベストを尽くしたい」とは李。近々、コンバートがありそうだ。
ロッテが来年のダイエーとの公式戦を韓国・ソウルで開催するプランが6日、浮上した。以前からダイエーとの公式戦を韓国内で行う計画が進められていたが、瀬戸山代表はこの日「やるなら首都でやりたい。（重光）オーナー代行も同様の考えです。李にとっても、励みになるでしょう」と話した。開催時期は未定だが、近日中に渡韓して関係者らと話し合いに入ることを明かした。
約5000万人の人口のうち、2000万人近くがソウル市と近隣の首都圏に集中する韓国。「ロッテ・グループの施設もソウルに集中している」と、宣伝効果の意味を含めて首都で開催するメリットは大きい。この日、雨天中止となり千葉マリンで練習後に神戸に移動した李は「どこで試合をしようがベストを尽くすだけ」と冷静だが、来年には地元ファンに雄姿を見せることができそうだ。
ロッテの瀬戸山隆三球団代表は6日、来季の実施を目指している韓国での公式戦開催について、開催地を予定していた釜山での2試合から、ソウル、仁川の各1試合に変更し、調整を進める考えを明らかにした。釜山は韓国プロ野球のロッテの本拠地だが、重光昭夫オーナー代行の意向で、首都圏開催に構想を変更した。瀬戸山代表は、来年度の日程会議が行われる8月までに渡韓し、韓国プロ野球側との本格的な調整に入る。