わたしはかもめ2004年鴎の便り(8月)

便

8月11日

千葉ロッテ7−2大阪近鉄(千葉マリン)

ロッテが今季7度目の3連勝で3位日本ハムとのゲーム差を1.5に縮めた。ロッテは2回、西岡の2ランで先制すると3回にもベニーのソロ、佐藤の適時打で2点を追加。7回には、福浦の2ランなどで3点を加え点差を広げた。投げては先発・小林宏が被安打4、2失点で去年9月28日オリックス戦以来自身2度目の完投勝利。1ヶ月ぶりの白星で6勝目を挙げた。

123456789R
大阪近鉄0000010102
千葉ロッテ02200030x7
小林宏
「今日はチェンジアップが良かった。それで自分の組み立てが楽になりました。(目標は2ケタと聞かれて)数字は考えていない。とにかく、任されたゲームで1人1人丁寧に投げることだけです。前々回はボロボロだったけれど、前回は良い感じでした。その感じを持って入れたので、立ち上がりが上手く乗り切れました。フォームを見直して取り戻しました。左腕の使い方とか、細かいところまでチェックしました。それで、自分の中で打たれないという感じを掴みました。」
バレンタイン監督
「この夏場に9回を投げてくれることは、チームにとって、多大な貢献をしてくれたということ。」

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小林宏初完投「死ぬ気で投げた」

バレンタイン監督が目を細めた。「夏のこの時期に9回を投げてくれるのは本当に大きな貢献だ」。小林宏が今季初完投で6勝目。伸びのある速球にチェンジアップを交え、安定した投球を見せた。このところ満足いかない投球が続いた。だからこの日は「死ぬ気で投げた」。気合の投球で挙げた1勝で言葉にも力がこもる。「次もいいピッチングをしたい」と大きな声で宣言した。

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小林宏、今季初完投猛牛打線翻弄ロッテ3連勝[サンスポ]

小林宏が猛牛打線を翻弄。140キロ台の速球にチェンジアップなどを織り交ぜ、4安打8奪三振で今季初完投。エースの清水直がアテネ五輪でチームを離れているが「9連戦(の途中)で中継ぎを休ませられて良かった。死ぬ気で投げた」ともう1人のエースは自覚十分。

バレンタイン監督
「チームは正しい方向に向かっている。小林宏はリリーフ陣を休ませて多大な貢献をした。」
西岡
「メッチャ嬉しい。どうやって打ったか覚えていませんが、いい感触は残った。ベンチで諸積さんに叩かれ、メッチャ痛い。」(右打席で初本塁打)

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小林宏“死ぬ気”完投6勝[スポニチ]

バレンタイン監督が目を細めた。「夏のこの時期に9回を投げてくれるのは本当に大きな貢献だ」。小林宏が今季初完投で6勝目。伸びのある速球にチェンジアップを交え、安定した投球を見せた。このところ満足いかない投球が続いただけに「死ぬ気で投げた」。気合の投球で挙げた1勝で、言葉にも力がこもる。「次もいいピッチングをしたい」と大きな声で宣言した。

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浅間、今季10敗目…(ファーム)[ニッカン]

ロッテの2年目、浅間敬太投手が今季20試合目の登板を果たしたが10敗目を喫した。1回に3点の援護をもらったが、直後に3失点。3回には犠飛で勝ち越しを許し、5回にも本塁打で失点した。4回1/3で打者24人に対し5安打7失点。エース候補の期待に応えようと奮闘しているが、反省材料の多い登板になってしまった。

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ロッテ球団社長、再編へ積極発言

ロッテ濱本英輔球団社長が11日、あらためて球団として合併の可能性を示した。東京・新宿のロッテ本社で「大きな変革が現れるかもしれない。その変革に乗っからなければならない」と、今後も球界再編に積極的にかかわていくことを明言した。ただし、ダイエーに合併を打診し、断られたという一部報道は「でたらめ、嘘」と否定した。同社長は選手会による12球団2リーグ制維持の動きを「絵をかこうと思って絵の具がなくなってきた時(財政難による球団削減)どうするのか。残った絵の具で最高の絵を描こうと考えるんです」と表現。2リーグ制維持は現実的には無理と指摘し、10球団1リーグ制への移行が得策と示唆した。

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合併反対デモ、都内350人

近鉄応援団の「大阪私設応援団」関東支部の呼び掛けで集まった、球団合併に反対する12球団のファン約350人が11日、都内の日比谷公園を発着して、JR新橋駅で折り返す約2.8キロを50分かけてデモ行進した。思い思いのプラカードを掲げ、サラリーマンらが見つめるオフィス街で「安易な合併反対」と叫んだ。

行進後に行われた反対集会には、民主党の仙谷由人衆議院議員、共産党の小池晃参議院議員ら4議員に、エッセイストえのきどいちろう氏、連合の岡野栄総合企画局総合局長が出席した。仙谷氏は「文化財として育てていく責任感がないのが最大の問題」と球界の体質を批判。超党派の議員連盟「プロ野球の発展を考える会」の発起人として、同会で要請した労組・プロ野球選手会の古田会長の国会への参考人招致については「9月8日(オーナー会議)までに間に合わない可能性がある」と語った。

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「1リーグ制反対」東京で300人デモ行進[ニッカン]

オリックスと近鉄の合併や1リーグ制への移行に抗議しようと、プロ野球の私設応援団やファン約300人が11日午前、東京のオフィス街をデモ行進した。参加者は「ファンを無視するな」「球団存続」と手書きしたプラカードやのぼりを掲げながら、都心の日比谷公園を出発。「球団の合併反対」と何度も声を上げた。主催した近鉄の私設応援団関東支部の塙浩爾さんは「みんなにこの気持ちを分かっていただきたい」と話していた。

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福岡県知事はダイエー存続を求める[ニッカン]

福岡県の麻生渡知事は11日の会見で、合併問題などが取り沙汰されているダイエーについて「ダイエーは球団を保有すると一貫して言っている。その気持ちを尊重したい」と球団存続を求める考えを示した。またダイエー本体の経営再建に関して「金融上の観点ばかりでなく、そこで生活している人達のことや雇用問題なども考えなくてはいけない」と述べ、産業再生機構の活用に懸念を示した。

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ヤクルト・古田選手会長、連合の笹森清会長と直接会談へ[サンスポ]

労組・日本プロ野球選手会の古田敦也選手が12日、連合の笹森清会長と直接会談することになった。これまでは選手会側の関係者らが接触してきたが、古田が自ら出席する意向を明かし、連合からも発表された。広島戦の試合前に対面が実現する。既に10日には近鉄とオリックスが合併の基本合意書に調印するなど球団削減の動きが加速。待ったをかけたい選手会は、会長自ら連合に協力要請する。

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古田が連合会長と会談[ニッカン]

近鉄・オリックスなどの合併問題で、労働組合・プロ野球選手会の古田敦也会長が12日午前に連合本部(東京都千代田区)を訪れ、笹森清連合会長と会談することが11日、明らかになった。古田会長はこの日「現状を会長に説明することになると思います」と話した。連合は選手会を全面支援することを既に表明しており、古田会長はコミッショナー提訴やスト権確立などについて支援要請するとみられる。

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合併もう1組はダイエー再建計画次第[報知]

◇堤オーナーが示唆

西武・堤義明オーナーは11日、13日から長野・軽井沢町で行われる「NEC軽井沢ゴルフトーナメント」の前夜祭に大会名誉会長として出席。7月7日のオーナー会議以来、球界再編問題に関して初めて発言したが、今後の見通しついては明言を避けた。

堤オーナーは前回のオーナー会議でオリックス・近鉄に続き「もう1つの合併が進行中」と発言。だが、そのペアリングについては言及しなかった。この日、「もう1つの合併はダイエーとロッテで進んでいるのか」という問いに対し、「どうなんだろうね」とコメント。「変わったことはない。難しい話はちょっといい」と合併話が思うような進展を見せていないことをにおわせた。さらに、ダイエー本体がUFJ銀行など主力3行から産業再生機構を活用するよう正式に通告されたことについても触れ、「我々のところよりも向こうの方(を取材した方がいい)。それが正解じゃないか」とダイエー再建計画が今後に大きな意味を持っていることを示唆した。

◇古田会長12日に連合会長と会談

労組・日本プロ野球選手会の古田敦也会長が12日に東京・千代田区内の連合本部を訪問。笹森清会長と会談する。近鉄、オリックス合併の凍結、2リーグ制の維持などを訴えている選手会に対して、連合は全面支援を表明している。古田会長はスト権の確立や根来泰周コミッショナーへの提訴について支援を要請する方針だが、経営者=オーナー側に対して徹底抗戦を示すことになりそうだ。

「色々な話が聞けるのではと思っている。アドバイスをいただけるのではないでしょうか。貴重な話が聞けると思っています」古田会長は笹森会長との会談が有意義なものになると断言した。10日には近鉄、オリックス両球団が合併の基本合意書に調印したが、これについては「今日改めて言うことはない」と憮然とした表情で答え、不快感を示した。提訴については、早ければ今週中にも手続きを取る方針だったが、根来コミッショナーらが不在のため、週明けの16日以降に変更した。

◇ロッテ球団社長が報道を否定

ロッテ・濱本英輔球団社長が東京・西新宿の同本社で会見し、ダイエーに合併の打診を断られたとする報道を否定した。「出鱈目なこと、うそ、不確実なことを認めろと言われてどう思いますか。もちろん否定です」と話した。ロッテの具体的な動きについてはコメントを避けたが、「おそらく関係者のだれもが12球団2リーグができれば1番いいとは思っているが、経営上、文化活動の余力がなくなったとき、残された経済力でどんな文化活動をするかということ」と話し、球団経営の悪化が1リーグ制移行の要因であることを強調した。

◇合併合意の選手説明は来月8日

近鉄・足立圭亮球団代表は9月8日のオーナー会議後に、オリックスとの合併に関する基本合意書に調印したことを、選手に説明する意向を示した。この日、遠征先の千葉に入った同代表は「(調印は電鉄)本社に任せているから」としながらも、ナインへの説明時期については「オーナー会議で承認されるまで(進行具合などを)説明することはない」との方針を明かした。

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