わたしはかもめ2004年鴎の便り(6月)

便

6月10日

右ひじ張り、黒木登録抹消

右肩痛から復活し、今月2日に約3年ぶりの白星を挙げたばかりの黒木知宏投手が10日、出場選手登録を抹消された。この日、新幹線で神戸から帰郷したバレンタイン監督が「ちょっと右ひじに張りがある感じなので抹消することに決めました。次の登板までにもう少し時間が必要だから」と、1〜2度先発をとばすための措置と説明した。黒木は監督らより一足早く帰京し、横浜市内の病院で検査を受けた。当面は1軍に帯同して回復に努める予定だ。

右ひじが張る原因となったのは2日のダイエー戦。4回までで100球を超えていたものの「設定に白星をつけてやりたい」という同監督は計らいで5回も続投した。それが疲労となって蓄積した。「5イニング投げさせたことは、ちょっと後悔してるんだ。ただ程度は軽いので、すぐに戻ってきてもらいたい」とバレンタイン監督。最短だと20日のダイエー戦から1軍に復帰できる。

関係者によると「右肩を意識していて、ひじに疲れがたまるのは、よくあること。でも症状は軽いんじゃないかな」という。黒木は12日の西武戦に登板するはずだった。だが順番を飛ばしてミンチーが先発する。抹消された黒木の代わりには今月11日に山アが昇格。中継ぎの山アの昇格に伴い、ブルペン待機していた小宮山が先発ローテーションに復帰する可能性が高い。

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黒木が登録抹消[スポニチ]

黒木知宏投手が10日、右ひじ痛で出場選手登録を抹消された。この日横浜市内の病院で患部を検査。結果は11日判明するが、バレンタイン監督は報告前に「深刻ではないが、次の先発まで少し時間が必要」と抹消を決めた。

黒木は2日のダイエー戦(北九州)で復活勝利を挙げたが、今季最多の115球を投球。以前痛めた右肩を庇うあまり、右ひじに影響が出た可能性もあり、指揮官は「5回まで投げさせたことを少し後悔している」と振り返った。球団関係者は「長期離脱の心配は少ない」と見通しを語るものの、バレンタイン監督は「黒木に関しては焦らせたくない」としており、検査の結果次第では復帰が長引く可能性もある。

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黒木が右ひじ張りで登録抹消[サンスポ]

黒木知宏投手が右ひじに張りを訴えたため10日、1軍登録を抹消され、横浜市内の病院で検査を受けた。黒木は平成13年7月に右肩痛を発症。今季復帰し、3年ぶりの白星を挙げたばかり。バレンタイン監督は「たいしたことはないと聞いている」としたが、ひじの違和感は初めてということもあり、大事をとっての措置となった。11日に、検査結果を受けて今後について話し合う予定で、13日までの西武3連戦(西武ドーム)にも帯同する。

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黒木右ひじ張り登録抹消[報知]

黒木知宏投手が10日、右ひじに張りを訴えて出場選手登録を抹消された。この日、早朝の新幹線で神戸から帰京した黒木は、横浜市内の病院で検査を受けた。11日からの西武戦(西武ドーム)は1軍に帯同する予定だが、そこでバレンタイン監督と今後の出場について話し合う。

バレンタイン監督は「右ひじに張りがあるということなので登録を抹消する。たいしたことはないようだが病院に行って診てもらう。次の先発までもうちょっと時間が必要だということ」と説明した。黒木は2日のダイエー戦(北九州)で5回を無失点に抑え、1061日ぶりの勝利を挙げた。その後も次回先発に備えて投球練習などを行っていたが、9日の練習後に違和感を訴え、大事を取って検査を受けることになった。検査の詳細は11日に黒木とトレーナー、バレンタイン監督に報告される。先発投手は100球前後で交代させるなど徹底した管理を行っている指揮官は、右肩痛から3年ぶりの復活を遂げたばかりの黒木のアクシデントだけに「とにかく黒木に関しては焦りたくない」と細心の注意を払っていた。

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