6月8日6月8日バレンタイン監督が、李の打撃に納得の表情を見せた。この日、チームはオリックス室内練習場で練習。同監督は20分間、李と話をし「昨日の1、2打席目（外野飛球）のアプローチは良かったと話した。結果が出なくても、それを続けてくれとね」と、復帰後3試合で1安打の主砲を元気づけた。また同監督は報道陣に対しても注文。「日本人はスタートもしてないのに結果を求める傾向がある。ボンズだって10回に6回はアウトになるんだよ」と話していた。
9日のオリックス戦にサブマリン渡辺俊がスライド登板する。4回5失点と打ちこまれ「全てダメ」と唇をかんだ前回5月31日のダイエー戦の巻き返しを期す。「湿気があった方がボールに指がかかるんですよ」と雨を得意とする同投手は「1日休養がとれたと思えばいいですから」と、スライド先発にも不安はない。
バレンタイン監督が“精神カウンセラー役”を買って出た。1軍復帰後も9打数1安打とスランプの李に、「昨日（7日）の打席もよかったし、もう何も変えるな。最高の打者でも10打数のうち6度はアウトなんだよ」と助言。まじめで、悩みやすい李のプレシャーを解放しようと激励だけを延々と約30分。「迷いがなくなれば調子は上がるはずさ」とボビー。主砲の復活を誰よりも待っている。