わたしはかもめ2004年鴎の便り(8月)

便

8月18日

西武1−6千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテは連勝で借金を4に減らた。1点を先制したロッテは2回、西岡の5号2ラン、堀の11号ソロと二者連続となるホームランで3点を追加すると、5回には去年の4/1以来となる垣内の1号ソロで加点した。7回に代打・小関の適時打で西武に1点を返されるが、ロッテ先発・小林宏は7回を5安打1失点に抑え7勝目、西武ドームでは初勝利となった。

123456789R
千葉ロッテ1300100106
西武0000001001
小林宏
「蒸し暑かったですね。最悪ですよ。汗をかかない方なんですが、今日はマウンドでポタポタと汗が落ちてました。でも、好投していたのでアンダーシャツは替えませんでした。ちょっと前まで酷かったけれど、もう大丈夫。大崩れしないと思っています。矯正した肩の動きをマウンドでも考えながら投げています。2ケタ勝ちたいですね。」
垣内
「やっと大きいのが出たね。良かったよ。猛打賞?猛打賞も相当前のこと。いつだったか忘れた(笑)。サイクル安打はちょっと頭をよぎったけれど、ヒットや本塁打が残っているんなら狙ったかもしれないけれど、三塁打が残ったからね。出る訳がない(笑)。」
「4安打といっても、最後の内野安打は当たりも悪くラッキーだった。とにかく、数字を追っかけるときつくなるから、数字は考えないでやっていますよ。毎年、この時期に上がってくる(笑)。暑いほうが体の動きは良くなるからいいね。この年になると、アップしなくていいから体が動くから。今年はプレーオフという目標がある違う気持ち。今日の勝ちは大きいね。もう残り負けられないよ。」

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ボビー采配的中!先発6人替え快勝[ニッカン]

バレンタイン監督の大胆な打線組み替えがピシャリはまってロッテが西武に連勝した。これで借金4。3位日本ハムに1.5ゲーム差で離れない。「勝ちにいける、と組んだオーダーなんだ」としてやったりの表情だった。

前日(17日)から9人中6人を入れ替えた。初芝、今江の昇格組は即スタメン。同じ打順、名前は2番の堀1人だけだった。その堀が1発を含む4安打2打点と奮闘すれば、2年目西岡は5号2ラン。堀が言う。「前の打者(西岡)が打つから、気楽に打てたよ」。垣内が3安打、初芝も2安打を放ち起用に応えた。バレンタイン監督は「ベテランが仕事をしてくれたし、ヤングマンも貢献してくれた」と選手を褒め称えた。

10日から始まった9連戦は、延長戦が3試合もありながら6勝3敗で戦い終えた。バレンタイン監督は、19日を完全オフにして選手をリフレッシュさせ、20日からは首位ダイエーに挑む。

◇小林宏汗の7勝

小林宏が7勝目を挙げた。低めを丁寧に突く投球で7回を被安打5の1失点。「球を話すポイントを常に意識して投げた。本当は完投したかったけど、腕がつりそうだったんで」と振り返った。猛暑の中、ゲンをかついでアンダーシャツを替えずに113球を投げた。「ぜひ2ケタ勝ちたいですね」。2年連続の10勝も見えてきた。

垣内
「初球と同じ球が(3球目に)きたんで狙いました。やっと大きいのが1本出てよかったよ。」(古巣の西武ドームで今季1号)

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ロッテ、ベテラントリオで連勝[スポニチ]

ロッテのベテラントリオがチームを連勝に導いた。初回に35歳の堀、37歳の初芝の連打で一、三塁とし、ベニーの三ゴロの間に1点を先制。2回には堀が右越え11号ソロ、5回には34歳の垣内が古巣相手に今季1号ソロを左中間に叩き込み、西武を突き放した。

この日4安打をマークした堀は笑顔満開。「今年はプレーオフがあるからそれを目指して、気持ちが切れないようにやっている」と言葉こそ冷静だったものの、その裏にはプレーオフ出場への強い意欲が溢れていた。チーム12安打のうち実に3人で9安打。バレンタイン監督も「ベテランがしっかりと仕事をしてくれた」と目を細めた。これで10日からの9連戦を6勝3敗で終了。3位の日本ハムと1.5ゲーム差は変わらないが、価値ある1勝となった。

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堀11号含む4安打!ベテラン勢がハッスル[サンスポ]

35歳のベテラン堀が11号を含む4安打2打点に「プレーオフという目標があるので、気持ちが切れないのがいいんでしょう」。この日は垣内、初芝が3人合わせて106歳で計9安打とベテラン勢がハッスル。バレンタイン監督は「ベテランがしっかり仕事をして、若手もそれに乗って活躍してくれた」と評価していた。

垣内
「やっと大きいのが出てよかったよ。」(今季1号)
小林宏
「球を低めに集めるよう心がけた。なんとか2ケタ勝ちたいですね。」(7回1失点で7勝目)

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ロッテ、ベテランで快勝プレーオフへ執念[報知]

ロッテがプレーオフラインの3位浮上へ、2位・西武に勝ち越して勢いをつけた。4時間57分と4時間34分の延長死闘で1勝1敗のタイで迎えた3戦目は3時間26分で完勝し、2日間の疲れを一気に吹き飛ばした。バレンタイン監督は「勝ちさえすれば試合の長さは関係ないんだ」と口に入れたガムを勢いよく噛んで、喜びを表現した。

左ふくらはぎ痛から1軍復帰した37歳の初芝が初回、2回と連続安打で元気なところを見せると、35歳の堀は、2試合連続となる11号ソロなど二塁打2本をふくむ4安打。34歳の垣内も5回に左中間に今季初アーチをかけるなど、夏バテに負けずベテランが元気なところを見せた。

「ここまで9連戦(6勝3敗)、よくやった。明日オフで休んで明後日からのホークス戦に臨みたい」と指揮官。3位日本ハムとは1.5ゲーム差のままだが、西武には2カード連続勝ち越して、3位の日本ハムではなく、その上に勝つことで力の差を見せつける。

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「開き直った」小林宏が7勝目[ニッカン]

小林宏が7回1失点の好投で7勝目を挙げた。7回に1点を返され、なお1死満塁のピンチに立ったが、連続三振を奪って窮地を脱した。「開き直るしかなかった。捕手が構えたところに投げるつもりだった」とポイントとなった場面を振り返る。今季、西武戦は勝ち星なしの2敗、防御率6.35だったが、この日は切れのある球を低めに集めた。崩していたフォームを最近修正できたそうで「いまは自分のポイントで球を放すことができている」と話していた。

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ライブドア新球団、9月メドに加盟申請へ[ニッカン]

近鉄球団の買収に名乗りを上げている大手IT総合企業ライブドア(本社=東京新宿区)が19日、都内で会見し、新球団を設立する意向を正式表明する。ドジャース野茂英雄投手がオーナーを務める社会人野球「NOMOベースボールクラブ」(大阪府堺市)を母体とする案も浮上。9月をメドにプロ野球機構への加盟申請の手続きを行う方針で、新球団構想を本格化させる。

ライブドアが、新球団設立に向けて動き出す。19日、新球団を誕生させる意向を表明。球団を運営する新会社を設立した上で、9月をメドに日本野球機構に加盟申請の手続きを行う方針を固めた。6月下旬に近鉄協議が調印に至るなど、買収交渉は難航していた。そんな状況下、ライブドア堀江貴文社長は5日、自民党大阪府議団を前に「新チームをつくってもいいくらいの気持ちでいる」と発言するなど、新たにプロ野球経営に参画するための手法を模索していた。

球界への参画を実現するにあたっては、ドジャース野茂がオーナーの「NOMOベースボールクラブ」を母体とする可能性も出てきた。同クラブ関係者は「うちはNPO団体で資金繰りが容易ではない。そこでライブドア社に協力を要請した」と説明。今後は野茂の代理人が仲介役となって話し合いを続ける。

ライブドアは、近鉄の買収交渉が厳しくなっていることを認識しているが、正式断念の発表はしない。堀江社長は「ライブドアほど財力があってリスクを恐れない会社はない。うちがやらないと、ほかの会社が球界に入ることなどできない」と参入へ強い意欲を示してきた。新規参入となれば加盟料などの問題も生じてくる。ライブドアの新戦略は、今後の球界再編にも影響を及ぼす。

◇ライブドアの動き

近鉄買収に名乗り
6月30日に堀江社長が東京証券取引所で会見。「一石を投じたい」と新規参入に強い姿勢を見せた。近鉄はすでに拒否したことを明言。
大阪ドーム観戦
7月4日の近鉄−オリックス戦を堀江社長が観戦。右翼スタンドから「堀江コール」も。「ナベツネさんも(オリックスオーナー)宮内さんも1回ここに来て応援して欲しい」とミニ演説。
経営提案書送付
7月12日、近鉄に買収実現に向けた「大阪発・新しい球団経営に関する提案書」を送付したことを公表。球団株式発行によるストックオプション(選手の自社株購入権)、インターネット中継などのアイデアを披露した。
近鉄選手会と初対面
7月13日に「大阪の未来を考える会」で礒部選手会長ら近鉄選手と初同席。
新球団構想
8月5日、大阪府庁での「大阪を本拠地とするプロ野球球団の存続を求める議員連盟」の総会に参加。「買収できないなら最悪、新チームをつくる気持ちでやる」と発言。

◇阪神社長歓迎

阪神野崎球団社長がライブドアの新規参入構想を「歓迎」する意向を示した。「(ライブドアのことは)初耳ですが、12球団で2リーグを維持する方が望ましい。少なくとも(巨人を除く)セの理事の間では新規加盟料を下げるとか、資格審査を設けるとか、入りやすくした方がいいという流れになっている」と話した。午前中には久万オーナーに16日の12球団代表者会議の内容を報告。同オーナーが「パ・リーグは立ち行かないというならば実際の数字を公開してもらわないと」とパ側に苦言を呈していたことを明かした。

◇古田会長は期待

労組・プロ野球選手会の古田会長が、ライブドアの動きに期待を寄せた。19日に、会見を開くことを聞くと「僕も聞いてみたい。周りから(売名行為だとか)言われているのに、色々やってるのは、それだけ本気だからなんでしょう」と、堀江社長の発言に興味を持っているようだった。

◇礒部は困惑

ライブドアの動きを伝え聞いた近鉄選手会の礒部会長は、困惑の色を浮かべた。堀江社長の買収計画を歓迎していたが、新球団へ動き出したとなれば話は別。同社は近鉄の買収を諦めた訳ではないとしているが「新しい球団ができるより僕らは(合併せずに)チームが残ってくれた方がいい」と言葉少なだった。

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ライブドア、NOMOと新球団構想[スポニチ]

近鉄の買収に名乗りを上げているライブドア社の堀江貴文社長が19日、新球団構想についての会見を開く。同社は6月30日に正式に近鉄買収の意向を表明したが近鉄側が拒否。今月10日には近鉄とオリックスが合併の基本合意書に調印し、買収実現が厳しい情勢となったことから、新球団設立の検討に入った。

堀江社長は渡米した際に米大リーグのドジャース・野茂と接触したという情報もあり、野茂が設立した社会人チーム「NOMOベースボールクラブ」に、新球団構想への参加を要請する可能性もある。ライブドア社広報部はこの日「今はお話しできません。明日(19日)堀江(社長)の口から説明させていただきます」と話すにとどまったが、新球団による日本プロ野球機構への加盟申請を検討する同社長の発言が注目される。

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ライブドアが新球団設立!?堀江社長19日に会見[サンスポ]

近鉄球団の買収に名乗りを上げているIT企業「ライブドア」(東京都新宿区)の堀江貴文社長が19日、都内で会見を開く。同社長は今月に入り「(近鉄買収に失敗すれば)新球団を作ってもいい」と語っている上、近鉄とオリックスの合併基本合意書の調印が10日に行われたため、同社が運営する新球団設立構想などの準備が明かされるとみられる。

同社は既に一部社会人チームなどと水面下で交渉しているもようだが、西武・星野好男球団代表は「10球団1リーグで(セ・リーグに)お願いしているところ。それ(新球団参入)ではやっていけない」と疑問を呈した。

阪神・野崎球団社長
「初耳ですが、私は2リーグ派ですから、そういう意味では(球団が)減るよりはいい。加盟料を下げるとか、資格審査をするとか、新しい企業が入りやすくした方がいい。」

◇日本ハム・小嶋オーナー代行「門前払いはしない」

日本ハム・小嶋武士オーナー代行が札幌市内の球団事務所で、ライブドア社の新球団設立への動きについて「門前払いはしない。規約にのっとって検討することになる」と、プロ野球への加盟申請が行われた場合は対応する姿勢をみせた。ただ「米国にも独立リーグはたくさんある」とも話し、実現性には懐疑的な態度を見せた。

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ライブドア新球団作る[報知]

近鉄球団の買収に名乗りを上げていたIT関連企業のライブドア(堀江貴文社長)が、新球団設立の意向のあることが18日、分かった。19日に堀江社長が都内で記者会見を開いて、構想を発表する。

ライブドアはこれまで近鉄に買収を申し入れ、正式に断られながらも断念していなかったが、10日に近鉄がオリックスとの合併に関する基本合意書に調印したため、買収を諦め、新球団設立による12球団での2リーグ存続へと方針転換したものとみられる。新球団の設立を前提に米大リーグ・野茂英雄投手がオーナーを務める社会人チームの「NOMOベースボールクラブ」に参加要請しているという一部報道について、同社広報担当は「報道はこちらが意図したものとは違う」と否定した。同クラブ関係者も「チーム設立の際に、スポンサーの候補として話したことはあるが、新球団云々は全く関係ない」と断言。「野茂も今回の報道をインターネットで知っているかもしれないが、連絡はないし、こちらからするつもりもない」と話した。

◇球宴はあくまで2リーグが前提、三洋電機関係者強調

「SANYO DAY」と銘打ち、日本ハム・ダイエー戦が行われた札幌ドームでイベントを開いた三洋電機関係者が18日、改めて球宴はセ・パの2リーグ制をもとに考えていることを強調した。取材に対応した営業推進部の香山課長は「先日もコメントしましたように、我々はセ・パという形があって初めて“サンヨーオールスター”だと考えております。その考えに変わりはありません」と説明。ライブドアの新規参入という一部報道については「難しい問題ですねえ」と話していた。

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ライブドア新球団設立しプロ野球参入計画[ニッカン]

近鉄球団の買収に名乗りを上げているインターネット関連サービスのライブドアが、新球団を設立してプロ野球参入を計画していることが18日、明らかになった。19日に東京・六本木の本社で記者会見して発表する。近鉄とオリックスの球団合併が明らかになり、ライブドアは6月末に近鉄合併に名乗り出たが、近鉄に拒否された。

ただ、ライブドアが新球団を設立してプロ野球に加わるためには、実行委員会と、オーナー会議で4分の3以上の賛成を得なければいけない。パ・リーグ各球団は1リーグ制移行を希望しておりこの計画が実現する可能性は極めて薄い。また野球協約では加盟料60億円が課される。

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