わたしはかもめ2004年鴎の便り(7月)

便

7月3日

福岡ダイエー6−13千葉ロッテ(福岡ドーム)

ロッテがダイエーに3連勝し、今季初の6連勝。1−1で迎えた2回、ロッテは堀の2点適時打と福浦の適時打で3点を取り勝ち越すと、4回に相手エラーで2点、5回には犠飛をはさむ6連打で4点、7回には里崎の4号ソロなど、19安打で13得点を挙げた。一方ダイエーも6回松中の25号ソロ、8回ズレータの20号ソロなど、13安打で6点を返すが及ばず。来日初登板・初先発ダイエーのボイルズは1回1/3を6安打4失点と結果を出せなかった。

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千葉ロッテ13026010013
福岡ダイエー1000021206

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ロッテ初6連勝!鷹から連続2ケタ得点[ニッカン]

◇変身猛打!2戦連続2ケタ13点

昨年9月以来の6連勝は、またもや猛打で決めた。圧巻は5点リードの5回。走者を一塁に置いて、安打が止まらない。井上、堀、福浦の快音が響き、李の犠飛を挟んで、フランコ、橋本、今江と6連打。一挙6点を奪って勝負を決定づけた。今季2度目の先発で2勝目を挙げた左腕セラフィニも「楽に投げられたよ。今日のMVPは打線だね」と、試合後のお立ち台でも感謝の気持ちを忘れなかった。

6月27日(富山)に西武に12−2と大勝してから破竹の6連勝だ。6連勝中の1試合平均得点は9.8。貧打にあえいでいたそれまでとは、明らかにチームが変わった。この日は前日2日に右手に死球を受けた4番ベニーが欠場。それでも首位ダイエーを相手に2試合連続の大量13点。「4番が誰でも、勝利には全員の貢献が必要だということが証明できたよ」と“チーム・エフォート(選手全員の努力)”が口癖のバレンタイン監督も、してやったりの表情だ。

チーム変貌の立役者、3年目の今江はこの日、今季2度目の猛打賞。2年目の西岡も2安打で打率を3割に乗せた。期待の若手コンビに引っ張られ、堀らベテラン、福浦ら中堅も好調だ。3位日本ハムとはわずか0.5ゲーム差。敵地で首位ダイエーに3連勝し、5月1日以来となるプレーオフ圏内3位がハッキリと見えてきた。

セラフィニ
「相手がどうこうじゃなく、自分の投球をすればいいゲームいなると思った。内角直球を投げられたから、チェンジアップが生きました。」

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ロッテ19安打!6連勝[スポニチ]

ロッテは攻撃の手を緩めずに19安打で13点。連勝を今季最多の6に伸ばして、バレンタイン監督は「昨日と打線を組み替えたが、みんないい安打を放ってくれた。活発だった」と喜んだ。2番に上げた堀と4番を任せた李承Yがいずれも2打点。首位ダイエーにはこれで10勝5敗1分けで、最大で12あった借金も半分の6まで減り、3位・日本ハムとの0.5ゲーム差を維持して、指揮官は最後までご満悦だった。

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ロッテ13得点快勝!4番・李が責任果たす2打点[サンスポ]

李承Yが2打点。前日の死球の影響で欠場したベニーに代わり4番の責任を果たした。2番に上げた堀も2打点で、バレンタイン監督は「打線を組み替えたが、みんないい安打を放ってくれた。活発だった」とニンマリ。ダイエーには10勝5敗1分け。同監督は「得意意識?そんなことはない」と口にチャック?

セラフィニ
「(大量援護してくれた)攻撃陣に感謝したい。相手打線のことより、自分の投球に集中した。」

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ロッテ今季初の6連勝[報知]

今季初となる破竹の6連勝で、勢いが止まらない。6月21日からの13泊14日の長期遠征も何のその。打線が2試合連続2ケタの19安打、13得点と猛爆。「長い遠征で上位から脱落するだろうと(報道で)書いているところもあったかも知れないが、全く逆になった。いいふうに書いてくれよ」とバレンタイン監督もご満悦だった。

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ロッテ今季初6連勝!打線組み替え成功[ニッカン]

リードを奪っても、攻撃の手を緩めることはなかった。19安打で13点。ロッテの連勝は今季最多の「6」に伸びた。2番に上げた堀と4番を任せた李がいずれも2打点。「昨日と打線を組み替えたが、みんないい安打を放ってくれた。活発だった」。選手起用がぴたりと決まって、バレンタイン監督はにんまり笑った。

首位ダイエーにはこれで10勝5敗1分け。得意意識を問われたバレンタイン監督は「そんなことはない」と否定したが、プレーオフでダイエーと対戦することがあれば、心理的優位に立てるという面はあるだろう。先月21日に始まった遠征はこれで7勝3敗。最大で12あった借金も半分の6まで減り、3位の日本ハムを0.5ゲーム差で追っている。前評判の高かったチームにやっとエンジンがかかってきた。

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ダイエーロッテ合併加速[報知]

◇ライブドアからの200億円買収断っていた

ダイエーとロッテの合併話が一気に加速した。近鉄とオリックスに続く“次の合併”と噂される両球団のトップが3日、ともに来季からの1リーグ制を強く支持、そのためには合併を視野に入れる発言を行った。ダイエー・中内正オーナーは同日、福岡ドームで、ロッテ・重光武雄オーナーが合併に前向きな姿勢を見せていることに「僕にもそういう考えはある」と発言。またダイエーは4月上旬にIT関連会社・ライブドア社からの「200億円での買収」の申し出を断っていたことも、スポーツ報知の取材で明らかになった。

◇相思相愛?中内オーナー「考えはある」

ライブドア社がダイエーに持ちかけた買収額は200億円だったという。近鉄へのオファーが10〜30億円であることを考えると、観客動員数や人気の違いはあるにせよ、破格といえる。それでもダイエーが断ることになったのは、既に1リーグ制への移行を前提に合併を推し進めていたためだった。

球界再編の波が押し寄せる中、沈黙を守ってきた中内オーナーは、この日、福岡ドームを訪れ、約30分間も熱弁。「僕にもそういう考えはある」と、きっぱり答えたのは、ロッテ・重光オーナーが合併に前向きな姿勢を見せていることに関して、意見を聞かれたときだった。

ダイエー球団の持ち株比率は、ダイエー本社が98%、中内氏が2%と、強い立場ではない。しかし「球団経営は一任させてもらっている。ダイエー球団が損をする選択の場合、本社は自分が説得する」と、自らが合併を含めた荒波を乗り越えるかじ取り役になることを宣言した。ダイエー本社は、主力取引銀行のUFJ銀行が、6月18日に業務改善命令を受けたばかり。同銀行が不良債権の抜本的見直しを図るのは確実で、球団経営を続けるのは苦しい立場にある。そのため、ダイエー球団は球界再編の陰の主役として注目を浴びてきた。

中内オーナーは「セ・リーグのオーナーも、自分のところさえ良ければいいという考え方では、ダメなのではないか。2、3年後にギブアップしてくる球団がまた出てくる。それからでは遅い。新しい未来をいかにつくるかが大事」と、早急な1リーグ移行への強い意思を強調した。

合併相手の最有力候補であるロッテは、重光オーナーの発言ばかりでなく、重光昭夫オーナー代行も同日、「奇数(の球団)では運営が難しい。何かいい方法を考えなければいけない」とあらためて1リーグ制を支持。他球団から合併の相談を受けた場合は「そのときに考える」と、検討することを明言した。

ロッテは千葉にフランチャイズを移して10年が経過したが、観客動員の点から見ても地元にしっかり根付いた球団とは言い難く、本拠地の移転に大きなこだわりはない。巨人、ヤクルト、横浜、西武と首都圏に球団が密集する現状からも千葉を離れる抵抗は少ない。

ましてやロッテは韓国にプロ野球球団を所有する大企業。韓国の国民的スター・李承Yが所属していることもあり、ダイエーと合併し、本拠地を九州に移した場合は、韓国から大勢のファンを集客できるというメリットもある。また球団の瀬戸山隆三球団代表は、昨年までダイエーの球団代表を務めており“パイプ役”としてうってつけ。両球団の合併には極めて障害が少ないといえる。

◇中内オーナー発言要旨

ライブドア?今は球界再編している時期なんだから入ってくる時期ではない。再編が済んでから入ってくればいい。買収ではなく合併なんだ。(球界再編は)1歩間違えば大変なことになる。僕らはフランチャイズを守りたい。九州にネットワークを作るためなら何でもする。再編成するのには相当な力がいる。いまの利益を捨てて将来の利益を取れるか。タイムリミットは9月のオーナー会議。来年の日程など決めることもあるので。そこまでに決まらなければ終わり。自らは動かない?それはみんな、そうでしょ。これまではインターリーグはどうだ、1リーグはどうだとかの仮説ばかりだった。今回は合併という事実が起こったということ。

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本社は戸惑い[報知]

ダイエー本社サイドは、中内オーナーの「合併前向き発言」の否定に懸命だった。ホークス掌握役員・土屋忠彦常務はスポーツ報知の取材に対し、「オーナーが話したのは一般論としての意味だと思う。合併とかは全く考えていない」と、強い口調で答えた。また、高橋広幸球団社長も、「一般論として話しただけでしょう」とオーナー発言に戸惑いを隠せなかった。

買収提示額はダイエーの200億円に対して近鉄は30億円。これだけの差が開く理由は、両球団のあらゆる面での魅力の差だろう。福岡の熱狂的ファンに支えられたダイエーは昨季、322万8000人のパ・リーグ新の観客動員数を記録した。一方の近鉄の観客動員数は、143万3000人。その差は球団運営にはね返り、近鉄は年間40億円もの赤字を出すのに対して、ダイエーは15億円程度の赤字。チームそのものも、王監督に率いられたスター軍団のリーグ屈指の強豪軍団と、全国的な知名度は中村だけのバファローズの違いがある。1リーグ制になれば、黒字経営が見込まれるダイエー球団に対する額としては妥当といえるかもしれない。

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ダイエー・中内オーナーが1リーグ制支持を初めて示唆[サンスポ]

これまで球界再編について態度を明確にしていなかったダイエーの中内正オーナーが3日、福岡ドーム内で「球界は転換期にきている。1リーグ制の方向に向かっている」と明言はさけたものの、1リーグ制支持を初めて示唆した。

球団経営の苦しい実情から「(2リーグ制を堅持した場合は)耐え切れない球団が出てくる」と持論を展開した上で「どんな形になっても、うちはやっていける」と発言。ダイエーとしては積極的な合併を行わないことを強調しつつ、合併の受け入れについては「僕も考えている。どこのオーナーだってそうでしょう」と一般論として寛容な姿勢をみせた。球界再編は9月に予定されている緊急オーナー会議で最終的な結論になる見通しを示し、「どうなるかは分からないが、そこで決まらなければ2リーグでやるしかない」と事実上のタイムリミットを強調した。

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ダイエーも「合併ある」[スポニチ]

ダイエーの中内正オーナーが3日、他球団と合併の意思を持っていることを初めて明らかにした。中内オーナーはダイエーが他球団と合併する可能性について「(合併する)考えはある」と語った。34億円の年間赤字を抱えるロッテなど他球団から要請されれば“救済合併”に踏みきる考えもあることを示したものだ。

とはいえ、ダイエー本社は1兆円を超える有利子負債を抱えている。メーンバンクのUFJは9月をメドとした再建見直し計画に着手しており、本社はもちろん、球団も微妙な状況にある。一時は球団株の60%を保有していた中内オーナー一族だが、現在は2%と低下。大半の株を握るダイエー本社から出向している高橋球団社長は中内オーナーの“合併発言”に対し「福岡で単独で球団を保有していく方針に変わりはない」としている。

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ロッテ将来のライブドア参入肯定

ロッテ瀬戸山代表がこの日、将来的な「ライブドア」の球界参入に肯定的な考えを示した。「(名乗りを上げる)タイミングは良くないよね」と前置きした上で「今後5年間とかの野球界の利益を考えるのは大事。でも球団数が減ると、その後の人気が下がるかもしれない。ライブドアが本気で野球に取り組む気があるのなら『今、絶対に近鉄を買う』というのでなく、“その後”を受け持ってもらってもいいと思う」と数年後の参入を勧めていた。

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中内オーナー見通し、近オ合併は7日承認[ニッカン]

ダイエーの中内正オーナーは3日、近鉄とオリックスの合併が7日のオーナー会議で承認されるとの見通しを示した。

同オーナーはロッテ戦の試合前に福岡ドームで報道陣の質問に答えたもので、合併が承認されるほか「保護地域やプロテクト選手(新球団が優先的に保有できる選手)数なども決めることになると思う」と述べた。また、合併問題をクリアした後に、2リーグ制か1リーグ制かとの議論を開始し、9月のオーナー会議で決めたいとの意向も示した。

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ライブドア社長堀江氏、長期戦覚悟[ニッカン]

近鉄買収の意向を表明したライブドアの堀江貴文社長が3日、東京都内で開催された「職業記念の日」シンポジウムのパネルディスカッションにゲスト出演。主催者側から報道陣へ「近鉄買収の取材は遠慮してください」の通達があったため野球に関する話は出なかったが、パネリストからの「仕事上で気をつけること」の質問には「ビジネスパートナーとはWin、Winの関係にあること(共に有益がある、の意)が大事です。相手にも喜んでもらえる仕事をすることです」と語った。

4日には大阪ドームで近鉄−オリックス戦を観戦。堀江社長に宮内亮治最高財務担当も帯同する予定で、その発言が注目される。堀江社長は「ファンと一緒にビールでも飲みながら応援したいです」と冗談を交えたが、この日、出演したテレビでは「こちらからは正式なオファーを出したが、相手から何の返答もない」とコメント。買収に関し、巨人渡辺オーナーらが反対していることには「じっくり頑張ります」と長期戦の構えを見せた。

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ライブドア社長が4日大阪D観戦へ[サンスポ]

近鉄買収を表明したIT企業「ライブドア」の堀江貴文社長が、4日に観戦する近鉄−オリックス戦(大阪ドーム)のチケットを複数枚、購入したことが分かった。買収実現へ、まずは待望論喚起のためファンに顔を売り込む考えだ。この日は、都内で討論会にゲスト参加。専門学校生ら約500人を前に仕事内容などを語った。帰り際、「(大阪ドームでは)ビールを飲みながら、大勢のファンと近鉄を応援したい」とコメント。買収問題は球界から「既に終わった話」と一蹴されているが、その件に関しては「じっくり頑張ります」とだけ答えた。

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選手会・古田会長が情報開示を要望[サンスポ]

労組プロ野球選手会の古田会長が、5日に予定されている機構と選手会による協議交渉委員会では「正確な情報をお聞きしたい」と情報開示を要望した。合併問題については「(新聞の)各紙によっても情報が色々」と戸惑っている様子で「新しい情報が入ったら報告してほしい」と機構側に求める。5日は古田会長のほか、近鉄・礒部選手会長ら両球団から数名が出席する予定。

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近鉄・礒部選手会長が説明要求[サンスポ]

近鉄の選手会長・礒部が3日、オリックスとの合併問題でプロテクト(優先保有)選手数の決定など十分な経過説明がなされていない現状に、藤瀬史朗管理部長を通じて小林球団社長、足高球団代表との会談を要求した。「部長を通じて、社長と代表に話をしてほしい、とお願いしました」と礒部。オリックスとの合併問題が表面化したあと、6月15日に同代表から「合併に向けて協議していくことで合意した」と説明を受けたが、それ以降は何もなし。礒部は5日に行われる日本プロ野球選手会と機構側の協議に、オリックス・三輪選手会長とともに出席するが、球団幹部にも情報開示を強く求めた。

近鉄・藤瀬史朗管理部長
「(礒部には)気になるのはわかるけど、説明はあるからと答えました。足高代表には(選手に)説明が必要だと伝えてあります。」

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古田共闘呼びかけ[ニッカン]

労組プロ野球選手会の古田敦也会長が3日、12球団の選手全員に共闘を呼びかけた。「うちの球団とかは(合併の噂話で)話題にのぼるから比較的危機意識を持ってる。でももっと12球団全体の問題として、他チームの人達も考えて欲しい」と球速に1リーグ化へと向う球界の流れに、危機意識を持つことを促した。

ともすれば、巨人や阪神といった、合併や身売りなど絶対にあり得ない−と安心できる球団の選手は他人事のように感じかねない。だが、合併球団の救済措置で選手を獲得すれば、押し出される可能性のある選手はどの球団にも存在する。それは巨人も阪神も例外ではない。球団が減るかも知れないという一大事に、選手会としての足並みが乱れれば、対応を誤りかねない。現段階でストライキなどの実力行使は考えていないものの、一致団結しなければならない必要性を訴えた。

合併合意発覚後、常に古田会長が矢面に立ってきた。シーズン中にもかかわらずテレビに生出演までして話した。今までは口を閉ざしてきた近鉄やオリックスの選手達に、歯がゆさを感じる部分もあったようだが「近鉄の選手達も、ことの重大さが分かってきて、ようやく話をしだした」と芽生えてきた当事者意識を歓迎した。

今後は1日単位で状況が変わるため、7月5日の団交では「新しい動きが出しだい、こまめに言ってくれるように言うつもりです」と、選手会への情報開示も求める考えだ。選手会の役員が全員揃わなくても、この問題に関する話し合いの場は数多く設けてもらいたい意向。「ないがしろにできる問題ではないでね」と古田会長。ファンが楽しめスプロ野球であり続けるために、12球団の選手全員に共通意識を持ってもらいたいようだ。

◇礒部説明求める

近鉄の礒部選手会長がこの日、正式に合併問題の説明を球団側に求めた。藤瀬管理部長に「(小林)社長、(足高)代表に話をして欲しい」と伝えた。ナインはチームの形が残る買収を望んでおり「(管理)部長を通じて伝えました。『できれば選手全員の前で』とお願いしました」と語った。同管理部長は「『気になるのは分かるけれども、今度説明はあるから野球に集中しよう』と話しました。以前から説明が必要だと、代表を通じて社長にも伝えています」と厳しい表情で語った。

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新人ドラフト延期案も議題に

西武の星野球団代表は3日、前日2日に行われた12球団代表者会議の中で、11月17日予定の新人ドラフト会議を遅らせて開催する案が出ていたことを明らかにした。

前日の会議では、FA選手をプロテクト枠(優先保有)に含めるかどうか議論の1つとなった。含める含めない、どちらにしても資格を持つ選手の権利行使の意思表明までそのリストは作れない。星野代表は「(表明)以降しかベンバーを出せない。ドラフトを遅らせる話もある」と話した。

表明後にプロテクトのリストを作り、さらにプロテクトに含まれない選手を配分する「救済ドラフト」を行う。パではこれらを新人ドラフト会議前に終えたい意向で、もしも日程がずれ込むようなら、ドラフト会議を遅らせる事態も起こりうる訳だ。

FA選手の意思表明は日本シリーズが終了した翌日から土・日・祝日を除く7日間以内で、今年の日本シリーズは10月16日に開幕、24日が最終戦(7戦)となっている。FA資格選手は、今年中に取得可能な選手を含めると、近鉄8人、オリックス3人と合計11人いる。

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ドラフト会議の日程変更も[サンスポ]

西武・星野好男球団代表は2日に行われた12球団代表者会議の中で、11月17日のドラフト会議を遅らせて開催する案が出ていたことを3日、明らかにした。FA資格を取得した選手がFA権を行使した場合、日本シリーズ終了翌日からFA宣言選手が公示される。この日程を順守すればオリックスと近鉄の合併が了承された場合、各チームの編成作業に影響が出るとの指摘があったという。今年の日本シリーズ第1戦は10月16日の予定で、星野代表は「FA選手の動向が決まるのが11月上旬になり、それ以降でないと(来季に必要な)メンバーが出せない。その場合はドラフトを遅らせる案もあった」と話した。

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